[コラム]2016.1.22

「びあけん」1級に受かる?! ビールの「下地」を作るワンツースリー(その2)

びあけん勉強法試験対策

昨年12月、日本ビール文化研究会から第4回のびあけんの結果についてレポートが公開された。1級については、受検者数179名、合格者数14名、合格率は7.8%ということで、合格率は前2回よりも上昇。1級合格者は計39名となったとのこと。びあけんの受検者総数(第1回〜第4回、1〜3級計)が15,877名ということで、1級合格がなお狭き門であることが窺える。

さて、前回に続き、びあけんの試験対策にもなる「ビールとの接し方」を紹介していきたい。

2.1級試験対策を兼ねた「日々のビールとの接し方」

2015年の試験結果レポートが発表されて間もないが、次回のびあけんはおそらく2016年の秋になると思われる。つまり、まだ1年近くある。今から勉強する方はあまりいないと思うが、そんな時期になぜ試験対策を書くのか。それは、1年程度ビールとの接し方を意識的にしてみることが有効だと感じているからだ。

ということで、2つのポイントを述べてみたい。
 
(1)びあけん1級への道は1日にしてならず。
    時間をかけることが一番の近道。
(2)テキストはすべて読み、さらに関連する本を2冊は読む
    多読であれ。読んでも読みすぎることはない。

(1)について
端的に言えば、1級は1週間の勉強では受からないということだ。ただし、普段からビール関連のお仕事をされている方やビールのことで頭がいっぱいな人以外は、である。
ビールで頭をいっぱいにしないまでも、日常的に次のようなことを意識的にやっている方は合格への道は近いだろう。
 

a) 日本だけではなく海外も含めたビールを飲んでいる
b) ピルスナーやIPAなど特定のスタイルに偏らず、幅広く飲んでいる
c) 飲みながら、ボトルの写真(表だけでなく裏ラベルまで)を撮っている
d) 飲んだときの味わいや気持ちを記録している(メモ帳、SNSなど)

これらのうちどれか1つでも意識的に行うことで、1本1本のビールに対しての理解が深まり、「下地」ができる。しかも座学ではなく飲むときに実技(うれしいひととき)で学ぶことなので忘れにくい(とはいえ、飲み過ぎたときに覚えられないのはご承知のとおり)。
SNSでビールの写真とともに投稿するのはc)、d)に非常に有効的だ。詳しい人からのコメントも付くかもしれない。もちろん、読む人を不快にさせないだけの配慮はSNSのルールとして守りたい。

この「下地」づくりは、次のテキストの読み込みでも行う。

(次回へ続く)

裏ラベル

裏のラベルも撮る。見返すことがないとしても、意識的に原材料やアルコール度数を見ることが大切。

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ちょいテク! 年号丸覚え

たくさんの年号が登場する現代のビール日本史を丸覚えしよう!

<1950年代〜1990年代の日本の大手ビール発売年>
1957年 サッポロビール、タカラビール発売
→1級こんな(1957)に! 札幌は人材の宝箱。(サッポロビール、タカラビール)
   (※札幌は1級合格者が多い都市)

1959年 オリオンビール発売
1963年 サントリービール発売
1967年 純生発売
→オリオン座を見て号泣(59)した
    六三(63)郎さん鳥居(サントリー)をくぐり、純なマ(純生)マに胸(67)さわぎ

1971年 ヱビスビール再発売
1987年 スーパードライ発売
1990年 一番搾り発売
→七福神の1つ(71)恵比寿さまをまつりながらヱビスビールで。
    スーパードライ飲むならドライフラワー(=花。87)も飾って、
    そして一番搾りは一番麦汁(ば90)!
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この記事を書いたひと

ニシバヤシ タツマ

ビアジャーナリスト/びあけん1級(2013,2015)

大学時代に自転車旅行でビールのうまさを知る。ほどなくしてベルギービールにカルチャーショックを受け、 世界のビールの虜に。ビールは大人の趣味の1つ。その一期一会を記事やビアポエムとして伝えていきたい。

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