[イベント,テイスティング,ブルワー]2022.5.17

瓶内二次発酵一ヶ月と発売直後樽生ビールの味の違い。「mimosa(ミモザ)」柚子胡椒フレーバービール

4月9日に発売開始となった、横浜のローカルビアカンパニー「横浜ビール」と革新ブルワリー「REVO BREWING」のコラボビール「mimosa(ミモザ)」。発売日に行われたイベント、フードペアリング、瓶内発酵バージョンの1ヶ月目のテイスティングをお伝えします。

cheers

写真 mimosaイベント乾杯の様子

「mimosa」発売イベント2022年4月9日

よく晴れた横浜だった4/9。まず向かったのは横浜ビールの「YOKOHAMA BEER STAND」。まずは発売初日の「mimosa」の一杯目をいただきました。

Drink mimosa

写真 mimosa Lサイズグラス

外観は霞んだオレンジ、アロマはまんま柚子胡椒、飲む前から青唐辛子が感じられ、柚子の果実、皮から感じられる柑橘感。一口飲むとそれほど柚子果汁味は程よく調和し、スッキリとした飲みやすさ、苦味は感じられません。モルト、ホップのテイストというよりは酵母由来と思われるスパイシーで芳醇な味わいです。一口目には青唐辛子の刺激が口周りににほんのりと残った感じですが、飲み続けてると青唐辛子の刺激は気にならなくなりスルスルと飲めます。

美味しく飲めるビールで単体でも楽しめますが、フードとのペアリングも魅力的なビール!ということで、限定のペアリングフードメニューがこの日は提供されていました。

「mimosa」とフードペアリング

「YOKOHAMA BEER STAND」、2Fの「驛の食卓」では「mimosa」との限定フードペアリングメニューも提供されていました。(発売から一週間ほど提供、記事掲載時は既に終了。)

nasumiso

写真 「mimosa」とハマポーク肉味噌の米茄子チーズグラタン

今回はハマポーク肉味噌の米茄子チーズグラタンを選んでみました。お皿への素敵な盛り付けが期待を高め、茄子とチーズのコクと味わいに「mimosa」のスパイシー感がハマり、美味しいことこの上なし。相乗効果はビールもフードも引き立てます。

偶然にも横浜ビール醸造長深田さん、REVO BREWING 醸造長水沼さんがカウンターにいらっしゃいました。今回の限定ビールについてのちょっとしたお話と夕方のトークショーのお話など、楽しい長い一日になりそうですね、というご挨拶とお二人の記念写真を一枚いただきました。

Brewers Yokohama beer and REVO BREWING

夕刻のみなとみらい、場所を「REVO BREWING」にうつして、再度 「mimosa」をいただきます。ペアリングはチリポテト。少しホットで香辛料の効いた料理と「mimosa」も相乗効果でお互いを引き立てます。こちらもチーズ、チリビーンズと「mimosa」の柚子胡椒フレーバーが飲料としてのビールがスパイスとしてお互いを生かしています。この日はチーズが気になって二品ともチーズ料理を頼んでしまいましたが、ペアリングは辛さ×辛さ、こってりした味×引き立てる調味、など探究する楽しさは無限です。みなさんも是非お試しください。

(詳しくは「うまいビールが飲みたい-最高の一杯を見つけるためのメソッド-」参照)

写真 「mimosa」とチリポテト

「mimosa」イベントは生ライブ、ブルワーズトークショウ、DJライブと続き大盛況でした。

瓶内二次発酵の楽しみ

さて、イベントから4週間が経ち、自宅に大切に持ち帰った「mimosa」4本。内訳は以下の予定です。

  1. 家族への当日飲食用
  2. 瓶内発酵一ヶ月後
  3. 瓶内発酵三ヶ月後
  4. 瓶内発酵六ヶ月後(賞味期限内一杯)

でどのような味わいの変化があるかを追っていこうと思います。早速当日飲んだ樽生ビールと瓶内発酵の瓶ビール一ヶ月後を比べていきます。(一ヶ月前のビールと並べて飲み比べるわけではないので記憶と目視と自分の舌の感想です)

写真 左「mimosa」を新聞紙にくるんで冷蔵保存一ヶ月。右 カップに移したところ。写真では難しいが色合いがいくぶん濃い印象。

瓶内二次発酵とは、瓶詰め工程の際に再度糖類と酵母を詰めて打栓し、コンディションよく保管することで、味わいの変化が期待できます。味わいの変化は保存状態によりますが、酵母任せ。保存には冷蔵庫内で静置できるところを選び、新聞紙などにくるむと光による劣化を防ぎます。

「mimosa」は外観は更に霞が深くなり、泡持ち、炭酸も幾分下がっている印象。味は、柚子果汁味の中に更に奥深く織りなすスパイス感、テイストがいくつも重なりあい、味が若干濃く感じられます。瓶内は酵母も沈殿しており、優しく撹拌して酵母も一緒に飲んだことでこれら味わいに違いが出たとも考えられます。

今回自宅で合わせたフードは、三代目茂蔵で購入した、焼き牛たん切落し 黒胡椒です。こちらも「mimosa」の柚子胡椒フレーバーが牛たんのスパイスになり、美味しいことこの上なし。二次発酵で育てたビールにちょっとしたプレミア感とその味の奥深さにとても幸せな気分になりました。

写真 焼き牛たんと「mimosa」

横浜ビール、REVO BREWINGでは記事掲載時点、瓶ビールの「mimosa」が購入できます。是非一本目は店内もしくは持ち帰りですぐに飲んでいただき、二本目はビールを自宅で育てて飲んでみてください。

ビールイベントに限らず、様々な催しが少しづつ戻ってきて、5月以降も様々なビールイベントが行われています。「mimosa」の発売記念イベントも楽しめましたが、加えて瓶内発酵のビールを育てるという今年の新たな楽しみが増えました。

(記事写真 すべて筆者撮影)

REVO BREWING横浜ビール
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

能秀和

ビアジャーナリスト

日系/海外の自動車メーカーエンジニアから現在は規格認証の仕事をやりつつ、横浜界隈のバー、ブリュワリーを巡りながら情報を発信しています。
家族も一緒にブリューパブで食事をしながらの週末取材が幸せなひとときです。

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