[ビアバー,ブルワー]2016.7.19

世田谷区経堂にブルーパブが誕生!【後藤醸造】

ブルーパブ世田谷区経堂
 ビアLover世田谷支部の皆さん、小田急線ユーザーの皆さん、そして全てのビアLoverの皆さんに朗報です! 小田急線「経堂」駅から徒歩2分という好立地に、ブルーパブ「後藤醸造」が誕生します。“世田谷生まれのクラフトビール”となるハウスビールの提供は冬ごろからを予定。それに先駆けて7月22日(金)に4タップ(最大5タップ)の樽生が楽しめるスタンドバーがオープンします。さっそくオーナーの後藤健朗さんにお話を伺ってきました。
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店舗は経堂西通り商店会にあります。

山梨でアウトサイダーに出会い、クラフトビールに目覚める

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駅ビル・経堂コルティの裏手を進み、たい焼き屋「小倉庵」の角を右に曲がってすぐです。

東京農業大学卒業後、食肉卸会社に就職し山梨で営業担当をしていた後藤さんは2012年、地元で開催された「第1回地ビールフェスト甲府」を訪問。そこでクラフトビールの世界に開眼し、なかでもアウトサイダーブルーイングに興味を持ちます。

アウトサイダーさんって、甲府市の商店街のど真ん中にあるじゃないですか。「ビールってこんな狭いスペースで造れるんだ。こういう商売の仕方もあるんだ」と、衝撃を受けましたね。

同じく東京農大出身の由紀子さんと就職5年目に結婚し、その1年後に子宝にも恵まれた後藤さんですが、一念発起のうえ2014年春に神奈川県厚木市のサンクトガーレンに転職します。その後、独立を決意して2015年11月に退職。

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オーナーの後藤さん夫妻。由紀子さんは主に経理を担当。健朗さんはそれ以外の全ての業務を担います。

当初はもちろん骨を埋めるつもりで入社したんです。おかげさまで現場のことを知ることができましたが、一方で自分ならどんなものを造れるかという興味の方が勝ってきてしまい……(苦笑)。この仕事に就いてからもアウトサイダーの丹羽(智)さんには何回かお会いしていたんですが、醸造のお手伝いなんかもさせてもらいながらいろいろとお話を聞いているうちに、初期投資と機械設備さえ何とかすれば、僕もブルワリーがやれるんじゃないかと思えてきてしまったんですよね(笑)。

大学時代に馴染みのある経堂の街に、比較的すんなり物件は見つかりました。その後は6月下旬から着工、7月14日にめでたく完成。今後は前述のとおり、ビアバーとして営業しながら並行して免許の取得を目指し、ハウスビールの醸造を進めます。これからどんなビール造りを目指すのでしょうか?

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後藤醸造は今週金曜日、まずはスタンドバーとしてオープンします。

 僕が今いちばん好きなのは、スペインの「INEDIT-イネディット-」。炭酸も強くなくて飲みやすいし、リコリスの風味も感じられる銘柄です。小麦やコリアンダー、オレンジピールも入っていてホワイトビールの要素もありながら、それほど白濁していないのも興味深くて。レシピを研究するうえでも、ちょっと意識したいですね。

あまりビールが得意ではない奥様もINEDITはお気に入りだそうで、同じように特にビール好きでない人にも飲みやすいものを造りたいとのこと。

 マニアックな方向に追求しすぎると、ビールはどんどん尖っていっちゃいますから。バーにいらっしゃるお客さんが求めるものを聞き取りつつも、僕自身も納得できるビールが造れたら理想的ですね。個人的には「これをビールにしちゃうの?」っていう意外な材料も使ってみたいと思っているんですけど。

このスペースで今後ハウスビールの醸造が行われます。

このスペースで今後ハウスビールの醸造が行われます。

 狭小な敷地に醸造設備を造るため、申請しているのは発泡酒免許。税法上、政令で定められた副原料以外のものを入れるなどする必要がありますが、それを逆手にとって新たな“ジャパンエール”を開発したいのだと言います。まだ企画段階ですが、「区内には野菜を作る農家もあるので、ベジタブルエールも良いなあ」と後藤さん。さすが農大卒ですね! こちらとしても期待が膨らみます。

0次会や1.5次会など、隙間時間の利用もOK

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後藤醸造(GOTOJOZO)の「O」を図案化し、三日月風にかたどったロゴマークが目印です。

オープン日が決まり、5月10日(“ゴトウ”の日)にFacebookページを開設したところ続々と反響がありました。ご夫婦と同じ東京農大の卒業生にも“いいね”をもらえたそうで、「地ビールができるから、みんな経堂に戻って来い!」との心強いコメントも書き込まれたそうです。口コミの影響力が強い土地柄なので、こういった街にゆかりのある人の応援はとても大事です。

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ゲストビールは、国内のクラフトビールが中心となる予定です。

スタンドバーで提供するゲストビールは、オーナーの後藤さんがこれまでお世話になったブルワリーや、イベント等で出会ったところのものになる予定です。経堂駅近辺には、すでに海外の樽生をメインにしたビアバーがありますが、国内の樽生クラフトビールを揃えたお店はまだありません。期せずして周辺のビアバーとの棲み分けができたのは、後藤醸造にとってラッキーなことですが、ユーザーにとってもうれしいことですよね。

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18日(月・祝)に行われたプレオープンの様子。

 うちのお店は定員12人ほどの小さなスタンドバーです。ビールファンにお越し頂きたいのはもちろん、待ち合わせ時間までの0次会や1.5次会などの隙間時間に使ってもらえるような場所にしたいと考えています。女性も大歓迎です。気楽にふらっとお入りください♪ それと、私達はクラフトビールを飲んだことのない人にこそ飲んでもらいたい!と思っています。

営業は木曜日から日曜で、フードメニューやソフトドリンクもそろっています。週後半は、後藤醸造からの“経堂ビア散歩”などいかがでしょうか?

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後藤醸造
東京都世田谷区経堂2-14-3 経堂OKコート1F
小田急線経堂駅から徒歩2分
木-日15:00~22:30
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くまざわ ななこ

この記事を書いたひと

くまざわ ななこ

ビアジャーナリスト/ビアライター

ビールとカレーと小田急線をこよなく愛するライター/エディター。インタビューの場数だけは踏んでいる自負があるので、その経験を活かしてビールに携わる人たちの思いを伝えるべく、ビアジャーナリストとしても邁進している。「小田急ビア散歩」「カレーをつまみにビールが飲みたいっ!」シリーズを連載中。

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