一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会

鳥取クラフトビール物語 2日目 ~生ホップとクラフトビール、倉吉の物語~【JBJAChannel】

ビールに愛された皆さまへ。

前回に引き続き、1泊2日の旅「鳥取クラフトビール物語」、今回はその二日目をご紹介します。初日は大山の自然や名水、大山Gビールの工場見学を通して、クラフトビールの原点に触れました。二日目は、香りの主役“ホップ”を育む畑を訪ね、歴史ある街並みと地元ブルワリーを味わいながら、ビールが紡ぐ物語の続きを辿ります。

こちらは1日目です。
鳥取クラフトビール物語~原料を育む風土を巡る~1日目【JBJAChannel】

鳥取県の自然と人々に出会いながら、その背景を体感できる1泊2日の旅「鳥取クラフトビール物語」の二日目。

「鳥取クラフトビール物語」ツアーのガイドであり、ビアエッセイストの矢野竜広氏

ガイドを務めてくださったのは、矢野竜広さん。ビールを愛し、地元の応援団長ともいえる活動を続けている矢野さんと、ビール好きなツアー参加者の皆さまとの旅が続きます。


【朝のひとときと旅の再開】

午前8時。宿泊先「ペンション暖暖」にて、手作りのパンやジャム、たっぷりのフルーツが並ぶ心づくしの朝食をいただきながら、ゆったりとした時間を過ごしました。

素敵な時間を過ごしたペンション暖暖を後にして、車で次の目的地へと向かいます。

▶ ペンション暖暖公式サイト:https://dandan.sanin.jp/


The Glasshopper Farm  関金のホップ園で、香りの源に出会う】

午前10時、倉吉市関金にあるホップ農園に到着。The Glasshopper Farm です。
案内してくださったのは、京都大学農学部森林学科・森林利用学で准教授を務められたのち、退官して倉吉に移住された岡田直紀さん。森林資源や地域再生への思いをもとに、倉吉の地でホップ栽培に取り組まれています。

岡田さんが試行錯誤しながら一から造り上げたホップ畑。名前の通り、大きなバッタも出迎えてくれました。

シーズンが終わったホップ畑には、収穫後の枯れたホップの蔓。でも、わずかに残っていた緑色の葉の間に、カスケードの毬花を見つけることができました。

カスケードです

品種や栽培の苦労、地元との関わりなどについて丁寧に語ってくださり、実際にホップ畑を歩き回り、手に取って香りを体験することで、ビールの奥深い世界を肌で感じる時間となりました。

ホップや畑について説明してくださったThe Glasshopper Farm の岡田直紀さん


【白壁土蔵群とBREW LAB KURAYOSHIでの出会い】

 

続いて向かったのは、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれている倉吉の白壁土蔵群。玉川沿いに続く白壁と赤瓦の蔵が織りなす美しい街並みは歴史を感じさせ、心が和みます。

この地に佇む「BREW LAB KURAYOSHI」では、20代の若き醸造長・北中佑汰さんに醸造所を案内していただきました。彼の熱意と丁寧な説明から、倉吉ビールがどのような思いで造られているのかが伝わってきます。

倉吉ビール醸造長の北中佑汰さん

 

倉吉ビール代表取締役の福井恒美さん

醸造所見学のあとには、倉吉ビールの代表取締役・福井恒美さんから、まちの歴史や文化についてもお話を伺いました。
印象的だったのが、倉吉に伝わる「打吹山の天女伝説」と、赤瓦の背景です。
白壁と赤瓦が織りなす倉吉の街並みは、長く地域の人々の手で守られてきた文化財であり、ビール造りにも通じる「地元を大切にする心」が息づいています。こうした物語に触れながら味わうクラフトビールは、味覚だけでなく心にも深く残ります。

蔵の一角にある離れのカフェスペースにて、地元食材を活かしたランチとクラフトビールのペアリングを楽しみました。先ほどの関金で収穫されたホップを浮かべて味わうことができます。冷凍保存されたホップにより、季節を問わずフレッシュな“追いホップ”が可能という工夫も、クラフトならではの魅力です。

▶ BREW LAB KURAYOSHI Instagram:https://www.instagram.com/brewlabkurayoshi/


【旅の振り返りと終着点】

モニターツアーの締めくくりとして、参加者それぞれがこの旅で感じたことを語り合い、自然・文化・人との出会いに支えられたクラフトビールの奥行きをあらためて実感しました。

午後3時、倉吉駅にて解散。希望者には米子駅までの送迎もあり、最後の最後まで心配りの行き届いた旅に感謝しつつ、名残惜しさを胸に帰路につきました。。

ビール好きが集まった素敵なビール旅。みなさん、ありがとうございました!


鳥取の自然と人、そしてビールがつなぐ物語

この旅を通じて、ただの飲み物としてのビールではなく、「土地に根ざした文化」としてのクラフトビールの価値を改めて感じることができました。

ツアーの詳細は、また後日、こちらのコミュニティにて公開される予定です!ご興味がある方は、是非ご覧になってください。

情報の更新は、矢野さんのインスタグラム、X(旧Twitter)でご確認ください。
https://www.instagram.com/sanin_beer/
https://x.com/beeressayist

動画でも楽しくご紹介しています

実際のツアーの雰囲気や現地の空気感は、映像でこそ伝わるものもあります。ぜひこちらの動画もあわせてお楽しみください。

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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MJ

ビアジャーナリスト/Youtube JBJA Channelプロデューサー

ビールと昆虫とリコーダーと天然石が大好きです。JBJAではイベントサポートやBJAチューターも楽しんで取り組んでおります。人に寄り添う記事作成を心がけ、JBJA公式動画サイトJBJAchannelではMCを担当しております。
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