~クラフトビールとラベルの関係性~最初に語るのは、 ビールではなく“ラベル”かもしれない
エプソンのカラーラベルプリンター CWシリーズが話題だ。
とりわけ小型ボディに高機能とプリンターとしてのハイパフォーマンスを凝縮したCW-C4020Gが、いま、クラフトブルワリーから注目されている。
ここでは、すでにCWシリーズをお使いのアワーデイズブルワリーのオーナーブルワーである西口典子さんとレボブルーイングのヘッドブルワーである水沼泰樹さん、そしてCWシリーズのマーケティングを担う梅木正史さんの三人に、そのパフォーマンスと可能性について語っていただいた。

左からエプソン販売株式会社の梅木正史さん、アワーデイズブルワリーの西口典子さん、レボブルーイングの水沼泰樹さ ん。なお、レボブルーイングの「Stout!」は通常販売は瓶となります。缶は今回のテストプリントのために用意したものです
目次
─まず、クラフトビールにおける「ラベル」の重要性についてお聞かせください。
水沼 僕らは、クラフトビールを通じて「何か」を届けたいと思っています。
それは味だけではなくて、考え方や背景、ビールに込めたコンセプトも含めてです。その中で、お客様とのファーストコンタクトを果たすのが、販売員でもブルワーでもなく、実は「ラベル」なんじゃないかと考えています。
─つまりラベルは、ブルワーの方々の想いを最初に伝えてくれる、とても大切な存在、ということですね。確かに、レボブルーイングのラベルはシンプルながらもメッセージ性が強い印象があります。
水沼 ビールごとにコンセプトが違うので、色味やデザインも皆違います。
例えば、常連さんたちと一緒に造った「スタウト」のラベルは、かなりシンプルで、「ビール好きならこれを感じてくれ」というような想いを込めています。
毎年冬にみんなで仕込むビールなので、その空気感をそのままラベルで表現しています。
─西口さんはいかがでしょう。
西口 私の場合、ビール単体というよりは、クラフトビールを通して語らう時間や空間を提供したい──、と考えています。
ですので、ラベルも「アワーデイズ」らしい、ゆるりとした空気感を表現したかったのです。
梅木 まさに優しい表情の猫のイラストが、その空気感を醸し出していますね。
西口 ありがとうございます。イラストレーターのナカムラルイさんに描いていただいたのすが、銘柄ごとに首元のデザインが異なっていて、そういう細かい遊びも楽しんでもらえたら嬉しいです。
クオリティとコストセーブで小ロット印刷を強力にバックアップ。

─お二人が、いかにラベルを大切にされているか がよくわかりました。それではここで、お二人がラベルプリントを託すことになったCWシリーズの特徴について、エプソン販売の梅木さんにご説明いただきます。
梅木 CWシリーズは、全3ラインナップあるのですが、今日お持ちした C4020Gはリーズナブルな価格と幅、奥行、高さともに約30cmという小型なボディを実現しております。
もちろん、エプソンなので画質にはとてもこだわっています。
水沼 レーザー方式のものも検討したのですが、インクジェットの画質は色ムラもなく、プリンター本体の価格とトータルで考えると、とてもコストパフォーマンスが高いと感じました。
梅木 ありがとうございます。以前に比べインクジェットの画質は格段に向上しました。
また、レーザープリンターと違いエプソンのインクジェットは、印字プロセスで熱を使わないため、電力消費が少なく、交換部品が少ないシンプルな構造が特長です。
これによりメンテナンスの工数も減らすことができます。
水沼 用紙の種類もサイズもたくさんありますね。
梅木 クラフトビールの場合、耐水性や耐擦過性が重視されると思いますが、それについてもクリアできる用紙をラインナップしています。
─お二人が、導入を検討されたきっかけを教えてください。

エプソンのカラーラベルプリンターで 印刷した、アワーデイズブルワリー(右) とレボブルーイングのラベル。ご注目いただきたいのが面積の大きい赤の描写だ。ムラになることなく、発 色、彩度ともに実に滑らか
水沼 ウチは基本的に小ロットなんです。ホテルや結婚式向けのオリジナル商品など少ない場合は100枚単位となります。なので、小回りが利くといわれているネット印刷でも、割高感は否めなせん。
月に数回、年間にすると20〜30件はそうしたラベルをプリントしなくてはならないので、そのコストをセーブしたかったのです。
それと、ネット印刷の場合は、刷り見本がないので納品されるまで仕上がりを確認できない、というストレスもあります。
西口 私も、オリジナルラベルの制作です。
例えば、飲食店さんのオリジナルラベルをその場でつくって提供できる。 本からでも対応できるので、お客さんも気楽に試せますから。
─実際に使われた感想を教えてください。
水沼 やはり、その場でプリントできることが大きいですね。
まだ完全にマスターはしていませんが、パソコン内のデータとプリンターの調整を丁寧に追い込んでいけば、妥協しないレベルで出力できる思います。
それと、やはりコスト削減は大きいです。印刷する用紙やラベルのデザインによって多少は違ってくると思いますが、ロットに関係なく1枚あたりのコストを抑えてプリントできることがメリットと感じています。
西口 私は賞味期限をラベル自体に印刷ことが気に入っています。
梅木 スタンプで日付を捺したりする必要がなく、ラベル印刷と同時にきれいに印刷できるところもメリットですね。
─今後、どのようにCWシリーズを活用されたいですか。

取材時にスマホで撮影した記念 写真をその場で印刷。水沼さ んのアイデアである結婚式の二 次会など、その場の盛り上がっ た雰囲気を、そのままラベルに すれば喜ばれることうけ合いだ
水沼 ウチは併設するレストランで結婚式の二次会などがあるので、その場で記念写真を撮影、お帰りの際にその写真でつくったラベルを貼ったビールをお土産でお持ち帰りいただく、といったサービスをしたいですね。
─CWシリーズの活躍の場は、どんどん広がりそうですね。今日は貴重なお話をありがとうございました。
オリジナルラベルを、1本からその場で高画質で印刷できる軽快さ、およそ30cm四方の面積があれば設置できるというコンパクトなボディ、イニシャル、ランニングともにリーズナブルなコストなど、とりわけCW-C4020Gは、クラフトブルワリーにとって強い味方になるに違いない。
本機を活用し、思わず“ジャケ買い”したくなるようなクラフトビールが、今後続々と登場するに違いない。
エプソン カラーラベルプリンター CW-C4020G

●ラベルプリンターに関するお問合せ先
エプソン販売株式会社
050-3155-7020 (042-585-8525)
(注)050で始まる電話番号はKDDI株式会社の電話サービス「KDDI 光ダイレクト」を利用しております。上記050で始まる番号をご利用い ただけない場合は、( )内の番号までおかけ直しください。
受付:月~金曜日 9:00 ~ 17:30(祝日・当社指定休日を除く)
協力:REVO BREWING・OUR DAYS Brewery
さらに詳しい製品情報はこちら
https://www.epson.jp/products/label
※ビール王国(ワイン王国)Vol.49号から転載
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。









