[コラム,ビアバー]2017.2.24

ビール本来の美味さを知ってほしい! 2/26(日)所沢にPerfect Beer Kitchenオープン!

Perfect BeerPerfect Beer Kitchen藤沼正俊氏

昨年8月にクラウドファンディングにて目標を達成し、キッチンカーでビール本来の美味さを広める活動を始めたPerfect Beer(以下、PB)さんが、いよいよ2/26(日)に直営店Perfect Beer Kitchenをオープンします。そこで、代表取締役社長を務める藤沼正俊氏にPBやお店への想いを訊いてきました。

特別なことではなく、当たり前のことをしているだけ

「特別なことをしているわけではないんです」

新店舗について訊く前にPBについて、訊ねるとこのような返事が返ってきました。PBでは4つのことを厳守していると言います。

①樽の管理

「直射日光を避け、涼しい場所で保管します。開栓した樽は3日以内のものだけを使用し、鮮度の高い状態で提供します」

②サーバーの洗浄

「サーバーに汚れが残っているとビールの味が悪くなります。毎日の水通し洗浄、スポンジ通し洗浄、部品の分解洗浄を欠かさずに行ない、サーバーのホース内にビールを残さず、汚れのこびりつきを防いでいます」

③ガス圧

「樽の温度で適切なガス圧は変化します。キリンのビールですと、温度の1/10が適切と言われています。私はそれに樽の温度+0.1~0.2が良いと考えています。温度の管理をしっかりと見極めて設定しています」

④グラスの洗浄・管理

「専用のスポンジを使用して、他の食器の油分が着かないようにします。そして、洗浄後は自然乾燥させます。これはタオルなどで拭いてしまうと、繊維がグラスについてしまい泡持ちが悪くなるなど品質の低下につながってしまうからです」

藤沼氏は徹底した管理下で提供されると「ビールの味が変わる」ということを知ってほしいという強く思っています。しかもそれは「当たり前のことをすればできる」という気持ちからPBを立ち上げたのです。

徹底的に管理された状態から生み出されるビールは視覚的にもとても美しい。※取材時、Perfect Beer Kitchenはまだ工事中であったため、加盟店である麦酒大学さんの協力を得た

管理の甘さで、一生懸命造られた美味しいビールが…

では、どのような思いからPBは生まれたのでしょうか。

「以前、キリンビールマーケティング株式会社で仕事をしていました。そこで、正しく洗浄されていないサーバーが多くあることがわかりました。せっかく一生懸命ブルワーさんたちが造ったビールを正しく洗浄されていないサーバーを通ることで、劣化した状態になって提供されることがとてももったいないと思っていました。そして、その味が銘柄の味だと思われてしまうという現状をどうにかしたいというのがきっかけでした」

「品質の違いでビールの味が変わる事を殆どの方が知りません。だから自分が違う形で示していかないとこの現状は変わらないと思ったのです」

ビール、グラスが良い状態だと現れるエンジェルリング。これが見られることは良い状態で提供されている条件の1つと言える

所沢から埼玉を日常的に美味しいビールが飲める地域に!

PB初の直営店、Perfect Beer Kitchenは西武鉄道所沢駅西口から約5分です。所沢は数年前に所沢ビールが、今春にはビール工房所沢が醸造を開始予定と、新たなビールの街として期待が膨らむ地域です。

「私自身も県内に居住をしています。なので、埼玉をもっと日常的に美味しいビールが飲める地域にしていきたいと思いました。所沢を選んだ理由は伸びしろがあると感じたからです」

店舗の先は住宅が多くなる地域なのですが、それもこの場所を選んだ理由の1つだと言います。

「繁華街のなかでやるよりも住宅街に近いところでお店を開くことで、日常的に使ってほしいと思っています」

仕事帰りに家に帰る前に立ち寄ったり、仲間内で盛り上がったり、休日にのんびり過ごしたりと普段の生活のなかで、美味しいビールを味わってほしいと考えています。

取材時はまだ店舗は工事中。1Fは立ち飲みスペース。ロフトは座れるスペースを設ける予定だ。

5種類のPBが飲めちゃいます!

用意される基本ビールはハートランド、一番搾りスタウト、ハーフ&ハーフ、オリジナルブレンドの4種類と樽替わりで提供していくビールが1種類の計5種類になります。

気になったのはオリジナルブレンドです。

「これは泡だけ一番搾りスタウトというビールです。別名を『オーロラビール』と言います。スタウトの泡が下がっていく姿がオーロラのように見えることからそう呼ばれています」

今回の取材では、店舗にサーバーが設置される前であったため、オーロラビールを見ることはできませんでした。ぜひ、オープンしたら見てみてほしいと思います。

クラフトビールの取り扱いも気になるので、訊いてみました。

「クラフトビールはビールによってベストで提供できる状態が違うので、今は考えていません。でも、私が好きなあのビールはやるかもしれませんね(笑)」

まずは藤沼氏が自信をもって提供できるビールから始めていくとのことです。好きなビールが何なのかはお店に行った際に訊いてみてください。

フードは炭火焼メニューをメインにイートグッドな料理も登場!

Perfect Beer Kitchenではフードにもこだわっています。

「メインは炭火焼です。私が以前住んでいた網走から直送してもらった和牛を提供します。その他には黒ビールカレーやビール煮込み、ビアフライドチキンなどビール屋ならではのメニューをたくさん用意しましたので楽しみにしていてください」

また、「食を通じて社会貢献をしよう!」というイートグッドという考えに基づいたフードも提供されます。

ロフトフロアにいると調理しているところを見ることができるので、「あの料理、自分も食べたいな」という気分になってしまうのではないでしょうか。

ロフトは隠れ家的な雰囲気。窓が大きいので、周辺の景色が見られるので、おススメ。

当たり前の品質管理による美味しいビールが、より良いビール文化が育んでいくと思います。その想いをのせて、2/26(日)Perfect Beer Kitchenいよいよオープンです。

取材時は友人(左)、そして奥様(中)もいらしてくれた。多くの人の想いを乗せて、Perfect Beer Kitchenがスタートする!

Special Thanks 麦酒大学様

 

◆Perfect Beer Kitchen Data

住所:埼玉県所沢市東町13-29 H-CUBE 2D

電話:090-8875-7742 お問い合わせは代表藤沼氏へ

E-mail:f.masatoshi@perfect-beer-inc.com

Facebook:https://www.facebook.com/perfectbeermalt/?fref=ts

営業時間:10:00〜23:00

席数::カウンター9席 ロフト・ソファー 6席

アクセス:西武池袋線・西武新宿線所沢駅西口徒歩5分

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※記事に掲載されている店舗のメニューや営業時間、イベント内容などの情報は予告なしに変更される場合があります。店舗のホームページやイベントの告知ページなどをご確認の上、ご来店・ご来場くださいますようお願い申し上げます。

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05007木暮 亮

この記事を書いたひと

木暮 亮

ビアジャーナリスト

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは2000種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

当HPにて、「ブルワリーレポート」「うちの逸品いかがですか?」「Beerに惹かれたものたち」「ビール誕生秘話」「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

【メディア出演】
テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」

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