更に進化した”ひと口目のおいしさ”とは?『サッポロ生ビール黒ラベル』のクオリティアップの秘密を探る
1977年発売から、長く、多くのビールファンに愛され続ける『サッポロ生ビール黒ラベル』。2025年売り上げも前年比104%を達成し、2026年1月2日からは松任谷由美さんが登場する大人エレベーターのCMがスタートしている。そんな人気を保ちつつも、2025年12月製造分からは更なるクオリティアップを図り、全国販売が展開されている。

”いつもの”黒ラベルがどう変わったのだろうか?その秘密を紐解きたい。
目次
変わらず目指し続けるのは”ひと口目の生ビールのおいしさ”
妻夫木:「ひと口目のビールってなんであんなにうまいんですかね?」
勘三郎:「気絶しそうにおいしい時ない?」
ーこれは、2010年1月に放送されたサッポロ生ビール黒ラベルCM「54階 中村勘三郎さん+Charさん出演」の回で、ナビゲーターの妻夫木聡さんの投げかけに、ビールが大好きという勘三郎さんが答えたシーンだ。
そんなビールファンなら思わず「そう、そう!!」と唸ってしまうおいしさを、黒ラベルはずっと追求し続けている。
「黒ラベルが目指す”ひと口目のうまさ”とは、ひと口目に感じられる、新鮮なビールのおいしさがいつまでも続く”飲み飽きないうまさ”なのです」と、黒ラベルの中味開発担当である商品・技術イノベーション部 ビール開発グループの勝又郁実さん。
変わらぬ目標のために何をクオリティアップさせたのか。そのさキーとなるのが、「ビールの新鮮さが長持ちする技術開発」「クリーミーで長持ちする泡の研究」「麦のうまみと爽やかな後味の香味バランスの追求」だ。
キー1:ビールの新鮮さが長持ちする技術開発
岡山大学との協働により開発された”旨さ長持ち麦芽”は、酸化による品質劣化の原因となるLOX-1(リポキシゲナーゼ-1)を持たない麦芽で、2011年から黒ラベルの原料に使われている。これは、ビールの老化臭の原因が大麦にあることから品種改良によって改善できるのではという仮説をたて、1万種を超える大麦の分析と、ひたすら2年間、絞り込んだ大麦およそ1000種を、潰しては液に浸すという途方もない時間と労力の末にようやく見つけた候補品種から、更に10年をかけてようやく品種化したものだ。他にはないこの品種が、黒ラベルが誇る新鮮さを生み出し、もちろん更にブラッシュアップが続けられている。
品種改良の開発秘話は以下の記事でも紹介されている。
おいしさが分かる大麦を開発せよという難題に挑んだ大麦研究者
キー2:クリーミーで長持ちする泡の研究
ビールの泡は、クリーミーな口当たりやまろやかな味わいでビールの苦味をや旨みを絶妙に引き立て、そしてビールに蓋をすることで、新鮮さを保つ役割がある。黒ラベルの”旨さ長持ち麦芽”は、LOXが含まれないことで泡持ちに負に作用する成分が生成されないことからビールの泡が長く維持する特長を持ち、黒ラベルの長く続く新鮮さをここでも進化させている。
「特に『ザ・パーフェクト黒ラベル』は、グラスに注いだ際に泡の下に発生するフロスティミスト(※)がグラスを傾けるたびに泡が再生することで泡持ちが持続します。また、泡の白さも更に向上して、おいしさの見た目もアップしています」と、ビール&RTD事業部 サッポロブランドグループ 黒ラベル ブランドマネージャーの黒柳真莉子さん。
※フロスティミスト:クリーミーな純白の泡と、黄金色の液体の間に次々と生まれる細やかな霧状の泡
キー3:麦のうまみと爽やかな後味の香味バランスの追求
「ひと口目のうまさをより研ぎ澄ますために、以前から取り組んできた”フレッシキープ製法”の再定義を行いました」と、勝又さん。
具体的には、粉砕麦芽と醸造用水を混合して仕込槽へ投入する際の空気の巻き込み防止、仕込槽・仕込釜での攪拌速度の適正化による空気の巻き込みを防止、麦芽をお湯に浸してつくるマイシェを各仕込み設備へ移送する際の空気の巻き込み防止、他、製品中の酸素の量を一定基準に収める取り組みを更に徹底することでより品質安定を保ち、味わいの品質向上を実現している。
比べてみた、新旧黒ラベルの違い
まずは、見た目。すでに店頭に並んでいる黒ラベル缶のデザインが一新されているのはお気づきだろうか。その違いは並べてみないとわかりづらいが、新たなデザインは、よりシンプルな印象へと変化している。
一番わかりやすいのは、黒ラベルの星の上に配置されていた「since 1876」が、新たなデザインでは「THE PERFECT BALANCE」の下のコピーに組み込まれている。また、余白の白のスペースが広くなり、よりスタイリッシュな仕上りに変化しているなど。
味わいの違いやどうだろうか。まず、グラスに注いた見た目は正直見分けはつかない。香りもほとんど違いは感じられなかったが、あっとすぐに気づいたのは、飲み終わりだ。旧タイプはビールの程よい苦味が喉の奥にほんのりと残るが、リニューアル後の黒ラベルは、口中で適度な旨みと苦味を楽しめつつも、飲み終わりと共に軽やかにフィニッシュする。そんな’尻上がりに消えゆく軽やかさ’が、このビールの新鮮さを更に演出する味わいへと進化したと実感した。
この新鮮さを楽しむ”場”も続々と
サッポロビールが今年特に力を入れているのが、”新しい体験の創造”だ。
黒ラベルでは「黒ラベルEXPERIENCE2026」として、今年4月〜8月に全国13カ所で『THE PERFECT 黒ラベルWAGON』を実施し、最大25カ所で体験イベントの開催を予定する。詳細は3月中旬から公開予定だが、今年はワゴン内でお客様が黒ラベルの一口目を飲用する実体験も計画している。
また、東京・銀座「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR」の2号店を大阪・梅田に本年夏頃オープンする。
通年型ブランド体験拠点「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR OSAKA」を、大阪市梅田の「LINKS UMEDA」に本年夏季にオープン
更に、10月には、「ビヤホールライオン 銀座7丁目店」が1階にある銀座ライオンビルの4階に「サッポロ生ビール黒ラベル BEER AJITO」が、黒ラベルの奥ゆきを楽しめる大人の隠れ家としてオープンする。
黒ラベル・ヱビスの新たな体験拠点が10月に銀座で開業
もちろん、これを待ちきれない人は、2025年12月末時点で全国で約6.300店舗に広がる「ザ・パーフェクト黒ラベルが飲める店」にまずは足を運んでみるのも良いかもしれない。
2/16(月)23:59終了!黒ラベルを家で最上に飲めるセラーが当たる
’家でも完璧な生ビール体験をしてほしい’ーそんな思いを込めたキャンペーン「THE PERFECT BEER CELLAR」プレゼントキャンペーンが〜2/16(月)23:59までXで実施中だ。黒ラベル缶はもちろん、同時にグラスも冷やせるので、黒ラベルおすすめの適温で家で贅沢なビールタイムを楽しめる贅沢なセラーと三度注ぎで、パーフェクトな『サッポロ生ビール黒ラベル』を楽しめそうだ。
まず私の当面の夢は、セラーからよく冷えた黒ラベルとグラスを取り出し、過去の自分の恥をちょっぴり苦笑しながら反省し、CMから流れる階上の先輩の話に耳を傾けつつ、ゆっくりと三度注ぎでグラスに注ぐ。そして、こんもりと白い泡をのせた黒ラベルを片手に、その先の未来の夢をブラッシュアップすることだ。
「THE PERFECT BEER CELLAR」プレゼントキャンペーン
来たる4月1日は「黒ラベルの日」。そして、来年2027年には発売から50周年を迎える『サッポロ生ビール黒ラベル』の新たなサプライズは、これからもまだまだ続くに違いない。
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。
















