⽊樽で熟成させるバレルエイジングの⼿法により、ビール酵⺟以外の微⽣物を活かした、リッチで複雑な味わいを持つFar Yeast Brewingのユニークなビールブランド「Off Trail」。これまでは主にワイン樽で熟成させたビール（制度上、発泡酒のものも含む）を造ってきましたが、2022年6月9日（木）に限定発売する「Off Trail From the Other Side」はウイスキー樽で熟成させています。

キリンディスティラリー富⼠御殿場蒸溜所と初のコラボレーション

使用しているウイスキー樽は、キリンディスティラリー富⼠御殿場蒸溜所のもの。2021年秋にバーボンスタイルのヘビータイプグレーン原酒とカナディアンスタイルのミディアムタイプグレーン原酒を熟成したウイスキー樽です。この樽にインぺリアルポーターを入れて５ヶ月間熟成させて、2022年春、両者のメンバーが⼀堂に会して熟成したベースビールから、ビールとウイスキーのフレーバーがベストなバランスとなる組み合わせを丹念に⾒つけ出す作業を⾏って、完成したのが「Off Trail From the Other Side」です。

誰も予想しなかった香りをまとったビールに

樽熟成のインペリアルポーターは、複雑なアロマや香ばしいモルトフレーバー、そして、ハイアルコールによるボディの強さで世界最大級のビール評価サイト「RateBeer」でも人気の高いビアスタイルです。

樽熟成のインペリアルポーターは、ウイスキー樽との相性が良いと言われています。「Off Trail From the Other Side」ではウイスキーコンジェナーと呼ばれる樽由来の成分の抽出率が高いアメリカン・オークのバーボン樽で熟成させた薫り高いビールをブレンディングの一部に使っています。

完成したビールからは、ベーカーズチョコレートやタフィー、蜂蜜の他に、樽熟成よる様々なフレーバーが醸成されることで、関係者も予想しなかったフルーティーなドライプラムやラズベリーのような⾹りをまとったビールに仕上がったと言います。

お勧めのペアリングは、バニラアイス、チーズケーキ、マスカルポーネチーズなどのライトで⾹り豊かなデザートとの相性が良く、⾷後の⼀杯としてもおすすめです。

色はブラックコーヒーのような黒色。グラスに鼻を近づけると、コーヒーやビターチョコレートを思わせるアロマとその奥からプラムのような甘酸っぱいアロマがほのかに感じられる。口に含んでみると、バーボンの力強いフレーバーが感じられ、飲みこむと喉が熱くなるほどのアルコールの強さがある。液温が上がってくると、蜂蜜とかラズベリーのようなフレーバーも感じられる。口当たりは少しトロっとした感じがあり、重厚感を演出している。液温が高い方がウイスキーをストレートで飲むとき感覚で楽しめ、個人的には冷えた状態から液温の変化で感じられるアロマやフレーバーを楽しんほしい1本。

「Off Trail From the Other Side」は、6⽉9⽇（⽊）⼀般発売、Far Yeast Brewing公式オンラインストアでは5⽉31⽇（⽕）より先⾏販売をスタートしています。

⼭梨県⼩菅村のFar Yeast Brewingから富⼠⼭を挟んで反対側に位置する静岡県御殿場市のキリンディスティラリー富⼠御殿場蒸溜所。初のコラボレーションとなった今作のコンセプトは「物事を向こう側から⾒ること」。両者それぞれ異なるユニークな視点を活かした、特別な1本です。

バレルエイジドビールが好きな方はもちろん、ウイスキー好きにも飲んでほしいビールです。ワイン樽とは違うウイスキー樽熟成の魅力を感じてみてください。

Off Trail From the Other Side 商品概要

品⽬：ビール

原材料：⻨芽 (外国製造)、ホップオーツ⼩⻨、糖類

アルコール度数：12.0%

スタイル : Whisky Barrel Aged Imperial Porter

内容量：750ml瓶、330ml瓶

販売開始⽇：2022年6⽉9⽇(⽊)

希望⼩売価格：オープン価格

オンラインストア 

＜キリンディスティラリー 富⼠御殿場蒸溜所＞

1973年操業以来、キリングループのウイスキーづくりの拠点として、理想のウイスキーを追求。モルトウイスキーとグレーンウイスキーの両⽅を製造し、かつ、仕込みからボトリングまでを⼀貫して⾏う世界でも珍しいウイスキーの蒸溜所。富⼠の伏流⽔、冷涼な気候、⼀年を通して幾度となく発⽣する霧。恵まれた⾃然環境の中で、多種多様な製品を製造しています。

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