[イベント,コラム]2016.3.21

ビアラリー参戦記録(その2-2)

エバーブルーデリリウムカフェビアラリーベルギービール

これは全3回のうちの3回目です。

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11/15 デリリウムカフェトーキョー8周年パーティー

現在、エバーブルー株式会社には社長の他にも2名が創業時から活躍している。そのうちの1名がアイミーこと相原美奈子シェフだ。彼女はほとんどビールが飲めないが、ペアリングにも精通しているところは尊敬に値する。そのアイミーがこのイベントでブラザーフットとして認定された。ブラザーフットというのはデリリウムでおなじみのヒューグ醸造所のビールを広めてきた功績を認定され、授与される騎士の称号のようなものだ。各店舗の周年などで新しいブラザーフットが認定されるのだが、今回はアイミーや数名の常連客が認定されていた。それぞれ推薦した店長などが推薦理由を述べるのだが、アイミーのそれは菅原社長が述べた。創業時から困難な時にも支えてついてきてくれていることなどを述べる菅原社長。途中で「やべぇ、泣きそうになってきた。」と言った彼の目が潤んでいるのを見たときには私が先に泣きそうだった。こんな感動的な場面を美味しいベルギービールと共に共有できたことは今回の一番の思い出だ。8周年ということでワッフルタワーの脇にはフルーツで作られた「8」の模様がお洒落だったとか、私には当たらなかったけどヒューグ醸造所の1.5ℓのジョッキなどグッズがあたるじゃんけん大会があったとか、いろいろ盛り沢山なイベントで参加者が全員で一つになって盛り上がっていた。

長年の苦労が結実した瞬間の笑顔

長年の苦労が結実した瞬間の笑顔

 

11/20 金曜日集会「田中のビール講座&鍋」inベル・オーブ豊洲

豊洲の田中店長は常連に「タナーカ」と呼ばれる、愛されキャラだ。醸造学科を卒業していて、知識に裏打ちされたビール愛にあふれる彼が講師となってホップについての勉強をしてきた。ホップというのはどんな植物で、何のどんな成分がどのような役割を果たすのか、など基本的な知識も抑えつつ、数種類のホップについて学んだ。ザーツやハラタウといったさまざまなホップの特徴をよくあらわしているビールを飲みながら学んでいく。テイスティングメモを取ったり、資料に書き込んだり、参加者は真剣に取り組む。それぞれが実感する至福の時間。その翌日から風邪を引いて熱を出した私を家族が知恵熱と嗤ったことは内緒にしておくほうが良かったか。

ベルギービール好き飲まないようなビールもチョイスして解説してくれました

ベルギーやそれ以外の国のビールでホップの説明をしてもらいました

 

11/23 FCフゾンテ(フットサル)in日比谷

今回のイベントで一番の難敵、それがフットサルだった。実は運動音痴の私は特にボールを使う運動全般が苦手なのだ。四半世紀前の漫画の台詞を借りれば「ボールは天敵」…全イベントに参加すると高らかに宣言した後にフットサルが含まれていることに気が付いたのだから仕方がない。とはいえ、生き恥を晒し、一緒にフットサルをする皆さんにご迷惑をかけてもいいものなのか。半月以上にわたって逡巡し、主催者の赤坂店の林店長に「マネージャー的なポジションでもいいっスよ。」と助け舟を出されたものの、そこに甘えては女が廃る。結果、女は廃らせたままでよかったのではないかと反省。前日まで38度近い熱があった上に日頃の不摂生。それでもフットサル後のビールと仲間たちが優しかったことは救いだった。体力をかなり消耗したものの、参加の1ポイントとお情けでゴールさせてもらえた得点の特典、1ポイントも心を癒してくれた。

 

11/29 初陣の会inベル・オーブ六本木→ぱくぱくフゾンテ!inデリリウムカフェトーキョー

そもそもは菅原社長の誕生日に初陣を飲んで祝うという会だった。が、気が付くとパクチーを食べる会になっていた。この衝撃たるや、フットサルの比ではなかった。なぜなら、私がもう二度と食べたくないと公言してはばからないものがパクチーだからだ。ご存知の方も多いと思うがベルギーのホワイトビールはオレンジピールとコリアンダー(シード)によって特徴的な味わいが作られている。コリアンダー、つまりはパクチーがなければあの味わいは出来ない。しかし、あれは種であり、ビールの製造工程の中で使用されていればこそおいしいと感じられるものなのである。パクチーの好きな方を敵に回すつもりはない。ただ、私には食べることを強要しないでほしい。それだけで私は最低限の安寧な暮らしが手に入るのだ。そんな私がパクチーを食べる会に参加しなくてはならないことになってしまうなんて。さすがに真正面から、は無理であったが、ビールの神の与え給うドSな試練に斜め前ぐらいから取り組んだ。(何のことはない、パクチー好きの参加者にパクチーを漬け込んだビールを一口貰っただけなのだが、私にはこれが精いっぱいだった)

他にも須藤店長の作る二郎系ラーメン「八九郎」に麺が見えなくなりそうなほどにパクチーをてんこ盛りにする者、きびだんごにトッピングする者まで現れるなどパクチー好きにはたまらない空間がそこにはあった。

なによりも特別ゲストのパクチーハウス東京より佐谷代表がアツいコールで乾杯を繰り返し、その度にそこかしこから「パクチー最高!」という声が聞こえる。佐谷代表が「パクパクパク」と叫ぶと参加者が「ビラビラビラ」と応える。パクチーとビールで世界平和を唱える集会は閉会時間を過ぎても燃え尽きることなく、菅原社長と佐谷代表が系列店舗を回りいつまでもコールが止むことはなかった。

肝心のビールについて、であるがチョコレートスタウト2016がお披露目された。昨年のものに比べてアルコール度数4.5%から6.2%へと上がったものの、レシピなどは変えていないという。初期糖度が変わっただけでここまで変化するのかとパクチーの渦の中でしみじみと感じていた。

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参加者に好評だったトリプル「パクメリート」

 

 

 

4月14日開催の「世界に伝えたい日本のクラフトビール2016」

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世界に伝えたい日本のクラフトビール2016

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川端 ジェーン

この記事を書いたひと

川端 ジェーン

ビアジャーナリスト

ベルギービールをこよなく愛しています。笑顔でビールを酌み交わせば世界平和は実現すると考えています。ビールが好きすぎてたまに他人と知人の境目がなくなってしまいます。ビールの美味しいお店で見ず知らずの人に話しかけていたら、それは私かもしれません。

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