一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会

コラム

新年 明けましておめでとうございます。

 2020年、明けましておめでとうございます。
 いつもJBJA公式サイトの記事をご愛読いただき誠にありがとうございます。

 みなさんは、どちらで年末年始を過ごされていますか?

 私は今年もホップの里【京都与謝野町】での年越しです。

 去年は『今年は例年以上の降雪量です。毎朝、雪かきをしています。(笑)』と書きましたが、今年はNo Snow. 暖かい正月です。

 今、ホップ畑には、去年の蔓が枯れたまま残っている所とすでに蔓を切り落として来年に向けて紐下げをしているところがあります。(若いホップは、根を強くするためにそのまま自然に枯れさせます)春にまた新しい芽が萌えてくるのを楽しみに待っているところです。

 さて、2020年はどんな年になるのでしょうか?

 なんといっても今年は、JBJAが発足して10年となる節目の年です。

 2010年、当時は個人がホームページを始めブログなどでオピニオンを発信できるようになり始めた時期でした。

 それは素晴らしいことでもあるのですが、反面、個人的な思い込みや感想を無責任に発信してしまうツールでもあり、いくつかのブルワリーが「風評被害」にあうことになりました。

 具体的には、IPAを造ったものの(当時はまだIPAがそれほど認知されていなかったので)、「苦くて飲めない」「苦くて不味い」といった具合に書かれることが続きました。

 これに対して何人かのブルワーに「ちゃんとしたビアジャーナリズムの組織を作って、正しい知識や情報を発信してほしい」と要望され、生まれたのが日本ビアジャーナリスト協会です。

 その後、多くの人に『ビールの知識とそれを伝える能力』を身につけていただくためにビアジャーナリストアカデミーを開校し、多くの修了生を送り出すこともできました。

 10年という節目の年に、私達ビアジャーナリストは様々な問題を考え、その一助になりたいと考えています。

 ビールの品質の向上、ビールに関する知識の広がり、国産ホップやモルトの普及と品質の安定、日本らしいビアスタイルの確立、さらには、ビール文化の啓蒙や醸造や流通における環境問題、ビールで繋がるビアコミュニティのあり方など、考えだすときりがありません。

 今年も一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会をよろしくお願いします。

Think Beer.
Cheers,

2020年 元旦

一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会 
代表 藤原ヒロユキ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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藤原 ヒロユキ

ビール評論家・イラストレーター

ビアジャーナリスト・ビール評論家・イラストレーター

1958年、大阪生まれ。大阪教育大学美術学科卒業後、中学教員を経てフリーのイラストレーターに。

飲食雑誌やファッション雑誌での取材・執筆経験を生かし、ビールとフードのペアリングはもちろんのこと、ビールとファッションなどのライフスタイルとのペアリングに造詣が深い。

ビールに関する各種資格を取得、国際ビアジャッジとしてワールドビアカップ、グレートアメリカンビアフェスティバル、チェコ・ターボルビアフェスなどの審査員も務め、一般社団法人日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビアジャーナリストアカデミー学長でもある。

著書【知識ゼロからのビール入門】(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版されたベストセラー。【藤原ヒロユキのイラストで巡る世界のビール博物館】は韓国でも翻訳された。近著【ビールはゆっくり飲みなさい】(日経出版社)、【BEER LOVER’S BOOK】(リトルモア社)が大好評発売中。

「日本らしいビールを世界に発信する為には日本産の原料を充実させる必要がある」という思いから、京都府与謝野町でホップと大麦の栽培を手がけている。