[新商品情報]2023.4.29

籠屋ブルワリー(東京・狛江)が木桶発酵ビール『和轍』の一般販売を開始!

東京・狛江市の老舗地酒専門店・籠屋秋元商店に併設するクラフトビール醸造所・籠屋ブルワリーより、日本伝統の木桶を使ったビール『和轍 WADACHI』が5月2日(火)から一般販売されます。

籠屋の発祥となった竹籠、ならびに木桶の竹箍(たけたが)からインスピレーションを得て作られたデザイン。【写真提供】籠屋ブルワリー

[商品情報]
商品名:和轍 WADACHI
品目:ビール
アルコール度数:6%
内容量:375ml
価格:2200円(税込)

創業121年を迎える籠屋秋元商店が2017年に設立した同ブルワリーは、醸造開始当初から「和食に合わせる日本のビール」をコンセプトとしたビール造りをしています。古くから日本酒の酒造りなどで用いられてきた「木桶」で仕込むビールもその中の一つ。日本の伝統的な醸造で用いられてきた木桶には多くの微生物が住み着き、刻一刻と状態を変えながら発酵を進めますが、醸造家はその微生物が働く環境を整え、活き活きとした生命が宿るお酒を醸します。今回一般販売される『和轍WADACHI』は、国産麦芽を使用したゴールデンエールをベースに、吉野杉の木桶で仕込んだビール。飲んだ後にふわりと鼻に抜けるほのかな杉の香りが上品で、ビール単体で飲んでも繊細な日本の食と合わせて飲んでも楽しめる籠屋のクラフトマンシップを象徴する銘柄と言えます。

左:『和轍』を仕込む木桶。”六”の文字があるのは、他に5台のステンレスタンクがあり、こちらが6号機であることから。右:ステンレスタンク。【写真提供】籠屋ブルワリー

これまでも、ドラフトではブルワリー併設のレストラン籠屋たすくや角打ちのできる籠屋下高井戸店籠屋仙川店で提供されてきましたが、ボトルでの販売は星付きの寿司店をはじめとする飲食店のみであり、前述の直営酒店でも期間数量限定品しか扱っていませんでした。それが今後は籠屋ブルワリーのフラッグシップビールとして、籠屋の店頭でも一般販売されることになりました。醸造初お披露目以来の『和轍WADACHI』ファンである筆者としては、この唯一無二の逸品を、多くのビアLoverの皆さんにぜひ試していただきたいです! 贈答品にもオススメです。

写真手前が、籠屋狛江本店。写真左奥が、醸造所と直営レストラン。【写真提供】籠屋ブルワリー

有限会社 籠屋秋元商店 狛江本店
〒201-0016 東京都狛江市駒井町3丁目34−3
TEL. 03-3480-8931 FAX. 03-3489-2044
月曜定休 火~土 10時~20時 日 10時~19時
ホームページURL:https://www.kago-ya.net/

[インスタグラム]
狛江本店 https://www.instagram.com/kagoyasakaya/
下高井戸店 https://www.instagram.com/kagoya_shimotaka/
仙川店 https://www.instagram.com/kagoya_sengawa/
籠屋ブルワリー https://www.instagram.com/kagoyabrewery/
籠屋たすく https://www.instagram.com/kagoyatasuku/

和轍籠屋ブルワリー

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

アバター画像

この記事を書いたひと

くまざわ ななこ

ビアジャーナリスト/ビアライター

ビールとカレーと小田急線をこよなく愛するライター/エディター。数多くのインタビュー経験を活かして、ビールに携わる人たちの思いを伝えようと邁進中。最近、健康のために始めた「ランニング&ビール」イベントにはまっている。

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。