[イベント]2016.5.16

海風とビールを楽しむ~ワールド・ビアクルーズリポート

去る4月23日(土)、東京ビアウィーク2016のクライマックスイベントとして、大型船でクルージングしながらビールを楽しむという初の試み「ワールド・ビアクルーズ」が開催されました。私も乗船客の一人として参加してきました。

天候は快晴! 絶好のクルージング日和

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当日は見事な晴天! 絵に描いたようなクルージング日和です。PM0:00から受付を開始すると、集合場所である「青海」駅すぐのお台場パレットタウン桟橋には、続々と参加者がやってきました。さて、“会場”はどこだろう?と周りを見渡していると、沖の方から一艘の大型クルーザーが近づいてきました。

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カッコいい~♪思わずテンションが上がります。スタッフさんたちはAM9:00ごろから準備・積み込み作業を始め、横浜から約2時間かけて東京湾までやってきたとのことです。

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PM0:30を回ったころ乗船がスタート。クルージングを心待ちにしていた人たちが、続々とタラップを渡って200人乗りの大型クルーザーの中に吸い込まれていきます。20~30代の男女が中心でしょうか、お友達グループでの参加が多いようでした。

船内の様子

ワールド・ビアクルーズと銘打ったこのイベントは、AQベボリューションの坂本まどかさんの発案で、東京ビアウィーク2016の実行委員会によって開催されたものです。12インポーター・16ブルワリーから提供される20銘柄のビールが飲み放題という、ビアLover垂涎の催しです。うち6つのインポーターさんは乗船し、サービングもされていました。
ビールリストは前回の事前記事をご参照ください。

オーストラリア/スウェーデン、スイス、アメリカ、フランス、ドイツ、ベルギー、スコットランドという、ヨーロッパとアメリカの個性豊かなブルワリーの銘柄が一度に味わえる機会はなかなか貴重です! 比較的ポピュラーな銘柄から東京ビアウィークのために造られた限定品まで、バリエーション豊かなところも大きな魅力です。

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1階のテーブル席。ゆったりとくつろげる。

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目立つ場所に飾られていたブリュードッグの看板。

船内の様子です。入り口からすぐの1階の客席は4人掛けのテーブル席が数脚とお座敷席。トイレもこの階にあります。

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2階の様子。フロアの両端にサーバーが並んでいます。

サーバー

奥の猩々IPA(Acoustic Ales)は東京ビアウィークのために造られた限定品だ。

2階フロアが本会場。サーバーがずらりと並び、水やおつまみの販売ブースもあります。椅子は置いていないので、皆さんスタンディングで楽しんでいます。

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2階のデッキ。

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2階デッキからさらに屋上へと階段が続く。

もちろんデッキにも出られます。さらに階段を昇ると、屋上スペースにはベンチが並んでいるので、わいわいしゃべりながらくつろぐこともできます。1階でゆったりと座って飲む人、2階のサーバー近くでひたすら飲む人、屋上で自然の風にあたりながら飲む人、行きつ戻りつしながら飲む人……。皆さん思い思いにクルーズを楽しんでいました。

景色をつまみに楽しく乾杯!

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私も途中で屋上に上がってみました。空と海とビールと。気分は最高です!!

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窓の外のレインボーブリッジを間近に見ながら飲むビールもオツですね♪

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工場萌え~♡な方には、こんな風景もビールの良いおつまみでしょうか!?

締めはみんなで乾杯~♪

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“動く会場”で開催された 約2時間の宴。仲間とのおしゃべりや東京湾の風景を堪能しながら存分に楽しんだビアクルーズのラストは、やはり乾杯で締めくくります。

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2階会場で乾杯~♪

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屋上でも乾杯~♪

最高潮のうちに「ワールド・ビアクルーズ」は幕を閉じました。電車や飛行機といった乗り物に乗って、窓の外の景色を楽しみながら飲むビールが何だかおいしく感じるのは言うまでもありませんよね。我が国にはもともと屋形船という文化もあるわけですが、それとも若干趣きは異なり、大型クルーザーでデッキに出て飲むビールは、そこに「外飲み」の魅力も加わるのだなあと、考えてみれば当然のことに気付いた次第です。

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実現までにはいろいろとご苦労があったかと思いますが、またこのイベントが開かれるといいなあと、心から祈ります。お疲れさまでした!

※一部の写真をワールド・ビアクルーズの公式Facebookからお借りしています。
東京ビアウィーク

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

くまざわ ななこ

ビアジャーナリスト/ビアライター

ビールとカレーと小田急線をこよなく愛するライター/エディター。数多くのインタビュー経験を活かして、ビールに携わる人たちの思いを伝えようと邁進中。最近、健康のために始めた「ランニング&ビール」イベントにはまっている。

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