[テイスティング]2013.7.24

リキテンシュタインの魚雷発射!―ビアレポート(14)

学生時代、美術の成績はすこぶる悪かった私です。

アートのことはさっぱりわからない左脳型ですが(左脳も使われていないという噂も)、面白いデザインのラベルを見ると、スタイル云々は関係なくジャケ買いしてしまいます。で、またやってしまいました。アートに詳しい人なら「おおっ!」と思うであろう、ロイ・リキテンシュタインの絵がラベルとなったブリュードッグのビール。今回はこの「リキテンシュタイン(Lichtenstein)」をご紹介します。

Lichtenstein

Lichtenstein

このビールは、ロンドンのテート・モダンで開催されていたロイ・リキテンシュタインの展覧会のために、ブリュードッグがテートとコラボして特別に醸造したもの。

といっても、アートに興味のない人たちは「リキテンシュタインって何者?」と思うでしょう。彼はアメリカンポップアートの巨匠なのですが、アンディ・ウォーホルと同じくらい有名と聞けば、そのすごさがわかります(と、アンディ・ウォーホルなら知っている自分にも言い聞かせ…)。

そういうことで、このビールのスタイルはアメリカンペールエール。ライ麦とアメリカンホップを使用しており、グレープフルーツを思わせる香りが魅力です。ブリュードッグのアメリカンペールエールといえば、「デッドポニークラブ」がありますが、同じようなすっきり感がありつつも、ほんの少しボディを感じるようになっています。アルコール度数も「デッドポニークラブ」よりやや高めの5.2%。

ちなみに、この絵のタイトルは、セリフと同じ「Torpedo…Los!」。「魚雷発射!」という意味だそうです。勢いよく命令している感じですが、その後ろの緊張感のない人が気になります。魚雷は発射されたのでしょうか。

 

BJA1期生 富江弘幸

 

日本ビアジャーナリスト協会 フェイスブック
http://www.facebook.com/JBJA.jp
上のURLをポチッとして、開いたJBJAページの右上にある「いいね」をポチッとしてくださいね。
よろしくお願いします!!

アメリカブリュードッグペールエール

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

アバター画像

この記事を書いたひと

富江 弘幸

ビールライター

1975年、東京都生まれ。法政大学社会学部卒業後、出版社でライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学、英字新聞社ジャパンタイムズ勤務を経てビールライターとして活動中。ビアジャーナリストアカデミーの講師も勤める。

【著書】
教養としてのビール(サイエンス・アイ新書、SBクリエイティブ)
BEER CALENDAR(ワイン王国)

【執筆・監修】
和樂web(小学館)
Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)
東京人(都市出版)
ビール王国(ワイン王国)
ビール大全(楽工社)
るるぶキッチンmagazine 秋冬号(JTBパブリッシング)
あなたのしらない、おいしいビール(cakes)
他多数。

【出演】
金曜たまむすび(TBSラジオ)
ちきゅうラジオ(NHKラジオ第1)
すっぴん!(NHKラジオ第1)
浜美枝のいつかあなたと(文化放送)

Twitter:hiroyukitomie
Website: 地域とビール
Weblog: 地域とビールとブログと

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。