大阪からクラフトビール文化を盛り上げる!「よなよなビアライズ」ついに着工!
ヤッホーブルーイングと泉佐野市が「大阪ブルワリー(仮称)創造プロジェクト」として ふるさと納税型クラウドファウンディングで5億円を超える寄付金を集め、事業化が決定してから3年。2025年1月23日(木)に起工式が開催されました。
施設の名称は「ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ」(以下、「よなよなビアライズ」)。ヤッホーブルーイングからクラフトビールを通じたサプライズを届けたい!という想いが込められています。
エンターテイメント性を兼ね備えた体験型ブルワリーとして、2026年夏までの開業を目指しています。

左:ヤッホーブルーイング 井出 代表取締役社長 右:泉佐野市 千代松 市長 (提供:ヤッホーブルーイング)
どんな施設になるの?
泉佐野市は、大阪市と和歌山市のほぼ中間に位置しています。関西空港につながる大阪湾に面し、美しい山河と緑あふれる自然に恵まれた街です。 「よなよなビアライズ」は、関西国際空港の対岸にある「りんくうタウン駅」1番出口から徒歩4分の場所に建設されます。
今回、公開された外観イメージによると、ネイビーブルーの建物の正面には、缶からグラスに注がれるよなよなエールが映えるデザイン。 屋外は、ハーブガーデンや芝生、そしてホップのカーテンに囲まれたテラス席など、自然に囲まれた空間になるようです。

外観パース図:建物正面(提供:ヤッホーブルーイング)

外観パース図:鳥瞰図(提供:ヤッホーブルーイング)
内装についてはこれから順次公開されるとのこと。あのビールのキャラクターたちがどんな風に登場するのか楽しみです。

筆者のビール缶コレクションの一部。どのキャラクターが登場するのかな。
何が楽しめるの?
できたてのビールが楽しめるのはもちろん、週末には、キッチンカーやコーンホールという屋外で楽しめるコンテンツも計画されています。
ちなみにコーンホールとは、クラフトビールの本場アメリカ発祥のゲーム。ボードに向かって袋を投げ、得点を競い合います。ヤッホーブルーイングのファンイベント「よなよなエールの超宴」でも人気というこのゲーム、早くやってみたい!

よなよなエールの超宴でコーンホールを楽しむファンたち(提供:ヤッホーブルーイング)
また、長野県佐久市の醸造所では「大人の醸造所見学ツアー」が毎年8月から10月ごろに開催されていますが、「よなよなビアライズ」でも定期的に醸造所見学ツアーが楽しめるようになります。待ちきれない!

大人の醸造所見学ツアーでのテイスティング(2018年 筆者撮影)。「よなよなビアライズ」ではどんなツアーになるのでしょうか。
個性の融合で生まれるビール文化に期待!
ヤッホーブルーイングといえば、あの個性的な商品名や、ニックネームで呼び合う独特の企業文化で有名です。
そんなユニークな企業文化を持つヤッホーブルーイングと、ふるさと納税の革新的な取り組みで知られる泉佐野市。この異色のコラボレーションに、関西ならではのお笑いと食の文化が加わることで、これまでにない新しいビールやイベントが誕生することは間違いありません。
「よなよなビアライズ」の開業まであと1年半ほどありますが、 今後の発表にも注目して楽しみながら待ちましょう!
※ ふるさと納税でのプロジェクト支援は、現在も継続しています。以下のサイトをご覧ください。
https://yonasato.com/base/osaka_brewery/
施設概要
名称:ヤッホーブルーイング大阪醸造所 よなよなビアライズ
所在地:泉佐野市りんくう往来北1-24
交通:りんくうタウン駅1番出口から徒歩4分
製造能力:年間約900Kl
スケジュール: 着工:2025年1月23日、開業:2026年夏までに開業予定
事業主:株式会社ヤッホーブルーイング
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。