[コラム,ブルワー]2021.8.6

静岡のビールが熱い!「静岡クラフトビール協同組合」設立記念インタビュー vol.2

静岡クラフトビール協同組合の設立を記念して、参加企業6社にリレーインタビューを行いました。
【静岡クラフトビール協同組合とは】業界と地域の活性化を図る為、静岡県東部地区でクラフトビールを製造する業者他6社によって、2021年に設立された団体。

第2回目となる今回は、ベアードビール代表のベアードブライアンエッシェルマンさん(写真左から2人目)と、RePuBrew合同会社代表の畑翔麻さん(写真左から5人目)のおふたりに、お話を伺います。

(第1回の様子はこちら)

静岡クラフトビール協同組合に参加した理由は?

ベアードブライアンエッシェルマンさん、畑翔麻さんのお二人が共通して理由に挙げたのは、「麦芽粕の有効的な再利用」「共同でのイベント参加」の2つの理由です。

ビールの製造過程で発生するモルト粕の廃棄問題に組合として取り組み、飼料・肥料に活用する活動を行う予定とのこと。静岡県東部をクラフトビールで盛り上げるため、イベントに共同で出展される計画もあるそうです。

RePuBrew

ベアードビールとRePuBrewの立地メリット

伊豆市にあるベアードビールは、ブルワリー敷地内にキャンプ場を併設し、緑豊かな環境の中でビールと自然を満喫できます。ビールの多様性を体験出来るように、定番商品だけでも12種類、季節限定商品は年間30種類以上を醸造しています。
自家農園で無農薬栽培を行っており、ホップや柑橘系の果樹、野菜などを育て、ビールの副原材料としても活用されています。

沼津市にあるRePuBrewは、沼津駅からなんと徒歩1分。駅前でビールタンクを眺めながら飲食ができるので、電車の時間を気にせずくつろげます。

地元ブルワリーに聞く、静岡県内のお気に入りスポット

静岡クラフトビール協同組合

ベアードブライアンエッシェルマンさんのおススメ『東府やリゾート』は、蔵をリノベーションした宿泊施設。美しく手入れされた庭や焼きたてのパンが楽しめる、居心地のいい空間となっています。

畑翔麻さんからは『沼津蒸留所』をご紹介頂きました。こちらは2020年に静岡県沼津市にできたクラフトジンの蒸留所。静岡県東部のボタニカルをつかったジンの他に、併設のカフェでクラフトビールも楽しめます。

静岡県東部にお越しの際は、醸造所と合わせて訪れてみてはいかがでしょう。

次回は、連載の最終回。組合副理事長の伏見さんと、Mt.FujiBrewingの會森さんに登場いただきます。
お楽しみに。

 

リンク
静岡クラフトビール協同組合発足レポvol.1 https://www.jbja.jp/archives/36225
ベアードビール https://bairdbeer.com/ja/
RePuBrew https://www.repubrew.com/

Repubrewベアードビール静岡クラフトビール協同組合

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

ジャンク板村

ビアジャーナリスト

静岡県在住、広末・松坂世代の髭眼鏡ビアライター。

海外を旅して飲んだビールは数知れず。
アウトドアやフェスで飲む太陽の下でのビールが何よりの好物。
舌は大雑把だが、味以外の魅力を伝える記事と写真で
美味しくビールを傾ける。

好きなビール映画は「ショーシャンクの空に」
好きなビールソングは「夜の盗賊団/ブルーハーツ」

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