[ビアバー]2022.7.11

与謝野ホップ使用の3ビールが世界大会で金賞・銀賞を受賞!

世界的大会の一つである「オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワード」で、与謝野ホップを使用した「Grand Cru~京都・ゴールデンエールスタイル~」と「YOSANO Juicy Hop」が金賞、「京都 YOSANO IPA」が銀賞を受賞しました。ともに、スプリングバレーブルワリーで醸造されたもので、2022年7月7日現在、スプリングバレーブルワリー京都において、「Grand Cru~京都・ゴールデンエールスタイル~」と「京都 YOSANO IPA」を飲むことができます。

オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワードにおいて金賞を受賞したYOSANO Juicy Hop

オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワードとは?

オーストラリアン・インターナショナル・ビア・アワード(以下、AIBA)とは、1993年から開催され続けている国際的なビール審査会です。現在では、世界21カ国、420を超える醸造所から2,500以上のビールがエントリーされ、世界的なビール審査会のひとつに数えられる名誉ある大会になっています。

与謝野ホップを使用したビールが金賞・銀賞を受賞

2022年5月に開催されたAIBAで、与謝野ホップを使用したビール「Grand Cru~京都・ゴールデンエールスタイル~」と「YOSANO Juicy Hop」が金賞、「京都 YOSANO IPA」が銀賞を受賞しました。ともにスプリングバレーバレーブルワリーにおいて醸造されたビールです。
【※日本の酒税法上の区分では発泡酒となります】

YOSANO(与謝野)」と名前が付いたビールが世界的なビール審査会で金賞・銀賞を受賞したことは、与謝野ホップが世界で通用するホップにまで成熟したと考えてもいいのではないでしょうか?

与謝野ホップとは

与謝野ホップが栽培されている京都府与謝野郡与謝野町は、京都府の北部、丹後地方に位置する海と山に囲まれた人口2万人足らずの小さな町です。
夏には美しい田園風景が広がり、冬は雪が降り積もります。

京都府与謝野郡与謝野町の田園風景

与謝野町でホップ栽培が行われ始めたのは2015年。現在、1,600kgほどの収穫量があり、カスケード、チヌーク、コロンバス、マグナム、ガレナ、ブルワーズゴールド、ブリオン、ナゲット、イブキの9種類をクラフトブルワー向けに販売しています。

与謝野ホップの特徴は、すべて手摘みで収穫されるということ。
機械を使って蔓(つる)ごと収穫するのではなく、完熟かどうかをひとつひとつ見極めて、丁寧に摘み取ります。通常、ホップの収穫時期は7月頃。非常に暑い時期ですが、「品質が良く安全なホップを届けたい」という思いで、手を休めることなく作業を行います。

与謝野ホップの収穫はひとつひとつ手摘みで行われます。

ホップは摘み取ると同時に乾燥や酸化によって香りが失われてしまうことから、与謝野ホップは収穫後6時間以内に生のまま真空パックにして-15℃以下で冷凍します。この方法で保存することによって、収穫したホップの香りをそのままにクラフトブルワーにお届けすることができるのです。

こちらが真空パックにする前の与謝野ホップ。真空パックにした後、冷凍されます。

与謝野ホップのビールを飲んでみよう!

そんな“与謝野ホップ”を通年使用してビールを造っているのが、スプリングバレーブルワリー京都です。
スプリングバレーブルワリーは、東京と横浜、京都の3カ所にありますが、「Grand Cru~京都・ゴールデンエールスタイル~」とYOSANO Juicy Hop」、「京都 YOSANO IPA」は、京の台所「錦市場」から富小路を北に入ったところにあるスプリングバレーブルワリー京都で醸造されました。

2022年7月7日現在、スプリングバレーブルワリー京都において、金賞の「Grand Cru~京都・ゴールデンエールスタイル~」銀賞京都 YOSANO IPA」が提供されています。
残念ながら「YOSANO Juicy Hop」は限定醸造のため終売しています。
限定醸造のビールは売り切れてしまうと、次はいつ飲めるかわかりません。気になる限定醸造ビールに出会ったら飲むしかないですね!

でも、ご安心ください。
日本産ホップを使用したビールは、ホップ収穫後に醸造される“期間限定ビール”のイメージがあるかもしれませんが、銀賞を受賞した「京都 YOSANO IPA」は定番商品として年間を通じて提供されています。

日本産ホップのビールが年間を通じて楽しめるのは、収穫したホップを急速で真空、そして冷凍管理されているホップ農家の技術があってこそです。

京都 YOSANO IPA

与謝野ホップをふんだんに使用した「京都 YOSANO IPA」

京都天然酵母と与謝野ホップを使った京都素材のビール

与謝野ホップを使用したビールの中でも、「Grand Cru~京都・ゴールデンエールスタイル〜」は、京都の天然酵母など京都の素材を使用して醸造されています。

Grand Cru~京都ゴールデンエールスタイル~

今、京都のブルワリーが集まり、「京都スタイルのビールを創ろう」という動きがあります。京都産の原料を使い、京都発祥のビールを世界に発信しよう!というものです。

国内外のビールコンテストの入賞に「YOSANO(与謝野)」や「KYOTO(京都)」の名前がついたビールが並び、日本産ホップの魅力が世界に伝わることで、多くの日本産ホップを使ったビールが期間限定のビールではなく、年間を通じて楽しめるビールになる日が見えてきたような気がします。

今後も与謝野ホップ京都スタイルビールの動きに注目です。

スプリングバレーブルワリー京都
〒604-8056
京都府京都市中京区富小路通錦小路上る高宮町587-2
電話番号:075-231-4960
営業時間:
月曜日から金曜日 11:30~23:00(L.O. 22:00)
土曜日 11:00~23:00(L.O. 22:00)
日曜日 11:00~22:00(L.O. 21:00)
※ 定休日:毎月第2月曜日(祝日の月曜日は営業、翌日休業)
※ 新型コロナウィルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。最新情報は以下「NEWS」にて随時更新しておりますので、お手数ですがご確認ください。
https://springvalleybrewery.jp/news/news_detail.html?id=vbpubbusinesshours

京都与謝野ホップ生産者組合
YOSANO HOP&BEER CAMP
2022/7/23(土)〜7/24(日)
与謝野ホップ収穫体験とキャンプを楽しむイベント!
焚火を囲みながら美味しいビールを飲みませんか〜
お申し込みはこちらから!

※尚、2022/07/16(土)に予定されておりました「与謝野ホップ収穫体験」は、現地大雨との予報から中止となりました。ご注意ください。

YOSANO HOP&BEER CAMP

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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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あだちめぐみ

この記事を書いたひと

あだちめぐみ

ビアジャーナリスト

京都府宇治市出身、大阪市在住。
死ぬ前の日までおいしくビールを飲むために、夜9時半に寝て朝4時半起きを実践中。
たいていのことはしっかり寝ることとホップの香りで解決できる!
「今日が一番若い日」と「ホップの香りで世界を広げる」がモットーの会社員です。

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