[コラム]2021.11.10

山陰ビール友の会発起人 矢野竜広さんってどんな人?

イベントで知り合った日本ビアジャーナリスト協会の大先輩、矢野竜広(やの たつひろ)さん。お住まいの鳥取県から幅広いビールの情報を絶えず発信し、山陰をビール観光の地にするべく奔走しています。
「矢野さんってどんな人?」「熱い思いはどこから?」その人となりを取材しました。

 

ビールとの出会い、そして鳥取へ

矢野さんはビアジャーナリストアカデミーの第一期生です。
応募した2012年は、会社員ライターを辞めて放送作家兼フリーライターをしていました。大好きだったビールを掘り下げて得意ジャンルにしたいと思い、参加したそうです。
ビール好きになったきっかけはベルギービールでした。東京で先輩に連れられて行ったお店で出会ってしまったそうです。いろいろな味があり、瓶やメーカーのロゴが入った専用のグラスの形も様々。美味しさと同時に、ビールの世界観に触れたように感じ、ビールの世界に引き込まれて行きました。
矢野さんは現在、鳥取県に住んでいます。
奥様やお子さんと自然ゆたかなこの土地で、暮らしています。
もともとは東京都のご出身。移住を決意した一番大きな決め手は、奥様の存在でした。
東京で出逢った二人でしたが、奥様は当時から「地元の鳥取に帰りたい。結婚して子育てするのは、地元で」という思いを持っていたそうです。
そんな奥様の熱意を受け、矢野さんは移住を決めました。2013年のことです。

最近の矢野さん

矢野さんは現在「ビアエッセイスト」として活動しています。

羨ましいくらいビールが並ぶ矢野さんのご自宅 写真提供: 矢野竜広さん

2013年頃、山陰地方のブルワリーは大山Gビールと松江ビアへるんの2社しかなく移住したらビールの仕事はできないと思っていたそうです。
ただ、地方ならではのビールの楽しみ方のエッセイだったら書けると思い、ビアエッセイストを名乗り出したとのこと。実際はビールの仕事ができているそうで、逆に「あ、最近全然エッセイ書いてないな」と思うこともあるそうです。
仕事はもちろんですが、ビール好きにとって魅力的なお店がたくさんある東京の地を離れるのは勇気がいることだったのはないか、と想像が付きます。矢野さんも何か不安を持っていたのではないかと思い、ご本人に聞いてみました。
移住するにあたり、一番不安に思っていたこと、それは「車の運転」だそうです。
これは大変大きなことです。公共交通機関が発達している都市以外、生活の足のメインは車です。ずっとペーパードライバーだった矢野さんは、いきなり車社会に出て大丈夫かな?とかなり不安を感じたそうです。今はドライブ好きで運転はとても楽しいそうですが、逆に言うと、運転以外の不安はなかったとのこと。
そんな矢野さんにレンタカーで2泊3日で周るオススメの山陰一人旅のプランを教えていただきました。

1日目
鳥取空港で降りて鳥取砂丘→三徳山三佛寺投入堂→三朝温泉に入ってBREW LAB KURAYOSHIへ。

※「投入堂は一人での登山がNGなので、一人で来てしまったうっかりさんを探して一緒に入山。もし見つからなかったら付近を散策して、三朝温泉の時間を増やす」by矢野さん

BREW LAB KURAYOSHI 写真提供:矢野竜広さん

2日目
倉吉探訪→大山寺&大神山神社→豪円湯院で温泉に入って大山Gビール直営レストラン、ビアホフ ガンバリウスへ。

ビアホフ ガンバリウス 写真提供:矢野竜広さん

3日目
米子の加茂川・中海遊覧→足立美術館→安来節演芸館→さぎの湯温泉に入って美保関へ→美保神社と美保関灯台を見て米子空港

観光もそして、山陰のブルワリー(上記太字がブルワリー)も入った素敵なプランです。山陰旅の参考にどうぞ!

 

これからの夢

現在の住まいの鳥取からビールを盛り上げようと矢野さんは活動を始めています。

「サンインフルエンサー」という鳥取県の制度で山陰の風景とビールの写真をInstagramで発信したり、山陰ツーリズム人材育成塾に通ったりしています。さらに鳥取県だけでなく山陰地方のビールを盛りあげるべく「山陰ビール友の会」を立ち上げました。これらは全て夢のための手段として取り組んでいます。

画像提供:矢野竜広さん

矢野さんの大きな夢、それは「山陰を世界のビール観光の聖地にする」です。
日本だけでなく世界各地のビール愛好家が山陰のビール体験を目指してやって来る場所にすること。この地をビアツーリズムの地として盛り上げるため今足りてないのは、旅行者をガイドする「山陰ビールアンバサダー」だと矢野さんは考えます。
山陰はすでに素晴らしいブルワリーや、美味しい食材がたくさんある。
ビール、食事、人。全てが揃えば必ずもっと山陰は盛り上がると矢野さんは信じています。ただ盛り上げるだけでなくビールは学び、そして仲間と一緒に味わう方がより美味しく飲める。ビールが、生活に彩りを与える存在であることを願っているのです。
新型コロナの影響でここ数年、誰かと乾杯をする、そんな以前では当たり前だったビールの愉しみ方が難しくなる時期が長くありました。たくさんの人達が今までの生活との違いを感じた、ほんとに大変な時期でした。
そんな経験を乗り越えた今だからこそ、改めて人との繋がりというものを考える機会になったのではないでしょうか。
以前では実現しづらかった遠方の仲間同士との飲み会も、オンラインで気軽にできるようになりました。日本中どこにいても繋がることができる。
そんな時代だからこそ、東京にいても山陰のニュースを容易に手に入れることができます。
矢野さんの思いやそれに伴う活動をSNSなどで目にするたび、私はその存在の大きさ感じます。離れていてもパワーを感じます。ますます広がっていく矢野さんのそして山陰のビール活動をこれからも、東京から応援したいと思います。

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矢野竜広さんの最新情報はこちら

https://twitter.com/beeressayist

https://instagram.com/sanin_beer/

山陰ビール友の会についてはこちら
https://community.camp-fire.jp/projects/view/393784

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この記事を書いたひと

高橋朗子

ビアジャーナリスト/ディプロムビアソムリエ/JSA公認ワインエキスパート

横浜生まれ。
「ビールが好き!」「お酒が好き!」「人が好き!」
ビールが自分のコミュニケーションツール。
ビールから広がっていく知識や、人の輪。その楽しさを
たくさんの方々に伝えたいの思いからビアジャーナリストの世界へ。
自らも新しいビール・人の出会いを探しに各地飛び回る日々。

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