舌で味わう、記憶のビール 定番4銘柄で“利きビール”に挑戦!【JBJAChannel】
ビールに愛された皆さまへ。
日常的に親しんでいるビールでも、目を閉じて香りと味わいだけで飲んでみると、意外と印象が違って感じられることがあります。そんな“思い込み”と“記憶のあいまいさ”に気づかされるひとときを、今回は動画でご紹介いたします。
JBJAChannelでは過去にも、大手ビールの銘柄を当てる「利きビールチャレンジ」を行ってまいりました。
第1回は2018年3月、第2回は2019年夏。そして今回、数年ぶりの開催となります。果たして少しは成長しているのでしょうか?
▼今回使用した銘柄

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サッポロビール … 黒ラベル
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アサヒビール … アサヒスーパードライ
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サントリービール … ザ・プレミアム・モルツ
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キリンビール … 一番搾り
日本を代表する定番4銘柄。飲みなれているこれらの銘柄、簡単に当てられそうですよね?
ですが…実際に目印を隠して飲み比べてみると、思っていた味のイメージと、実際に感じられる香味との間に微妙なギャップが生じることもあります。
▼利きビールのやり方は?
今回は、あくまで「記憶の中の味」と「目の前の味」が一致するかを確かめる方法で、完全なブラインドではありません。
缶ビールの底に目立たない番号シールを貼り、同じ番号をつけたグラスに注ぎます。どれがどの銘柄かはひと目では分からない状態。香りや味を確かめながら、「これがスーパードライのはず」「一番搾りの口当たりはこうだったかも」と記憶をたどって、ビールの前に対応するグラスを置いていきます。
すべて置き終えたら、底の番号を照合して答え合わせ。
その瞬間に湧き上がる驚きや納得、そして悔しさと笑い。ただ飲むだけでは味わえないビールとの向き合い方が、そこにはあります。
▼印象と記憶のズレが楽しい

「この酸味はプレモルだろう」と思っても、ほかのビールと並べて飲むことで見えてくる違いがあります。甘味、苦味、後味、香りの立ち方——どれもが日頃の飲み方では見逃してしまいがちなポイントです。
自分の味覚がどこまで“記憶”に頼っているのかを試す、ちょっとした知的チャレンジ。音楽でいえば、1音だけを聞いて「これはE♭だ」と言い当てるようなもの。
とはいえ、そこまで明確に言い切れるようになるには、やはり意識して味わう経験の積み重ねが必要なのですね。
▼みなさまも、試してみませんか?
やり方はとっても簡単!気の合う方と2人以上で、小さな紙とペンとビールを用意するだけ。
今回ご紹介したような方法であれば、特別な道具がなくても実施できます。
誰かと一緒に味わいを言葉にしながら、「これは当たった」「惜しかった!」と盛り上がる時間もまた、ビールを楽しむ醍醐味のひとつ。
利きビールは、ビールの奥深さを再発見するきっかけになります。
そしてその発見が、いつもの一杯をもっと豊かにしてくれるかもしれませんよ。
今回の動画では、その模様を臨場感たっぷりに収録しております。
どうぞみなさまも、心の中で一緒に予想しながら、ご覧ください。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。







