エチゴビール株式会社から、エチゴビール30周年を記念する限定醸造ビールの第三弾として、トロピカルな香りとすっきりとした喉越しが特長の「浪漫が香る歓びエール」が7月18日(金)に発売されます。発売前のビールを試飲させてもらったため、ビールの特長や、テイスティングの感想、ペアリング例をご紹介します。

エチゴビール「浪漫が香る歓びエール」

エチゴビールとは

エチゴビール株式会社は、地ビール解禁（※1）後、1995年に全国第1号のクラフトビールメーカー（当時の呼び方は「地ビール」）として営業を開始しました。ブランドのシンボルマークであるヤギのイラストに、見覚えのあるクラフトビールファンは多いはず。缶での流通が主であり、全国のスーパー、コンビニエンスストア等で取り扱いがあります。

※1　1994年に酒税法の改正により、ビールの製造免許に必要な最低製造量が年間2,000KLから60KLにまで引き下げられ、小規模醸造所が数多く生まれたことから「地ビール解禁」と呼ばれるようになった

2020年には定番ランナップのデザインをリニューアル。さらに限定醸造ビールは、それぞれのコンセプトに合った魅力的なデザインで展開しています。

「浪漫が香る歓びエール」とは

エチゴビール30周年を祝い、お馴染みキャラクターが乾杯！

エチゴビールが全国で最初にブルーパブ営業を開始したのが1995年2月16日。そのため2025年2月以降、30周年を記念したさまざまな企画が発表されています。

30周年を記念する限定醸造ビールもその1つ。「オールニッポンこしひかりエール」、「シトラストラタハラタウトラディション」に続く第三弾「浪漫が香る歓びエール」は、小麦麦芽を主体にしたホワイトエールをベースに、4種類のホップを贅沢に使用し、トロピカルな香りとすっきりとした喉越しに仕上げたホワイトIPA※2です。ホワイトエールのなめらかな口あたりと優しい味わいに、ホップの豊かな香りと爽やかな苦みが楽しめます。

パッケージのイラストでは、人気の定番商品「のんびりふんわり白ビール」や限定商品でお馴染みの白熊と、限定商品「華やぎホップのうきうきエール」などに登場したインド象が初めて共演！昨年販売した「前途洋々ホワイトエール」で白熊が乗っていた帆船が、インド象がくつろぐリゾート海岸に到着し、エチゴビール30周年を祝う乾杯をしています。一緒にお祝いしたくなりますね！

※2　IPA（インディアペールエール）とは18 世紀末頃、英国の植民地だったインドにビールを送る際に、ビールの劣化を抑えるため、防腐効果の高いホップを大量に使用してビールを造ったことで生まれたビアスタイル

一足お先に飲んでみた！

テイスティング感想

まずは浪漫が香る歓びエールをグラスに注いでみました。外観は少しオレンジ寄りのイエローで透明、注いだときにできた泡は白です。

アロマは小麦の柔らかな香りに加え、ほのかに草原にいるような草の香りを感じられ、国内大手ビール（ピルスナー）にも通じるものがありました。

飲んでみると、さっぱり！ややドライで爽快感があり、ごくごくと飲んでしまいそうです。熟れた果実感と同時に、やわらかな麦の甘みを感じられました。飲んだあと、舌に残る苦味が爽やかでした。

ペアリングしてみた＜ゴーヤチャンプルー＞

突然ですが、夏の食べ物といえば何を思い浮かべますか？

「ビール！」という声が聞こえてきそうですが、それはさておき、筆者が積極的に食べたいものの一つにゴーヤがあります。季節の野菜や旬のものは栄養価が高いことで知られていますよね。

ですがゴーヤは苦みが強く、好んで食べないという方も多いのではないでしょうか。

しかし浪漫が香る歓びエールを口にして、筆者の頭にはある1つのアイデアが浮かびました。ビールの苦みと、ゴーヤの苦み。ペアリングすることで、うまく苦味の釣り合いがとれるのでは？

チャレンジした結果、特にゴーヤの苦みが浪漫が香る歓びエールとうまく調和して、マイルドになった気がしました！最後にふるのは鰹節より、ブラックペッパーの方がより合います。気持ちのよい苦味が、夏の暑さを吹き飛ばしてくれそうです。

30周年記念ビールで乾杯！

今年も暑い夏になりそうですね。暑気払いにもおすすめの浪漫が香る歓びエール、気になった方はぜひ手にとってみてください。

【商品概要】
発売日：2025年7月18日（金）
商品名：浪漫が香る歓びエール
酒別：ビール
原料：小麦麦芽（フランス製造）、大麦麦芽、ホップ
アルコール度：5%
容量：350ml缶
エチゴビール公式サイト　https://echigobeer.com/