[コラム,テイスティング]2023.4.5

【季節のお菓子とビールで愉しむ】3〜4月 キャロットケーキ

ビール好きの皆さま、まもなくイースターですね。
イースター(復活祭)とはイエス・キリストが処刑された3日後に復活したことを祝うキリスト教のお祭りです。キリスト教圏ではクリスマスより大切な日とされていることが多く、日本でも近年はテーマパークなどをはじめイベントとして取りあげられるようになってきました。
イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」とされるため年によって日付が変わる移動祝日です。2023年は4月9日(西方教会:主に西ヨーロッパ)または4月16日(東方教会:中東・ギリシャ・東ヨーロッパなど)です。

西ヨーロッパでのイースターのシンボル「うさぎ」にちなんだキャロットケーキのレシピと共にペアリングをご紹介します。

3月から4月のお菓子:キャロットケーキ

キャロットケーキとは

キャロットケーキ(Carrot Cake)のレシピはさまざまですが、イースター用にはたまごを模したチョコレート菓子や、ひよこやうさぎの飾りを載せることが多いです。
たまごやひよこは動かないもの(たまご)から命(ひよこ)が生まれることから、死と復活の象徴とされており、うさぎは多産のため豊穣の象徴とのことです。

今回は生地にはナッツ等を入れずシンプルにし、クリームチーズペーストとマジパンペーストで作ったミニにんじんでデコレーションしました。
市販の飾りを活用したり、チョコペンで絵を描くのも楽しいと思います。ぜひお試しください。
また今回は小さい型で作りましたが、15〜18cmの型でまとめて焼くのもOKです。少し焼き上がりに時間がかかるかもしれないので、こまめに確認をしてくださいね。

材料 径6cmマフィン型6個分

にんじん 100g(小さめ1本)
卵 小2個
てんさい糖(またはきび砂糖、三温糖、ブラウンシュガーなど)50g
塩 ひとつまみ
サラダ油 50ml
薄力粉 75g
重曹 小さじ1/2
シナモン 小さじ1/2
カルダモン 小さじ1/2

デコレーション用
クリームチーズペースト(市販品)適量
マジパンペースト適量
にんじんすりおろし汁、抹茶 各少々

作り方

  1. にんじんをすりおろす。
  2. ボウルに卵をときほぐし、三温糖を加えてハンドミキサーで白っぽくなるまで泡立てる。
  3. サラダ油を加え、さらに2分ほどハンドミキサーで泡立てる。
  4. すりおろしておいたにんじんを加え、ゴムべらでざっと混ぜる。
  5. 薄力粉、重曹、シナモン、カルダモンを合わせてふるい、3に混ぜる。
  6. オーブンを180℃で予熱する。
  7. 型にマフィンケースを敷き、生地を流し込む。
  8. 180℃のオーブンで30〜35分焼く。竹串を中心に刺して、生地がついてこなければ焼き上がり。
  9. 完全に冷めてからデコレーションをする。
    市販のクリームチーズペーストを表面に塗る。
  10. 市販のマジパンペーストににんじんのすりおろし汁と抹茶をそれぞれ入れ、混ぜてミニにんじんを形作る。
  11. ケーキの上に乗せて完成。

ペアリング

こちらのレシピはシナモンとカルダモンによって結構スパイシーなケーキです。
さて、どんなビールと合わせましょうか。

ベアレン ザ・デイ ジャパニーズシトラスラガー

にんじんには柑橘系の酸味が合うため、大分産かぼすを使用したこちらを合わせてみました。

ビールの味は想像していたより酸っぱさがマイルドです。かぼすの香りとともにホップを感じて豊かな風味でした。
ケーキと一緒に口に含むと、その酸味と香りによってにんじんの甘さが引き立ちます。
こちらのビールと合わせる場合はケーキにレーズンなどのドライフルーツが入っていてもおもしろいかもしれないと思いました。キャロットラペ(細切りにんじんのサラダ)によくレーズンが入っていることからの連想でしょうか。

僕ビール、君ビール

このケーキは素朴な土台の味にデコレーションのクリームチーズペーストが濃厚さを加えています。クリームチーズに着目して、セゾンスタイルを合わせてみました。

やはりにんじんとレモンの風味はよく合います。加えてスパイス感ともマッチしていると感じます。クリームチーズ部分は、予想外にビールの苦味がチーズのこってりした旨味を引き出していました。

日曜の午後をお菓子とビールでゆったり過ごすのにぴったりです。

いかがでしたでしょうか?
それではみなさま、よきビールライフをお過ごしください!

お菓子ペアリングキャロットケーキレシピ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

ヤマモト ニコ

ビアジャーナリスト/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/AFP

東京都生まれ、埼玉県育ち、神奈川県在住。
外資系金融会社に勤務し研修企画や講師を担当しながら、二足めの草鞋を履いています。

サウナ・スパ健康アドバイザーの資格も持っているサウナ好き。
サウナ後のビールを美味しく飲むために、経済と健康を考えていきます。

落語、能、歌舞伎といった古典芸能も好きで、上野、池袋、隼町、千駄ヶ谷などに出没中。

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