[イベント]2014.3.11

澄み渡る空のようなビールーフライングブルワリーお披露目イベント 参加レポート

フライングブルワリーは、元々熱気球の仕事をしていた仲間が2010年に立ち上げたマイクロブルワリー。日本初入荷記念として、3/10(月)東京・銀座のZugspitze(ツークシュピッツェ)でお披露目イベントが開催されました。

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今回来日したのは、右から、醸造長のJoakim Hanson、営業を担当するEiko Anderson、ブルワリーデザイナーであり営業も担当するJohann Graf。仲の良い飛行機好きな彼らのブルワリーは、なんと飛行場(シリアンエアパーク)の隣にあるとのこと。

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シリアンエアパークは、“スウェーデンのハート”と呼ばれる「シリアン湖」のそば、スウェーデンで唯一滑走路の脇に住み自家用飛行機で離発着することの出来る飛行場。そして、彼らのもう一つの拠点であるオーストリアのオーバータームはビール醸造に最適なアルプスの伏流水に恵まれた美しい場所なのだそうです。

今回のイベントでは定番の5種類+スペシャルビールをいただきました。(定番5種の詳しい味わいは、ぜひこちらをご覧ください。)総じて言えることは、まさに“青く透き通る空にむかって飛び立つような”さわやかな味わいのビールとラドラーです。

そして今回特別にのませていただいたのが、こちら『WALD BIER』。

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8500 本限定醸造で既にほぼ完売しているこのビールは、松ぼっくりのまだ若い時期に摘んだものをフレーバーとして添加した大変珍しいビール。オーストリアにある、銀座ほどの面積しかない管理された松林に特別に入らせてもらい、その新芽を摘んで醸造したものだそうです。

その独特の松の香りは、強すぎることなく心地よく香り、アルコール度数8.2%ではあるものの、まるで森林浴をしているような清々しさと落ち着きのあるビールです。

フライングブルワリーは毎年、その年限定のスペシャルビールを醸造していくということで、今年のスペシャルはどんなものができあがるのが楽しみです。

ちなみに紅一点、そして日本人であるEikoさんは主に営業を担当していますが、これから醸造も担当するとのこと。朗らかですてきな彼女の作るビールも今後ぜひ注目したいですね。

今年の夏はぜひ緑の芝生にパラソルやシートを拡げて、大空を見上げながらフライングブルワリービールを飲もう!

SONY DSCパッケージもかわいい☆

スウェーデンツークシュピッツェフライングブルワリー

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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この記事を書いたひと

宮原 佐研子

ビアジャーナリスト/ライター

ビアLover 宮原佐研子です。 ビールの大好きなトコロは、がぶがぶ飲める、喉ごし最高、大人の苦味、世界中でも昼間でも飲める、 果てしなくいろんな味わいがある、そしてぷはぁ〜っとなれる、コトです。
ライターとして、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)/『じゃらん酒旅BOOK 2023』(リクルート)/『うまいビールの教科書』(宝島社)/『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、ぐるなびグルメサイト ippin キュレーター など

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