飲み比べ検証!グラスの形でビールの味わいがこんなに違うなんて【JBJAChannel】
ビールに愛された皆さまへ。今日は、「同じビールなのに、こんなに印象が変わるの?」
飲んで、驚いて、納得した実験結果をお届けします。
目次
ビールは「グラスの形」でもっと楽しめる
ビール好きの皆さん、いつもどんなグラスで飲んでいますか?
実は、グラスの形状によって、ビールの味や香りの印象が大きく変わることをご存知でしょうか?
今回は、SPRING VALLEY BREWERY 豊潤ラガー 496を使って、3種類のグラスで飲み比べをしてみました。その結果は…驚きの連続でした!

今回使用したビール:SPRING VALLEY BREWERY 豊潤ラガー 496
![豊潤496缶ビール画像(例)]
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スタイル:インディアペールラガー(IPL)
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特徴:しっかりした麦芽の甘み、ホップの豊かな香りと程よい苦味
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飲み口:コクがありながらも、すっきりとした後味で飲みやすい
クラフトビールファンにも人気のあるこのビールを、3種類のグラスに注いで飲み比べてみました。
① タンブラータイプ(ビアタン)

いわゆる「ビアタン」と呼ばれる、ごく当たり前のストレートな形のグラス。まっすぐに口に入ってくるので、喉越しも軽快です。
味わいの印象:
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ホップとモルトの香りが勢いよく一気に押し寄せてくる
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ビール自体が濃く、パワフルに感じられる
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ゴクゴクいける、爽快な飲み心地
これはまさに、「勢いよく楽しむ」ためのグラス。飲みやすさ抜群です!
② シェリール クラフトピルス(シュピゲラウ)

美しいカーブが特徴的なグラス。ピルスナーの繊細なのど越しと香りを引き出すよう設計されています。
味わいの印象:
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ビールの香りや味がスルリと喉へ抜けていく
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豊潤496の重厚感が少し物足りなく感じてしまう
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味が薄まったような錯覚も
繊細なビールにはピッタリですが、豊潤496のようなコクのあるタイプだと、その個性が逃げてしまう印象がありました。
③ ビールクラシックス・チューリップ(シュピゲラウ)

丸いボウルに留まった香りが、上部から広がる。そしてステム付きで手の温度をビールに伝えにくい構造。まさに「テイスティングのためのグラス」。
味わいの印象:
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苦味が先に、甘みがあとからじんわりとやってくる
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香りがグラス内にしっかりと滞留し、アロマが豊かに広がる
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ビールの全体像をしっかりと感じられる
グラスの曲線が、豊潤496の繊細な構成を丁寧に口まで運んでくれる感覚。香りと味わいの「分解」まで楽しめる、まさにビールを「味わう」ためのグラスでした。
まとめ:同じビールでも、グラスで世界が変わる
どのグラスでも、注いでいるのは同じ缶ビール。なのに、ここまで印象が変わるとは…ビールの奥深さを改めて実感しました。

あなたもやってみませんか?
家にあるグラスで飲み比べてみるだけでも、新しい発見があるかもしれません。
「お気に入りの一杯」を、「お気に入りのグラス」で。
それだけで、ビールの世界がぐっと広がりますよ。
食器棚からいくつも取り出して使ったグラスは、きれいなスポンジで洗いましょう!
動画でも楽しくご紹介しています。
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※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。







