リアルエールと国産クラフトビールを中心に据えたスタンディングバーが、2025年11月21日（金）、神戸駅前（神戸市中央区）に誕生します。
店名は「BEER CORNER QUADRA」（ビアコーナー クアドラ）。ビールに関連する他のお酒や、簡単なフードも楽しめる、カジュアルなバーです。

リアルエールの文化に触れる

BEER CORNER QUADRA（以下「QUADRA」と表記）の一番のウリは、リアルエール。
ハンドポンプ（ビアエンジン）で注いだ低炭酸のビールは、独特の滑らかな口当たりです。クラフトビールの源流の1つともいえる、リアルエールの文化に、気軽に触れることができます。

QUADRAの主役、ハンドポンプ（写真提供：BEER CORNER QUADRA）

IPAは置かない！

QUADRAで提供するビールは、全4タップと、瓶や缶。そのうち1タップは前述したハンドポンプですので、一般的な樽のビールは残りの3タップということになります。
この3タップでは、国産クラフトビールを樽替わりで提供しますが、なんと、IPAは登場しません。
オーナーの前村氏は、その理由をこう説明します。

IPAは個人的にもとても好きなビアスタイルですが、それ以上に数多あるビアスタイルをもっと知って欲しい

流行りに振り回されず、さまざまなビアスタイルにスポットライトが当たる、独特のお店になりそうです。

店舗のロゴ（画像提供：BEER CORNER QUADRA）

ビールに関連した、他のお酒も

ビール以外のお酒も、QUADRAでは取り扱います。
とはいえ、なんでも揃えるわけではありません。ビールに関連したお酒、例えば、麦芽やホップ、ビール酵母などを使用したお酒を提供。ビールと比較しながら飲んでほしいという意図です。

ビール以外のお酒の例（写真提供：BEER CORNER QUADRA）

フードペアリングも

QUADRAでは、簡単なフードも提供。
定番のペアリング（例えば、発祥地域を合わせる）だけではなく、クラフトビールならではの、多様な副原料に着目したペアリングも提案していきます。
また、他の飲食店とのコラボレーションも画策中です。

店舗外観（写真提供：BEER CORNER QUADRA）

湊川神社の目の前

お店の場所は、JR神戸駅、および阪急・阪神の高速神戸駅のすぐ近く。楠木正成をまつる、湊川神社（通称：楠公さん）の目の前です。

湊川神社の表神門（(c) 一般財団法人神戸観光局）

なお、QUADRAは、前村氏が「CRAFT BEER SHOP TRIANGLE」（神戸市兵庫区）に続いて立ち上げた新店舗です。トライアングル（三角）の次、ということで、クアドラ（四角）という店名なのですね。
ボトルショップがメインのTRIANGLEに対し、QUADRAはバー。お店の形態は異なりますが、どちらも、前村氏の個性が光る店舗です。

「CRAFT BEER SHOP TRIANGLE」にて（2022年7月、筆者撮影）

11/21（金）オープン！

そんなQUADRAは、2025年11月21日（金）のオープン。
初めの4日間（11/21〜24）には、オープン記念イベントとして、リアルエールの特別価格での提供や、オリジナルグラスの特別価格での販売なども予定されています。

個性的なビアスポットを体感しに、ぜひ訪れてみてください。

オリジナルグラス（写真提供：BEER CORNER QUADRA）

店舗概要

店名：BEER CORNER QUADRA
開店日：2025年11月21日（金）
所在地：〒650-0015　兵庫県神戸市中央区多聞通3-2-9　甲南スカイビル1階（Googleマップ）
アクセス：
　　・JR　神戸駅から徒歩2分
　　・阪神・阪急　高速神戸駅15番出口すぐ
営業時間：
　　（月～土）18:00～24:00
　　（日・祝）15:00～22:00
　　※今後変更となる可能性あり
定休日：不定休（Instagramでご確認ください）
Instagram：@beer_corner_quadra_kobe