[イベント]2013.7.23

北杜忽布(ホップ)物語 〜幻の“かいこがね”〜 展覧会開催

山梨県北杜市がホップの産地だったことを、ご存知ですか?

昭和初期、市内で発見された新種のホップ“かいこがね”は、国の種苗登録ホップの第一号でした。しかしながら、ホップ栽培の衰退とともに姿を消し、現在では「幻のホップ」と呼ばれています。

発祥の地 記念碑 ホップ栽培者

富士の国やまなし国文祭記念事業として開催されるこの展覧会では、北杜市の一時代を担ったホップ栽培の歴史と、現代のホップの活用方法などが紹介され、郷土資料館では、栽培中の“かいこがね”も見ることができます。

 

ホップの根

ホップの根

かいこがね ホルマリン漬け

かいこがね ホルマリン漬け

会期中には、“かいこがね”の摘花体験ができる見学会や、学芸員のギャラリートークのイベントも開催されます。

北杜市郷土資料館は八ヶ岳南麓の豊かな自然に囲まれ、近隣には清里・小淵沢・野辺山など人気の観光地も盛りだくさん。天候に恵まれれば、世界遺産に認定された富士山や、南アルプスなどの山々を眺めることができます。もちろん、ホップのお勉強をしたあとは、最寄りの八ヶ岳ブルワリーなどで美味しいクラフトビールを味わうのもおすすめです。

美味しいビールの原材料であるホップを知る又とない機会に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

[開催詳細]

■期 間: 2013年7月27日(土)〜11月4日(月)

■場 所 : 北杜市郷土資料館

山梨県北杜市長坂町中丸1996-2

TEL 0551-32-6498  FAX 0551-32-6497

http://hokuto-kyodo.jp

◆JR長坂駅から北杜市民バスで約7分 ◆中央自動車道長坂インターチェンジから約10分

■開館時間:    9:00 〜 17:00(入館は16:30まで)

■休 館 日 : 月曜日(祝日の場合は翌日休館)

■観 覧 料 : 一般 200円(100円)、小中学生100円(50円)  ※  ( )内は20名以上の団体料金

■協    力: キリン株式会社•萌木の村株式会社•山梨県農業技術センター

http://yamanashi-kokubunsai.jp/event/kinenjigyo/hokutoshikyoudo.html

 

[イベント]

〔1〕見学会「幻の“かいこがね”を追って」

■開催日:2013年8月3日(土)

■定 員:先着23名 ※注

■参加料:500円(交通費•資料代)

■見学地:「ホップ栽培発祥の地」記念碑(北杜市長坂町中丸)

ホップ栽培農家圃場にて“かいこがね”鞠花摘花体験(同大泉町西井出)

ホップ栽培農家旧乾燥室(同)

八ヶ岳ブルワリー(同高根町清里) 他

※注 見学会イベントは人気のため現在定員に達しておりますが、キャンセル待ちの申込受付中です。ご興味ある方は、ぜひお早めに申し込みください。 TEL 0551-32-6498

 

〔2〕学芸員によるギャラリートーク

■開 催 日:   8月11日(日)

     9月 8日(日)

   10月20日(日)

   11月 4日(月 振替休日)

■開催時間:   各日とも午後1:30 〜 2:00

■場  所:  北杜市郷土資料館2階 企画展示室

※申込不要 要観覧料

 

 

ビアジャーナリスト二期生 宮原佐研子

かいこがねホップ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

アバター画像

この記事を書いたひと

宮原 佐研子

ビアジャーナリスト/ライター

ビアLover 宮原佐研子です。 ビールの大好きなトコロは、がぶがぶ飲める、喉ごし最高、大人の苦味、世界中でも昼間でも飲める、 果てしなくいろんな味わいがある、そしてぷはぁ〜っとなれる、コトです。
ライターとして、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)/『じゃらん酒旅BOOK 2023』(リクルート)/『うまいビールの教科書』(宝島社)/『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、ぐるなびグルメサイト ippin キュレーター など

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。