[イベント,ブルワー]2022.4.11

2022/5/21 日本一のもぐら駅でビアキャンプ開催!

2022年5月21日(土)、群馬県みなかみ町のJR土合駅と併設グランピング施設DOAI VILLAGEにて、クラフトビールとキャンプが楽しめるビアキャンプフェスが開催されます。

もぐらビアキャンプ(MOGURA BEER CAMP)

JR土合駅の下りホームは上越線のトンネル内にあり、駅舎から標高差が70m、486段もの階段を下るため”日本一のもぐら駅”と呼ばれています。もぐらビアキャンプではJR土合駅の地下ホームで熟成させた国内ローカルブルワリーのクラフトビール(もぐら熟成ビール)を提供。地元の飲食店が提供するローカルフードとともに楽しむことができます。

もぐらビアキャンプの目的は、地域の飲食等を通じたみなかみの魅力を発信すると共に、イベント収益の一部を森林保全活動に寄付し、地域の活性化や自然環境の保護への取り組み推進を行うことです。イベント時のビール提供容器はバイオプラスチック等の自然に配慮した素材を活用。自然とのつながりを意識したイベントでもあります。

ビール醸造を通じて自然への取り組み有志「Brewing for Nature」、JR土合駅併設のグランピング施設DOAI VILLAGEを運営する「株式会社VILLAGE INC」が主催、「東日本旅客鉄道株式会社 高崎支社」と「JR東日本スタートアップ株式会社」の協力、「みなかみ町」と「一般社団法人みなかみ町観光協会」の後援を受けて開催されます。

モグラ熟成ビールのイメージ、画像提供:Brewing for Nature

日本一のもぐら駅 JR土合駅、画像提供:Brewing for Nature

イベント概要

イベント公式サイト

Facebookイベントページ

開催日時

2022年5月21日(土) 9:00~21:00

※直近の情勢を踏まえ開催日時延期の可能性があります、事前に公式サイトをご確認ください。

開催場所

JR上越線 土合駅 & DOAI VILLAGE

(群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽218-2)

アクセス

上越新幹線高崎駅―上越線土合駅下車
上越新幹線上毛高原駅―谷川岳ロープウェイ駅行きバス 「土合駅前バス停」下車 徒歩1分
上越新幹線越後湯沢駅―上越線土合駅下車

※土合駅ではICカードはご利用いただけませんので、きっぷをお買い求めのうえお越しください。

参加方法

イベント参加は無料です。当日会場にて受付の上ご参加ください。

出店事業者(ブルワリー、飲食店)

ブルワリー

オクトワンブルーイング(群馬県 みなかみ町)
クランクビール(東京都 板橋区)
GROW BREW HOUSE(埼玉県 川口市)
十条すいけんブルワリー(東京都 北区)
麦酒処ぬとり&ぬとりブルーイング(埼玉県 川口市)
フジヤマハンターズビール(静岡県 富士宮市)
レッツビアワークス(東京都 北区)
羽後麦酒 (秋田県 羽後町)
TOKYO OLDBOYS BREWING(東京都 港区)

飲食店

育風堂精肉店(みなかみ町)|ステーキ、ヴァイスヴルスト、カリーヴルストほか
旅する台所(みなかみ町)|ラムチョップ、トムヤムスープ ほか
谷川岳の麓のおにぎりやfutamimi(みなかみ町)|手づくりおにぎり ほか
The Skinny Arms(みなかみ町)|ハンバーガー ほか
Yujuカンパニー(みなかみ町)|ホットドッグ ほか
たくみの里(みなかみ町)|地元野菜を使用した郷土料理 ほか
SUMIKA LIVING(みなかみ町)|野菜のおつまみ ほか

ほかワークショップ等出店予定

※出店事業者は予告なく変更となる場合があります。出店事業者詳細情報は公式サイトをご確認ください。

限定ビールについて

もぐら熟成ビール

JR土合駅の地下ホームで熟成された様々なブルワリーのビール、画像提供:Brewing for Nature

地元みなかみ町のオクトワンブルーイングを始め国内ローカルブルワリーが参画し、その地下ホームの小屋を活用して、250リットルを超えるクラフトビールを貯蔵しました。発酵の終了したビールを地下ホームの低温の環境のもと、穏やかに熟成させることで味や香りを調和させることができ、よりおいしいクラフトビールとなります。もぐらビアキャンプではこのもぐら熟成ビールが解禁されます。

イヌワシの森を守るための間伐スギの間伐スギのビール

イヌワシ保護・観察を行なっているみなかみの赤谷の森、画像提供:Brewing for Nature

ニホンイヌワシ(A.c.japonica)は日本固有の猛禽類ですが、絶滅の危機に瀕しています。日本の森林保全にとっても重要な意味を持つイヌワシの繁殖に成功した群馬県みなかみ町。赤谷に植林されたスギなどの人工林間伐を適切に整備し、イヌワシが昔の様に餌を取れる環境を創出することでイヌワシの繁殖を促進する「AKAYAプロジェクト」という活動が行われています。オクトワンブルーイングのオーナーである竹内康晴さん・美和さん夫妻はこの「AKAYAプロジェクト」に賛同。Brewing for Natureで取り組んだ静岡・富士宮の森林保全のために行なった「間伐ヒノキのビール」の活動に興味を持ち、より多くの人にメッセージを知って貰えるようにみなかみの赤谷の森の「間伐スギのビール」を醸造しました。もぐらビアキャンプではこの間伐スギのビールが解禁されます。

グランピング施設 DOAI VILLAGE について

DOAI VILLAGE、画像提供:Brewing for Nature

無人駅となったJR土合駅をリノベーションし、地域を再び活性化させようと2020年オープンしたのがDOAI VILLAGEです。JR東日本スタートアッププログラムとして採択され、JR東日本各社と株式会社VILLAGE INC.が協業し、地域活性化の実証実験を行う施設として開業しました。施設には土合駅に併設するグランピング設備の他、カフェや野外サウナも併設され、人が少なくなった無人駅で新たな人の交流が再び始まっています。もぐらビアキャンプのイベント会場の1つです。

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※キャンプ・宿泊をご希望の際、ご予約はホームページよりお願い致します。

Brewing for Nature について

画像提供:Brewing for Nature

ビール作りを通じて、自然への取り組みを行い伝えていく、ブルワリーの有志達による活動です。行動方針は「醸造を通して自然環境、消費活動の在り方を考える」、「環境問題を解決していくためにできることをひとつずつ積み重ねる」の2つ。これまでは森の保全のための間伐ヒノキビール、森と自然を知るイベント「富士川ビアキャンプ」などの活動を行ってきました。

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この記事が、素敵なビールとの出逢いに役立てれば幸いです。

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

Atsushi Taguchi(田口 篤史)

ビアジャーナリスト/ビアライター

ビール大好き!ビールを求めドイツやベルギーを中心にヨーロッパをよく旅していました。
世界にも日本国内にも、素敵なビールはまだまだたくさんありますので、巡りたいところは尽きません。
ビールの素晴らしさ、楽しさを多くの人に伝えていきたいと思います。
Enjoy!Beer!

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