[イベント]2012.8.22

登山とビール

9日間という長い夏休みを終えて、今週から通常業務に戻りました。

夏季休暇の前半は恒例の北アルプス。
(昨年はマイケル氏の記事にもあった北穂高岳に登りました)

今年は奥穂高岳(3,190m)に登頂する計画で向かったのですが、
事前の天気予報通り、ベースキャンプの涸沢で悪天候に遭い、登頂断念。
朝テントの中で目を覚ますと、ものすごい暴風雨でテントごと飛ばされるかと思いました。
何年かぶりに豪雨の中での撤収となりました。
(雨の中片づけてぐしょぐしょになったテントもザックに入れる・・・ホント最悪なんです)

昨年も書きましたが、登山といえばお楽しみは山小屋で提供しているビール。
本来ベルギービールを持っていけると良いのですが、ただでさえテント泊山行で重い荷物。
私の場合、65リットルのザックに17~18kgの荷物を担いで登るのですが、
元気だった20代の頃と比べると明らかに体力が落ちてきています。
なるべく重いものは持っていかないのが鉄則です。

何時間も歩いた後、素晴らしい景色を眺めながら山小屋で楽しむビールは最高です。
ベースキャンプの涸沢に到着してテントを設営したら、まずはヒュッテのテラスでお楽しみの生ビールとおでん。
この日のお天気は上々で、この後私はテラスでお昼寝、息子は読書。
まさに天国。ここに来ないと味わえない至福の時間です。

しかし登山中や下山前の飲酒は事故の元になるので厳禁。
山小屋やテントの中で騒いで他の登山者に迷惑をかけるのもダメ。
山では気圧の関係で酔いが回りやすいことも知っておく必要があります。

あとは輸送費などでどうしても価格が高くなってしまうのでお金の使いすぎにも注意です。
(500ml缶で500~600円、生ビールで800円程度)

ビール北アルプス登山

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

この記事を書いたひと

三輪 一記

一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事

1967年、名古屋市生まれ。
1990年、関西大学商学部卒業。26歳のときにベルギービールと出会い、以来ベルギービールを愛し、仕事でというよりライフワークとしてベルギービール普及に情熱を傾け、毎年ベルギーを訪れている。
2001年よりベルギービールに関する講座、セミナー活動をスタート。
2008年より愛知大学、愛知淑徳大学等でベルギービール講座開講。
「ベルギービールを通じて日本とベルギーの架け橋に」というコンセプトのもと、
講演やセミナーにも積極的に取り組んでいる。
共著に『ベルギービール大全』(三輪一記+石黒謙吾/アートン)、
『ベルギービール大全<新>』(三輪一記+石黒謙吾/アスペクト)。
一般財団法人 日本ベルギービール・プロフェッショナル協会 代表理事。

ストップ!20歳未満者の飲酒・飲酒運転。お酒は楽しく適量で。
妊娠中・授乳期の飲酒はやめましょう。