[イベント]2016.6.11

クラフトビール×キャッチコピー 小づくりのクラフトビール角打ち交流会「クラカク」に参加してみた!

クラカク平野屋神泉町角打ち

渋谷区にある平野屋酒店さん。ここではベルギービールをはじめ、世界のビールがボトルで100種類以上購入できるうえにその場で飲むことができてしまう角打ちができるお店です。

この平野屋酒店さんでは月に1度、「クラカク」というイベントが開催されているのをご存知でしょうか?今回は「クラカク♯27」に参加してきましたのでレポートします。

平野屋酒店は京王井の頭線神泉駅より徒歩4分。明治40年創業の歴史ある酒屋だ

平野屋酒店は京王井の頭線神泉駅より徒歩4分。明治40年創業の歴史ある酒屋だ

気軽に1本のビールを通して交流する

「クラカク」はその名前の通り、クラフトビール角打ち交流会の愛称です。企画者は髙山伸夫氏。広告業をしている髙山氏は、「立ち飲みのような場所で、気軽に、ビールは好きだけど詳しいことは分からないという、いわば周辺にいる人たちと同じ銘柄のビールを飲むことを通して交流したい」と思ったことがきっかけだったということです。「クラカク」は月1回開催。今回で27回目になり、3年目に入っています。「最初は寂しい感じ」だったこのイベントも、回数を重ねた今では新潟県からの参加者もいるとか。

平野屋酒店さんを会場に選んだ理由は、平野屋酒店さんがリニューアル直後で、若き五代目店主・平野明良氏がまさにこの店に情熱を注ごうとしていたそのほとばしりのようなものを髙山氏が感じたことが大きいそうです。「彼なら、クラカクをいっしょに楽しんでくれるような気がしました」。お店の雰囲気もいわゆるオジサンよりの角打ちとは違い、ブラッセルズで修行したことを生かしたベルギービール推しのおしゃれなもの。いろいろな人が参加しやすいイベントにできそうだと相談したのが始まりだそうです。

左から髙山氏、平野氏、ナガノ・トレーディング中川氏

左から髙山氏、平野氏、ナガノトレーディング中川氏

テーマビールを通して、交流が深まる!

毎月異なるテーマビール(1回1種類)が選定されます。参加者はそのビールを眺めたり飲んだりしながら、感想を披露し合います。一人で黙々と考えるのではなく、「けっこう酸っぱい」、「ええ?、そんな感じしない」、「オリーブに合う」、「私はチーズの方がいい」などと交流しながら、自分の中でイメージを固めていきます。発表タイムでは、1人1人みんなの前でプレゼンテーション!ダジャレで笑いを取る人もいれば、言い得て妙なコピーをつくりあげる人も!

実際に参加してみると各自がバラバラでイメージを考えるのではなく、参加者たちで各々の意見を出し合いながら和気あいあいと進行していくので、気がつけば初対面同士でも仲良くなってしまっているところも「クラカク」の魅力です。今回のメンバーは私も含め、ほとんどの人が初参加という会でしたが、あっという間に仲良くなれました。

意見を出し合いながらオリジナルのキャッチコピーを考えるのが楽しい!

意見を出し合いながらオリジナルのキャッチコピーを考えるのが楽しい!

インポーターさんの話が聞けるので、ビールへの理解も深まる!

今回のテーマビールは、シエラネバダのオトラベスでした。先日、開催されたワールドビアカップ2016にて金賞受賞したビールです。スタイルはゴーゼですが、原材料にサボテン、グループフルーツ、コリアンダーが入っています。

日本では珍しいゴーゼスタイル

日本では珍しいゴーゼスタイル

イベントにはテーマビールを扱っているインポーターさんも参加。ビールやブルワリーについて、説明が聴けるのも大きな魅力です。ビールに関する基本的な情報はもちろん、ブルワリーの歴史や現地でのマル秘情報など、テーマビールについてだけではなく、周辺情報まで聞けてしまうのも「クラカク」の特徴です。物理的な距離がものすごく近いので(小づくりのよさ!)、参加者は隣の人に話しかけるように気軽に質問できますし、インポーターさんはレベルの違う消費者の生の声を直に聞くことのできるメリットがあります。そうしたやりとりでさらに話が盛り上がり、楽しさが倍増していきます。今回はシエラネバダのインポーター・ナガノトレーディングさんから、ペールエールのマル秘情報を聞くことができました。

クラカクのもう1つの魅力、生産者やインポーターと密な時間を過ごせるところだ

クラカクのもう1つの魅力は生産者やインポーターと密な時間を過ごせるところだ

優秀なキャッチコピーは1ヶ月間、店内に飾られる特典も!

1人1人がキャッチコピーを発表したものの中から平野屋酒店さんが大賞を選出します。そのコピーはなんと1ヶ月間、平野屋酒店さんの店内に飾られます。一般の人が考えたキャッチコピーなので、ビールに詳しくないお客さんにも「どんなビールなのかイメージしやすいし、最近はこれを目にしてくれるお客さんも増えました」ということです。♯26のテーマビール、DEODATO(コーヒー・エール)は、店内のコピーを見て多くの人が手に取ってくれたおかげで、すぐに売り切れてしまったそうです。

優秀作品はこのように店内に飾られる!

優秀作品はこのように店内に飾られる!

自分の考えたキャッチコピーが飾られるなんて、ちょっと自慢できますし、そのビールに対する愛着も増しちゃいますね。

お店も参加者もみんなで楽しめるクラカク。ちょっとクセになる楽しさだ!

お店も参加者もみんなで楽しめるクラカク。ちょっとクセになる楽しさだ!

3年目を向かえ、当初考えていたよりもカジュアルな会になってきたというクラカク。今回、初めて参加してみて、1つのビールに意見を出し合いながらキャッチコピーを考えるということはとても新鮮でしたし、参加者と仲良くなれ、交流が広がる空間はとても素敵でした。

次回、「クラカク」は6/16(木)、テーマビールには、ビール界のロールスロイス・エールスミスを予定しています。インポーターの方にももちろん話が聞けますよ。関心のある方はぜひ1度参加してみてください!

◆小づくりの角打ち交流会「クラカク」Data

会場:平野屋酒店(東京都渋谷区神泉町11-10)

Facebook:https://www.facebook.com/beerkokishin/

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05007木暮 亮

この記事を書いたひと

木暮 亮

ビアジャーナリスト

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは2000種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

当HPにて、「ブルワリーレポート」、「うちの逸品いかがですか?」、「Beerに惹かれたものたち」、「ビール誕生秘話」、「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

【メディア出演】
テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」

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