[イベント,ビアバー]2017.5.27

学べ、癒され、コミュニティが広がる酒屋さん! 【買える!飲める!酒屋さんを巡って 4店目 京成小岩クラフト酒店】

京成小岩京成小岩クラフト酒店池田大輔氏

江戸川を渡ると千葉県となる東京の東端の駅、京成小岩。2年前にこの地に「地域を活性化させたい!」という思いを胸に1人の男性がクラフトビールを取り扱う酒屋「京成小岩クラフト酒店(以下、KKCB)」をオープンさせました。まもなく3年目を迎えるKKCB。店主である池田大輔氏にこれまでのこと、そして、これからのことについて話を聞いてきました。

住んでいる人が癒される空間になりたい!

「もともと、地元の人だけに焦点を当てたお店のつもりだったので、オープンしたときと比較すると随分知ってもらえるようになりました」

8年前に京成小岩に移り住み始めたときにどことなくこの地が気に入り、関心のあった酒屋を始めました。オープン当初はビールイベントで顔をみかけるようなビール好きが多く来店していましたが、最近ではお店の認知度も高まり、地元のお客さんが多くなっています。

KKCBでは営業時間を平日営業日は閉店を25時にしています。成田方面の最終電車が0時24分、遅く帰宅した人に「そのまま慌ただしく帰って寝るのではなく、ホッと一息入れてもらいたい」と1杯飲んで帰れるように心配りをしています。こうした池田氏の気遣いが少しずつ地元に人たちに認知されるようになっています。

京成小岩駅北口徒歩1分。路地奥にKKCBはある。路地に入るところには看板もあるので、わかりやすい

ランニング、英会話、ベルギービール 学べる酒屋さん

KKCBの特徴の1つと言えば、様々なイベントを催していることです。代表的なものが「水曜夜のランニング」と「ノミネーナの学校」。「水曜夜のランニング」はその名前の通り、毎月第1水曜日にランニングをし、参加者で乾杯をする企画です。走る距離やペースは自分で決めて走ることができるので、初心者でも安心して参加できます。また、KKCBにはシャワースペースもあるので、これから暑くなる時期はシャワーを浴びて、さっぱりしてから美味しいビールを飲むことができます。

毎月第1水曜日に開催される「水曜夜のランニング」。お店にシャワーも付いているし、近くに銭湯もあるので汗を流して帰ることも可能

「ノミネーナの学校」は飲みながら英会話を学べる企画。近所の英会話教室「ママネーナの学校」で講師を務めているアンナ先生を囲み、クイズやゲームを楽しみながら英会話を学べます。参加費は2000円(税込。ドリンク1杯、おつまみ付)。2F飲食のスペースで、10人程度と少人数で気軽に学べます。

その他には色々なポテトサラダを持ち寄る「ポテサラの会」や「ビールと、好奇心。」主催の「びあ教室」とただ飲むだけではなく、「学びながら、楽しみながら」を提供している酒屋なのです。

こうしたイベントを数多く開催している理由を聞くと「イベントを通じて、KKCBを知ってもらえること。毎月開催しているイベントに関心をもってもらえて、イベントが参加者の方にとって生活の一部になったら嬉しいと思っています」と話します。

「それとうちのイベントで地元の人の生活が少しでも楽しくなればいいなとも思っています」とも。KKCBのイベントは平日21時から行われるものが多い。これはこうした理由からなのです。

自分の舌で「美味しい」と思ったものを

店舗では4種類の樽生ビールと約100種類のボトルビールを取り扱っています。ビールは日本、アメリカ、ドイツ、ベルギーが中心。選ぶ基準について聞いてみると「自分が飲んで美味しいと思ったものを入れています。季節を意識したビールを用意したりしますが、自分が面白いなと感じたビールを揃えることも意識しています」とビールへのこだわりを話してくれました。

平日18時から20時までは持ち帰り5%引きとお得になっている!

取材時には季節外れのクリスマスビールがショーケースにありました。「季節外れだけど、美味しいからね」とはにかんだ笑顔のなかには池田氏の信念を感じました。

フードも池田氏の選りすぐりばかりです。近隣の美味しい食材を取り扱うお店へ直接仕入れに向かい、お店で提供しています。なぜ、近隣のお店にこだわるのでしょうか?

「地元商店街を盛り上げたい気持ちもあるので、フードはなるべく近隣の惣菜類を集めて出すようにしています。それとクラフトビールやワインを合わせて、美味しかったら最高だなと思っています」と語ります。

名物の創業30年以上になる墨田区の「桑原ハム」のハムや「千駄木腰塚」のコンビーフは来店した際にはぜひ食べていただきたい逸品です。

1000円で、美味いビールとおつまみを堪能できるのもKKCBの魅力!

より楽しんでもらえる酒屋を目指して

「当店はあくまでもお酒の入り口のお店だと考えています。ここで、色々なお酒を知ってもらい、『専門店に行って飲んでみたい!』と関心をもってもらえると嬉しいです」と語ります。

営業時間の変更、イベントの企画をはじめ、2年という時間ではオープン当初の計画から変わっていったこともあります。「色々試してみて、ようやく今の形になってきました。でもこれが完成形というわけではなく、これからも試行錯誤していきながらやっていきたいと考えています」とこれまでを振り返ります。

気さくな人柄の店主、池田氏。KKCBには彼の魅力に惹かれて訪れる人も多い

将来について具体的に聞いてみると「京成小岩付近でお店を増やせたらいいなと思っていますけど、そのためにはまずこのお店をしっかり盛り上げていきたいと思います。江戸川区は子育て支援にも力を入れている地域なので、若い人が住みやすいところです。若い人たちがこの街に魅力を感じてくれるような活動をしていきたいです」と教えてくれました。

まもなく迎える2周年では「ビアイラストレーターのToaさんにデザインしていただいたオリジナル風呂敷を販売する予定です。オープン記念日の6月6日には何かしらイベントを催すつもりです」とのこと。気になる方はFacebookページをこまめにチェックしてください。

2F飲食スペースにあるToa氏のイラスト

京成小岩の地で、クラフトビールをはじめとするお酒がもつ楽しさを発信するKKCB。まだ、行ったことのない近隣の方もそうでない方も訪れていただきたい酒屋さんです。店主の池田さんの魅力にハマること間違いなしです。

◆京成小岩クラフト酒店 Data

住所:東京都江戸川区北小岩6-15-8

電話:03-6319-8346

E-mail:ikeda@kkcb.tokyo

Homepage:http://kkcb.tokyo/

Facebook:https://www.facebook.com/kkcb.tokyo/

営業時間:月曜~金曜18時~25時 土曜・祝日14時~23時 日曜・翌日が平日の祝日 14時~21時

定休日:木曜

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※記事に掲載されている店舗のメニューや営業時間、イベント内容などの情報は予告なしに変更される場合があります。店舗のホームページやイベントの告知ページなどをご確認の上、ご来店・ご来場くださいますようお願い申し上げます。

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05007木暮 亮

この記事を書いたひと

木暮 亮

ビアジャーナリスト

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは2000種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

当HPにて、「ブルワリーレポート」、「うちの逸品いかがですか?」、「Beerに惹かれたものたち」、「ビール誕生秘話」、「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

【メディア出演】
テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」

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