[テイスティング]2014.7.28

イタリアの醸造所同士がコラボした黒いセゾン「テインテッド・ラブ」―ビアレポート(104)

イタリアセゾン

しばらく期間が空きましたが、相変わらずビールを飲んでいる私です。

先日、3名でとあるお店に行きまして、初めて見たイタリアのビールを飲んだので今回はそれをご紹介。

トカルマットがExtraomnesとコラボして造った「ティンテッド・ラブ」です。

Tainted Love

Tainted Love

トカルマットもExtraomnesもイタリアの醸造所。トカルマットはパルマで2008年に設立され、アメリカンペールエール、IPA、ケルシュ、ベルジャンホワイトなど幅広いビールを造っています。一方、Extraomnesについてはウェブサイト等で調べてもよくわからず…(読み方もわからず…)。Extraomnesが造るビールを見てみると、ブロンド、セゾン、トリペル、ブリューンなど、ベルギー系のスタイルを定番としているようです。

そんな2者がコラボした「ティンテッド・ラブ」はセゾン。750mlの大瓶だったので、ひとりじゃないこの機会に…と思って飲んでみました。

イタリアの醸造所同士がコラボしたセゾンはどんなものなのか、ワクワクしながらグラスに注いでみると、見た目でいきなり予想を覆されました。

なんと真っ黒。

真っ黒は言い過ぎかもしれませんが、茶色とはいえないほどの黒さです。さらに予想を覆されたのが、香りとその味。グレープフルーツのような香りが漂い、香りも味もローストの印象はほんのり感じられる程度。色味に反して、ものすごくさわやかな味わいでした。

セゾンはもちろん夏のビールですが、この「ティンテッド・ラブ」も見かけによらず夏にぴったりのビール。見た目で判断せず、夏ビールの候補のひとつにどうぞ。

【BEER DATA】
ティンテッド・ラブ
生産地:イタリア
醸造所:トカルマット、Extraomnes
スタイル:セゾン
アルコール度数:4.7%

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この記事を書いたひと

富江 弘幸

ビアライター

1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、新聞社勤務。現在は日本ビアジャーナリスト協会ウェブサイトや『ビール王国』などで記事を執筆するほか、ビアジャーナリストアカデミーの講師も務める。
著書:BEER CALENDAR』(ワイン王国)
連載:あなたのしらない、おいしいビール』(cakes)
執筆:ビール王国』(ワイン王国)、『日本のクラフトビール図鑑』『ビールの図鑑』(マイナビ)、『東京人』(都市出版)など

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