[コラム]2022.10.8

もりあきのお勧めベルギービール(ホワイトビール編)

はじめに

私がお勧めしたいベルギービール。今回は、ホワイトビールを紹介したいと思います。
ホワイトビールとは、大麦麦芽と小麦のほかに、オレンジピールやコリアンダーを使ったベルギーの小麦ビールの総称です。1965年にピエール・セリスによって復活された後、各地で人気を博し、他地域の醸造所でも造られるようになりました。
代表的なホワイトビールは、「ヒューガルデンホワイト」や「ヴェデット・エクストラホワイト 」等があります。
今回はそれ以外で、もりあきのお勧めベルギービールとしてホワイトビールを3点紹介したいと思います。写真は過去のものもありますのでご了承下さい。

ベネットエクストラホワイト

ホワイトビール

ブロンシュスーパー8

このビールは、「ワールド・ビア・アワード2017」で金賞を受賞しているビールで、「ミスティックホワイト」の後継者として造られたビールです。
「ミスティックホワイト」は、ミスティックシリーズの「チェリー」・「ピーチ」・「ラドラー」の基礎ビールでした。フルーツと混ぜ合わせるためホワイトビールとしては、少しインパクトが弱かったと思います。その分、個人的には「ミスティックホワイト」は非常に飲みやすく好みでした。現在は、「ミスティックホワイト」は販売されてはいませんが、ミスティックシリーズのフルーツビールの基礎ビールとして造られているそうです。
さて、この「ブロンシュスーパー8」は「ミスティックホワイト」の香りと味を強く出したビールです。しかし、全体的には、他のホワイトビールと違うマイルドで優しく少し甘めの味は「ミスティックホワイト」につながる物があると感じます。

左ミスティックホワイト 右ブロンシュスーパー8

ワトウズ・ヴィット

このビールは、苦味が弱い上、小麦独特のリンゴ、洋ナシ、バナナのようなフルーティな香りとコリアンダーやオレンジピールなどのスパイシーな香りが特徴的なビールです。特に夏場喉の渇きを癒すのに最適なリフレッシュビールです。ビールの量も250mlと少なめです。最初の1杯に丁度いいビールです。

ワトウズ・ヴィット

セリス・ホワイト

このビールは、ベルギーのホワイトビールを復活させたピエール・セリス氏が造ったビールです。
ピエール・セリス氏が、2011年に死去後は娘のクリスティーヌ・セリス氏により、セリス醸造所がアメリカで再興しました。
「セリス・ホワイト」はピエール・セリス氏のレシピとクリスティーヌ・セリス氏のレシピが違います。
現在はクリスティーヌ・セリス氏のレシピによってアメリカで造られた「セリス・ホワイト」が日本に入荷されています。
ピエール・セリス氏の造った「セリス・ホワイト」は造っていませんが、彼が最後に手がけたセント・ベルナルデュス醸造所の「セント・ベルナルデュス・ホワイト」は、現在でも飲む事が出来ます。
さて、現在の「セリス・ホワイト」は、小麦の他にオート麦を使用いるので、ピエール・セリスが手がけたビールより完成度(ホワイトビールに昔はオート麦も使用されていた)が高くなっています。
香りは、乳酸系と酵母の混ざった香りと、洗練されたフルーティな香りがします。
泡から感じるほど、ハッキリとしたレモンの様な柑橘系の酸味が感じられ、アルコール感はほとんどありません。爽快な口当たりと喉越しでついつい止まらなくなる美味しさです。是非お試しください。

左ベルギー 右アメリカ

さいごに

今回紹介したほかにもたくさんのホワイトビールがあります。パーテル リーヴェン・ヴィット、グリセット ブロンシュ、シュフ・ブロンシュ、コルセンドンク・ブロンシュ、ローマン・ブランシュ、ルプルス・ブランシェ等まだまだ沢山あります。是非お試し下さい。次回は「レッドビール編」をまとめてみたいと思います。

左グリセット ブロンシュ  右パーテル リーヴェン・ヴィット

関連
ベルギーのフルーツビールを楽しもう

参考文献および引用文献サイト

ユーラシア・トレーディング
ベルギービールJapan
酒のたなか

グリセット ブロンシュコルセンドンク・ブロンシュシュフ・ブロンシュセリス・ホワイトセント・ベルナルデュス・ホワイトパーテル リーヴェン・ヴィットヒューガルデンホワイトブロンシュスーパー8ベルギービールホワイトビールルプルス・ブランシェローマン・ブランシュワトウズ・ヴィットヴェデット・エクストラホワイト
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

この記事を書いたひと

もりあき(モリテツアキ)

ビアジャーナリスト

1968年1月福島県で生まれ現在北海道余市郡に在住。ロシア人と国際結婚(妻は現在帰化)。
佛教大学卒業後社会福祉士の資格を取り地元の特別養護老人ホームの管理者を行いながら実家の事業の1つである農業を手伝っている。
ビールはベルギービールを飲むのが主で、たまに道内のクラフトビールやエビスビールを飲む。特にベルギービールは専用グラスで飲むようにしている。
現在の活動は、Facebookで北海道ベルギービール愛好会の立ち上げ、道内でベルギービールが飲める飲食店や購入できるお店や自分の飲んだビールの紹介をしている。
又、産物のハネ品(サクランボ等)からビールを作るプロジェクトを2020年立ち上げ、ハネ品(規格外、交配用、完熟、微量な傷等)を対象にビールの副原料として使い数年かけて検証していく。
今後の取り組みとして現在の活動の他、ベルギービール(道内のクラフトビールを含む)の紹介や考察を書いていきたい。
また、2022年11月23日にベルギービールのランビックビールに特化したフェイスブックを立ち上げた。これは、自身の勉強と今後1つのビールスタイルに愛着を持つ者同士のグループができるとの予測から取り組んでみたいと感じたからである。

北海道ベルギービール愛好会
https://www.facebook.com/groups/1586818794929083
ランビック愛好会
https://www.facebook.com/groups/672595961169437

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