[コラム]2021.11.8

【埼玉150周年企画】『映画 翔んで埼玉』の名言「口が埼玉になる」を真面目にビールで考える。~前編~

「口が埼玉になる」とはどんな味なのか?

口が埼玉になる

※写真はイメージです。

2021年11月14日(日)は、ご存知「埼玉県民の日」です。
しかもただの「埼玉県民の日」ではなくて、埼玉県が150周年を迎える特別な「埼玉県民の日」になります。

近年、ことあるごとに埼玉県がメディアに取扱われるようになりましたが、その要因の1つとして2019年2月より公開された『映画 翔んで埼玉』の影響があることは間違いないでしょう。
究極の埼玉ディス映画として、埼玉県民のみならず、日本国民に大きなインパクトを残しました。
今回、『映画 翔んで埼玉』の作中に登場するセリフに端を発し、この記事を書いています。

「口が埼玉になる」

作中では、埼玉県民を差別する東京都民により発せられたセリフです。
生まれも育ちも現住地も埼玉県、生粋の埼玉県人である私も、このセリフを聞いた時は大いに笑いました。

でも、ちょっと待て。「口が埼玉になる」とはどんな感覚だろう。
これまで40年弱埼玉県に住んでいるが、「口が埼玉になる」という感覚を味わったことがありません。
否、味わっていたけど、それが「口が埼玉になる」という感覚だと気づいていなかっただけなのかもしれない。
「口が埼玉になる」
それは一体どんな感覚だろう?それはどんな味なのだろう?
せっかくならば、「口が埼玉になるビール」を探そうじゃないか。
なぜなら私は、ビアジャーナリストになったのだから。

「埼玉県150周年記念弁当」を食べながら、『映画 翔んで埼玉』を観る

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「埼玉150周年弁当 第4弾」と【サッポロ生ビール黒ラベル 渋沢栄一翁デザイン缶】

埼玉県150周年を記念して、2021年は各社多くの記念商品が発売されました。
その中でニュースにも取り上げられたのが「埼玉県150周年弁当」。
スーパーマーケット「Belc(ベルク)」が製造販売する、埼玉県の美味しいを詰め込んだお弁当です。
「口が埼玉になる」の手がかりを得るために、まずは「埼玉県150周年弁当」の第4弾とFinalを食べつつ、埼玉150周年を記念して発売された【サッポロ生ビール黒ラベル 渋沢栄一翁デザイン缶】と【アサヒ スーパードライ 埼玉150周年記念デザイン缶】をいただきます。

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「埼玉150周年弁当」と【アサヒ スーパードライ 埼玉150周年記念デザイン缶】

埼玉県産豚肉の「とんかつ」と【アサヒ スーパードライ】、北本産トマトを使った濃厚トマトソースがたっぷりの「ハンバーグ」と【サッポロ生ビール黒ラベル】、これらの相性の良さについてはもはや説明するまでもありません。
どんな組み合わせでも一定のレベルをクリアしてしまうことが、日本の大手ビールメーカーの素晴らしいところです。美味い!

しかし、これが「口が埼玉になる」に当てはまるかというと、そうは感じません。
そんなとき、テレビに映りだされた『映画 翔んで埼玉』から、もう一つの名言が聞こえてきました。

「埼玉県民にはそこらへんの草でも食べさせておけ!それで治る!」

私はハッとしました。
「そこらへんの草」=「埼玉の大地(テロワール)に生える草」であるとすれば、埼玉のテロワールを感じるビールこそ「口が埼玉になるビール」なのではないだろうか。

埼玉のテロワールを感じるビール① COEDO 紅赤-Beniaka-

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サツマイモ畑で【COEDO 紅赤-Beniaka-】

埼玉のテロワールを感じるビールとして、最初に頭に浮かんだビールは【COEDO 紅赤-Beniaka-】です。
埼玉県を代表するビールメーカー・COEDO BREWERY(以下、COEDO)の原点ともいえるこのビールは、川越周辺を代表する農作物“サツマイモ”を原材料としています。
※酒税法上では「発泡酒」に分類

一口飲めば、香ばしい甘味と苦みを感じる【COEDO 紅赤-Beniaka-】
これは間違いなく川越のテロワールを感じるビールに違いない。

余談ではありますが、私がビアジャーナリストを志すはるか以前、【COEDO 紅赤-Beniaka-】を「COEDOの原点であり、テロワール」として紹介している記事を読んだ記憶があります。
当時の記憶を頼りに探してみると、その記事は身近なサイトで見つかりました。
その記事とは「日本ビアジャーナリスト協会ホームページ」に掲載されたこちらの記事でした。

テロワールとなるビール! 【ビール誕生秘話4本目 COEDO BREWERY 紅赤-Beniaka-編】

そうです。私も約3年間にもう埼玉のテロワールを感じるビールを飲んでいたし、ビアジャーナリストとも接点があったのです。

後半では、さらに「口が埼玉になるビール」を求めて、埼玉県の西と東のビールを飲み進めることにしましょう。

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この記事を書いたひと

南原 卓也

ビアジャーナリスト/樽生アドバイザー

「今日1日をどう生きれば、より美味いビールが飲めるか?」

こんなことを考えながら毎日生きてます(飲んでます)。

埼玉県にある“日本一小さい市”で生まれ育った男が、飲食店の樽生ビールの品質を上げる仕事、飲食店にビールを卸す仕事を経て、ビールを伝えるビアジャーナリストになりました。

「醸造家がビールを醸造し、ビールの注ぎ手がビールを完成させる。そしてビアジャーナリストがビールを伝える。」
をモットーとして、“美味いビールが飲める環境”や“ビールとコミュニケーション”を追求していきます!

今日も美味いビールを飲めましょう!
乾杯!

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