[イベント]2015.7.6

70店舗目指し拡大中。ちょい飲みコンビニ3号店『cisca 日本橋小舟町店』7/6オープン!

 昨今はクラフトビールの充実もうれしいコンビニエンスストア。さらにちょい飲みも出来る新業態として、2014年9月に1号店をオープンしたミニストップの新業態『cisca(シスカ)』が、7/6(月)に3号店となる『cisca 日本橋小舟町店』(中央区日本橋小舟町4-6)をオープンした。

 3号店の場所はオフィス街である日本橋小舟町。メインストリートからちょっと入った裏道に構えたお店は、これまで都心部に弱かったミニストップが新規参入するにあたりあえて選択。裏道だからこそ抑えられるコストや、「できたて」「健康感」「つながり」をコンセプトに、周辺のオフィスワーカーや都心に暮らす独り暮らしやニューファミリーのニーズに応える。

 従来展開されているコンビニエンスストアのメインターゲットは男性。お酒やタバコの取り扱いが出来ることが売り上げのキーになる。しかしながら、このciscaでは、現状タバコを取り扱ってはおらず、それを逆手に取る形で、ターゲットを女性をメインにし、女性のお客様が望むものをゼロベースで考え、カフェ+デリカテッセン+グロッサリー専門店を機軸に開発。さらに1店舗目、2店舗目でさまざまな実験を重ね、改良しつづけている。

 今回の3号店で、これまでの2店舗には実施していなかった新サービスとして、スタンディングスペースも併設。また、夜のちょい飲みに対応する商品として「アヒージョ」や「トッポギ」をメニューに追加、また、7月下旬より、ランチ需要に向けて「レッドカレー」「グリーンカレー」、「ガッパオ」や「ユッケジャンクッパ」などのエスニック系のお弁当も発売する(1、2号店にも反映予定)。
アヒージョ
 お客様との対話を重視しているというciscaでは、これまでにも「サラダのサイズの見直し」「ちょい飲みスペースでのおつまみの盛りつけサービス」や「缶詰、ソーセージなどのボイルサービス」「イートインスペースの席数増加」「水割りセットの販売」「15時からの生ビール販売」などをお客様の声を基に実現。
おつまみ他

 それ以外にも「国産地ビールやプレミアムビールの拡大」のお客様の声も。
運営する、ミニストップ株式会社代表取締役社長 宮下直行氏に、今後の国産地ビールの取り扱いの拡大について質問した。
ミニストップ宮下社長
「お客様のニーズとして、またciscaの特長としてもとても興味を持っています。もちろん、ブルワリー様サイドの供給量などとのバランスもありなんでも受け入れられるということではありませんが、ciscaに置きたいと思ってくださる先様とのコンタクトは、まだこれからだと思っています」

 今後、今年度上期中には5店舗まで、そして年度内には10店舗のオープンを予定。次の店に行くための、0次会感覚で使える店としてさらに工夫と進化を加えながら、千代田区、港区、中央区を中心に、2017年度中までには70店舗の展開を計画している。

今後の展開にさらに注目したい。

※ 1,2号店紹介記事はこちら

<cisca 日本橋小舟町店>(3号店)
東京都中央区日本橋小舟町4-6
イートイン 27席 (7席に電源あり)
スタンディング 4席(電源あり)

<cisca 日本橋本町店>(1号店)
東京都中央区日本橋本町3-1-8
イートイン 17席(9席に電源あり)

<cisca 神田多町店>(2号店)
東京都千代田区神田多町2-11-2
イートイン 27席(11席に電源あり)

ciscaちょい飲みシスカミニストップ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

宮原 佐研子

ビアジャーナリスト/ライター

ビアLover 宮原佐研子です。 ビールの大好きなトコロは、がぶがぶ飲める、喉ごし最高、大人の苦味、世界中でも昼間でも飲める、 果てしなくいろんな味わいがある、そしてぷはぁ〜っとなれる、コトです。
ライターとして、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)/『じゃらん酒旅BOOK 2023』(リクルート)/『うまいビールの教科書』(宝島社)/『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、ぐるなびグルメサイト ippin キュレーター など

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