[イベント,新商品情報]2018.7.1

世界に通用するマスターオブビールを目指す【ディプロムビアソムリエ講座】2018年秋開講

Doemensディプロムビアソムリエドゥーメンスビールの資格資格講座

6月9日人形町にあるカフェ三日月座で、「 バイエルンのビールと料理を楽しもう(ディプロムビアソムリエ説明会) 」が開催されました。

このイベントでは、今秋日本では初めての開講となるディプロムビアソムリエ講座の講師である根岸絹恵氏(ジャパンビアソムリエ協会理事)による料理とビールのペアリングが提供され、美味しいものを食べるのが大好きな参加者を楽しませてくれました。(ディプロムビアソムリエ講座については、記事の後半で詳しく説明しています。)

カフェ三日月座

カフェ三日月座は、シックな明かりが灯された階段を上がった先にある

用意されたビールは5種類、そして、それらに合わせた料理が順番に提供されました。これらの料理はミュンヘンにある有名なビアホール、ホフブロイハウスのレシピで造られた本格的なバイエルン料理です。そして、ドイツパン好きの支持を集める南ドイツパンの専門店タンネのパンも用意されました。

当日用意された5種類のバイエルンのビール。伝統的なものから最近流行し始めたスタイルまで。

GAMBAに合わせて出された料理「オバツダ」。チーズのディップでブレツェルにつけて食べることが多い。チーズとバターにいくつかのスパイスやハーブを混ぜ合わせて作る。

シンケンザラート。キュウリ、玉ネギのスライスに薄切りのソーセージを加え、酸味のきいたドレッシングでいただく。

「ババリアンキャベツサラダ」。キャベツ、ベーコン、玉ねぎをキャラメリーゼしたバターと砂糖でソテー。甘味と風味の効いた温製のサラダ。Schneider weisse TAP7と共に供された。

「赤キャベツのザワークラウト」。リンゴと玉ネギ、赤ワインを使った温製サラダ。Hofbrau Maibockと合わせて、甘味と酸味が効いている。

「ポテトケーキ」。マッシュしたポテトにパンとチーズを混ぜて焼く。EKUに合わせて香ばしさが引き立つ。

南ドイツパンの専門店タンネのライ麦パンとひまわりの種を使ったパン。麦の酸味と香ばしさが、モルティなドイツビールにもよく合う。

デザートの「ババリアンクリーム(黒ビールのソース)」。黒ビールの原料であるローストモルトをキビ砂糖と共にじっくりと黒ビールで煮詰めたソースがかかっている。Köstritzer Schwarzbierと合わせると二つのロースト感が重なって心地よい。

ビールのスペシャリスト「ディプロムビアソムリエ」

例えばこのように、ビールとそれを楽しむ人を仲介することも、ビールの専門家である「ディプロムビアソムリエ」の役割の一端です。

「ディプロムビアソムリエ」を主催するジャパンビアソムリエ協会の特設サイトによると、

ディプロム ビアソムリエとは?
ディプロム ビアソムリエとは、ブルワリーと消費者の間で活動するビール専門家で、ビアパブオーナー、サービス、営業、流通·小売、企画·販促、ブルワーなど資格取得者は多職種に渡ります。
原材料、醸造工程、熟成、パッケージからグラスまでビールの全体的な知識を持ち、それぞれがビールの品質、味わい、ビアスタイルの特徴などに、どのように影響しているか判断できます。世界のビールの歴史、各国のビール文化、ビアスタイル、近代のトレンドなどについて学び、ビールの官能評価(外観、香り、味、食感)、香味表現のプロであり、料理とのペアリングにも精通しています。ドラフト(樽生)設備のセットアップ、メンテナンスと調節、及びビアセラーの管理により、毎回、グラスの中のビールが一番美味しい状態になるよう調整し、お客様にすばらしいビール体験をお届けします。

となっています。

Bier sommelier(ビアソムリエ)は、ドイツにある私立の醸造専門学校Doemens(ドゥーメンス)が2004年から行っている講座です。通常は2週間の集中講座で、ビールの歴史、原材料、醸造工程、ビールのエイジング、ビアスタイル、輸送と保管、ビールと健康、食とビール、プロフェッショナルなビールのサービングなどを講義と実技で習得します。この講座ではすでに2000人を超える卒業生がおり、ビールのエキスパートとして活躍しています。
国内では、ディプロムビアソムリエの資格を取得した人は現在2名のみで、いずれもドイツ現地で受講し資格を取得しています。

また、Doemens は2009年から2年ごとにビアソムリエの世界大会を開催しており、2017年には第5回大会が開催されました。南米や東アジアを含む6か国で開催された予選を勝ち抜いたビアソムリエの中から、スキルと知識を評価された新しいチャンピオンが選ばれました。2019年には日本でも予選が開催される予定です。

日本では、ジャパンビアソムリエ協会が行うドイツ大使館、オーストリア大使館後援を取得したビアソムリエ認定講座(ベーシック)があります。ビールの世界への入り口として歴史やスタイル、ペアリングやサービスの基礎を2日間で学べる講座となっています。

この秋開講!日本語によるディプロムビアソムリエ講座

この秋開講されるドイツ・ドゥーメンス醸造学校認定ディプロムビアソムリエ講座では、ドイツ・ドゥーメンスからも先生が来日し、現地のカリキュラムをもとにして日本の環境に合わせたオリジナルカリキュラムで、日本語での講義となります。ドイツ人講師の講座では通訳がつきます。

現地ドゥーメンスのカリキュラムに沿った専用テキストを使った座学に加え、実習として、ビアテイスティング(オフフレーバーを含むフレーバー)、メニュー作成、ゲストへのサービス、ビールやテイストに関するゲストへの説明、フードペアリングのための調理、ビール醸造、店舗での樽やタップの扱い方などを行い、実践的でかつ専門的な知識とスキルを身につけます。

資格認定試験では、ドイツ・ドゥーメンスからも試験官が来日し、筆記試験に加え口頭試問による評価も行われます。

日本語で資格を取得できる初めての機会となるこの講座は、この秋9月中旬から10月初旬にかけて11日間(すべて土日祝日)、都内で開催されます。

詳細は専用サイト:https://diplombeersommelier.com/ でご確認ください。

ディプロムビアソムリエを取得すると

ディプロムビアソムリエを取得すると、2019年ビアソムリエ ワールドカップの第一回日本予選出場資格が与えられます。また、世界的なビールコンテストであるEuropean Bier Starのビアジャッジへの出願や、Doemensが2013年に設立したInstitute of Masters of Beerへの入学が可能となります。

第1回はこの秋開講、日本初の卒業生になろう

現在ビールに関わる仕事をしている方、ビールに関する知識・経験を総合的に深いものにしたい方、飲食店でのサービスやメニュー構成を担当する方、ブルワリーと消費者をつなぐ仕事に携わりたい方、世界に通用するこの資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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よしのたま

この記事を書いたひと

よしのたま

ビアジャーナリスト

1965年、南信州生まれ。峻険な南アルプスと中央アルプスに囲まれた自然豊かなリンゴ農家に育つ。1女1男の母。大学卒業後1年間、まだ東西に分裂していた時代に南ドイツに遊学し、各街々の地ワインにハマる。帰国後は、翻訳会社、雑誌編集、組紐製造など好奇心のままに仕事を転々とし今に至る。その好奇心はビールにも顕れ「好きなビールは?」と訊かれた際の返事が同じだったことがない。目下のところ友人のフォトグラファーが連載中のビアエッセイの影響で、アジアのビールに興味津々。趣味は着物だが、茶道や華道といった着物っぽいことには一切通じていないため、結局のところ着物を着てビールを呑みに行くというのが趣味になっている。

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