[イベント,テイスティング,新商品情報]2024.5.6

Off Trail Funkphobiaとはどんなビール?トートピアとのコラボビールを紹介

Far Yeast Brewingが展開する、イノベーティブなビール造りに挑戦するブランド「Off Trail 」が、愛知県長久手市のTotopia Breweryとコラボレーションしたビール「Off Trail Funkphobia(オフトレイル ファンクフォビア)」を発売しました。

Off Trail Funkphobiaは、木樽熟成させた複数のバレルエイジドビールにフルーツピューレを加え、ドライホッピングしたビールです。どんな味わいなのか、テイスティングしてみました。

Totopia BreweryとコラボレーションしたビールOff Trail Funkphobia

Off Trail Funkphobiaの世界観が表現されたラベル

聞き慣れない言葉のFunkphobiaとは?

商品名のFunkphobiaとは、ファンク恐怖症という意味。実は、今回コラボ先のTotopia BreweryでもFunkphilia(ファンクフィリア)をリリースしています。Funkphiliaとは、ファンク愛好症という意味で、ファンク恐怖症とファンク愛好症という対照的なネーミングで、それぞれのブルワリーが持つ世界観をビールで表現しています。

ちなみに、ファンクとは、ジャズやソウルなどでのファンキーな雰囲気のこと。さらにファンキーとは、個性的で魅力的なという意味です。

Off Trail Funkphobiaはどんなビール?

Off Trail Funkphobiaは、23ヶ月熟成させたサワーブロンドエールにオレンジピールとスターアニスを漬け込み、そこに11ヶ月熟成させたスパイスライサワーエールとウィートストロングエールをブレンドしました。これらのベースビールにピンクグァバとピーチのピューレを投入し、シトラとネクタロンという品種のホップでドライホッピングしています。

上記の醸造工程から、シトラス&トロピカルなアロマとフレーバーが期待できそうです。

Totopia BreweryとコラボレーションしたビールOff Trail Funkphobiaのビール瓶とグラスの写真

Totopia Breweryとのコラボレーションビール「Off Trail Funkphobia」

Off Trail Funkphobiaのテイスティング開始!

いよいよテイスティング開始です!栓を開けた瞬間にピーチの甘い香りがふわっと広がり、その後に思わず唾液が出るほどのピンクグァバの甘酸っぱい香りが押し寄せてきました。再度グラスに鼻を近づけると、ホップのグラッシーな香りもあります。

一口飲んでみると、ピューレの酸味、ホップのほのかな苦味があり、後味はスパイシーさが感じられます。さまざまな風味が折り重なり、複雑な味わいに仕上がっています。

Off Trail Funkphobiaが誕生したきっかけとは?

このコラボが実現したきっかけは、2022年に静岡で開催されたクラフトビア&ウイスキーフェアに遡ります。2つのブルワリーが、偶然隣り合わせのブースになったことからコラボレーションすることに発展していきました。

このビールをおすすめしたい方は?

Off Trail Funkphobiaは、サワーエールなど酸味のあるビールが好きな人、美酢(ミチョ)など酢を使った飲料が好きな方におすすめです。ぜひお試しください。

Off Trailシリーズとは?

Off Trailシリーズは、クラフトビールの新たな可能性にチャレンジするブランドとして、2019年11月に誕生。ビール酵母以外の微生物を活かし、木樽で熟成させるバレルエイジングの手法により、リッチで複雑な味わいを持つユニークなビールを造っています。熟成する樽や環境によって仕上がりが変わるため、2つとして同じものはできない一期一会の味わいが魅力です。

Off Trail Funkphobia&Funkphiliaが飲めるイベントを開催

今回は、Off Trail Funkphobiaのみをテイスティングしましたが、両社のコラボレーションビールを飲み比べしたい!という方に朗報です。両方のビールが飲めるイベントが愛知県と東京都で開催されます。

5/11(土)に愛知県名古屋市のTotopia Brewery 直営店 BEER PUB BRICK LANEで、また、5/19(日)には東京都渋谷区のMikkeller Kiosk Barで実施します。詳しくは、各社のWEBサイトやSNSをご確認ください。

飲み比べて楽しみたいOff Trail Funkphobia&Funkphilia

Off Trail Funkphobiaは、酸味もさることながらホップのグラッシーな香りも楽しめるビールです。今回は、Off Trail Funkphobiaのみをテイスティングしましたが、コラボ先のTotopia BreweryのFunkphiliaもどんな味わいなのか気になります。興味のある方は、両社のビールが飲めるイベントに参加してみてください。

個性的で魅力的なOff Trail FunkphobiaとFunkphiliaを飲み比べて、両社のビールの個性の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Off Trail Funkphobia商品情報

品目:発泡酒(麦芽使用率50%以上)
原材料:麦芽(外国製造)、ピンクグアバピューレ、ピーチピューレ、糖類、小麦、ホップ、スパイス
アルコール度数:7.5%
スタイル:Barrel Aged Sour Ale with Pink Guava and Peach
仕様:330ml/750ml瓶
公式オンラインストア:https://faryeast.stores.jp/

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

HOP SAIJO

ビアジャーナリスト

Hop Evangelist、Beer Judge、Beer Taster
ホップでビールを選ぶ時代に!を合言葉に活動中
全国各地のホップ畑にホップを摘みに行くほどのホップ好き
お気に入りのホップはシトラです♪
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