[イベント]2025.10.9

オリジナルTシャツも登場!10/12、10/19の東京・江戸川区開催2大秋まつりを『ともにびーる』でenjoyしよう!

全国で秋まつりが真っ盛りだ。今夏の新イベントでたくさんの人に飲まれた江戸川区新プロジェクトビール『ともにびーる』が、区の恒例秋イベントをさらに盛り上げようと、10/12(日)の「第48回江戸川区民まつり」、10/19(日)の「第50回葛西まつり」に再登場する。

改めて『ともにびーる』とは?

『ともにびーる』とは、江戸川区が本格的にオリジナルビール醸造に取り組む「Edogawa Beer Project」の公式ビアブランドだ。江戸川区の福祉とこどもたちのために役立ててほしい、という区民の寄付をきっかけに、江戸川区が長年抱えてきた障害者や引きこもりの人たちなどの雇用創出という問題解決を目指して立ち上がったプロジェクトは、今夏から活動が始まっている。

プロジェクトの詳細はこちらの記事もご覧ください↓
東京・江戸川区がビール造りへ本格参戦!まずは江戸川区花火大会場外で販売実施!!

10月開催の2イベントで飲める場所はこちら!

8月開催の「BEER FESTともにびーるまつり2025〜きんぎょスペシャル〜」では、始まるや否や販売ブースに長い列ができた『ともにびーる』。想像以上の人気に途中樽が足りなくなり、30分ほどの樽替時間には整理券を発行するほど、初開催の1日で計14樽が完売となった。

『ともにびーる』を買うお客様の列がなかなか途切れず、嬉しい悲鳴となった


オリジナルビールの開発は来年以降の取り組みとなり、提供ビールはプロジェクトメンバーであるオリオンビールの『オリオンザ・ドラフト』だが、提供のカップは、江戸川区在住のビニールテープワークアーティストの松浦萌さんの作品と、就労継続支援A・B型事業所EARTH BASEとB型事業所エルムワークメイトの皆さんの制作で完成したオリジナルカップだ。手に取ると、そのカップには込められた思いがこれでもかと溢れている。

スリーブには開発に至るストーリー、可愛いステッカーやQRコードなど仕掛けが満載


「ぜひ実物を手にとって、ビールとともに味わってもらいたいです」と江戸川区障害者福祉課就労サポート係の三田さん。

10/12(日)「第48回江戸川区民まつり」の『ともにびーる』販売場所

■ブースSPOT:物産ひろば横 バザーコーナー(オレンジ★ マーク)

10/19(日)「第50回葛西まつり」の『ともにびーる』販売場所

■ブースSPOT:緑の広場(オレンジ★ マーク)

■『ともにびーる』販売価格:600円(16oz)
<合わせてつまみたい!オススメおつまみ>
★笠原製菓 EDOGAWA CRAFT SENBEI 
 黒ごま醤油・薄焼き醤油・きり海苔・梅ザラメ・バター醤油・黒コショー 等(仕入れ状況により種類は変動) 250〜300円
★フランクフルト 1本400円(10/12 江戸川区民まつりのみ)

江戸川区で作る笠原製菓EDOGAWA CRAFT SENBEI

ともにびーるまつりで話題となったTシャツがいよいよ発売に!

プロジェクトが目指すストーリーに大いなる魅力のある『ともにびーる』だが、このビールを表現するイラストやロゴデザインには、どこか無邪気な子供の笑顔のような親しみやすさがあり、このブランドの魅力を演出している。
8月開催の「BEER FESTともにびーるまつり2025〜きんぎょスペシャル〜」は、そんなロゴやイラストを使ったポスターの効果でポスターを目に留めたり、チラシを手に取る人も多く、そして、イベント当日のスタッフTシャツも、「販売していないのですか?」という問い合わせも多数あったため、今回の秋のイベント会場で販売開始することとなった。

ビールグラスの画像を見て、松浦さんが仕上げたイラスト。『ともにびーる』の文字やロゴデザインも全て彼女の作品で、レイアウトはプロジェクトをともに盛り上げる東京藝術大学による


■販売場所:それぞれの会場の『ともにびーる』販売場所にて
■販売価格(税込):
①ドライタイプ 2,500円、
②プレミアムコットン(綿100%)3,000円 
■バリエーション: 
色:紺色ベースのみ
サイズ展開:XS・S・M・L・XL(いずれもユニセックス)

Tシャツイラストを手がけるアーティスト松浦萌さん紹介

ひと目見ただけでその魅力に思わず笑顔になるイラスト。それを生み出しているのが、今回のプロジェクトのアートを担当する、自閉症のあるアーティスト 松浦萌さんだ。

色とりどりのビニールテープをカットして作品を創りだす、松浦萌さん(右)「出来上がったTシャツを嬉しそうに着ています。本人も満足のようです」と萌さんのお母様


3~4歳の頃、猫の絵のひげにガムテープを切って貼っていたことをきっかけに、母が探してきた12色のビニールテープで色々な作品を作り始め、ビニールテープワークとして、EDOGAWA Beer Projectにおける様々なロゴやTシャツのデザインを手掛ることとなった。

下書きせずにフリーでハサミでカットし、それを組み合わせて創り上げるアート。テープ幅のサイズで作るため、実物は5cm程度の大きさとなる


このほかにも、江戸川の風情(桜・トンボ・金魚)をモチーフに盛り込んだ、「ビニールテープワーク 萌フォント」も制作。
このフォントは、以下のサイトから無料でダウンロードできる。
エドフォントービニールテープワーク 萌フォント

また、10/17からは江戸川区内で作品展も開催予定。プロジェクトアートの紹介などを展示紹介する。

【松浦萌さん作品展・開催概要】
松浦萌 ~ありがとう展~(仮)
■日程:2025年10月17日(金)~11月24日(月・祝)
■時間:9:00〜17:00
■場所:文化スポーツプラザ3F あーとコモンズSumi-Co(すみっこ)
    ホワイトギャラリー (江戸川区松島2-16-20
■入場:無料
■休館:会期中休館無し
■展示内容:
 ・ビニールテープアートの作品
 ・ともにびーるプロジェクト紹介展示 など

夏のイベントのポスターやチラシで登場した作品。文字もビールも金魚も全てビニールテープワークで出来上がっている

2大イベントのここも楽しみたい!

「第48回江戸川区民まつり」の注目イベント

・江戸川・ホノルルフェスティバル 同時開催
今回は、例年葛西臨海公園で開催していた「江戸川・ホノルルフェスティバル」が区民まつりで実施される。姉妹都市ホノルル市のハワイ文化を体感できるイベントでは、ハワイの伝統的なスタイルで行うオープニングセレモニーやフラのステージ、ハワイ雑貨やハワイアンフードも登場し、ハワイ気分にたっぷり浸れる。
・着ぐるみを着て走るティラノサウルスレース
我こそは、という猛者はぜひ参加してほしいレース(参加申し込み:10/8締切)
申込詳細ページへ
・岩手県大船渡漁港で水揚げされたばかり焼きたてのさんま
大船渡から4千尾のさんまが直送され、盛大に焼き立てを楽しめる(予定)

「第50回葛西まつり」注目イベント

様々なプログラムが多数開催されているので、会場を巡りながら楽しみたい。

開催概要

「第48回江戸川区民まつり」

■日時: 2025年10月12日(日)9:00~16:00(雨天実施)
■場所: 都立篠崎公園(江戸川区上篠崎1丁目25番1号)
■入場料:無料
■問合せ:第48回江戸川区民まつり実行委員会事務局
(区生活振興部地域振興課コミュニティ係内 電話:03-5662-0515)
■公式HP:第48回江戸川区民まつりホームページ

「第50回葛西まつり」

■日時: 2025年10月19日(日)9:30~15:30(雨天一部中止)
■場所: 葛西区民館周辺(江戸川区中葛西3丁目10番1号)
■入場料:無料
■問合せ:葛西まつり実行委員会事務局
(葛西事務所地域サービス係 電話:03-3688-0434)
■公式HP:第50回葛西まつりホームページ

※記事中の価格表示は全て税込価格

ともにびーるオリオンビール東京藝術大学江戸川区民まつり葛西まつり

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

宮原 佐研子

ビアジャーナリスト/ライター

ビアLover 宮原佐研子です。 ビールの大好きなトコロは、がぶがぶ飲める、喉ごし最高、大人の苦味、世界中でも昼間でも飲める、 果てしなくいろんな味わいがある、そしてぷはぁ〜っとなれる、コトです。
ライターとして、書籍『全国203ブルワリー集合!ビアEXPO公式本 日本のクラフトビール巡り』/書籍『園田智子のテッパンおつまみ』/雑誌『ビール王国』(ワイン王国)/『じゃらん酒旅BOOK』(リクルート)/『うまいビールの教科書』(宝島社)/『クラフトビールの図鑑』(マイナビ) など

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