好きでつながるチャレンジラボ「アサヒ空想開発局」
アサヒビールの新商品テスト販売サイト「アサヒ空想開発局」。空想が商品へと変わるそのプロセスと、これまでに産み出してきた商品をご紹介します。

発売5時間で完売した、タレント 江頭2:50さんとのコラボビール、EGA BEER
目次
大切にしたのは”好き”という気持ち
テストマーケティングの意義
アサヒの新商品テスト販売サイト 「アサヒ空想開発局」をご存じでしょうか。
前身は「ASAHI Happy Project」です。
「失敗するなら、小さく・賢く・早く」と、試行を重ねた結果、アサヒスパイスビールのようなユニークなビールをはじめ、未来のレモンサワーやザ・ビタリストといった全国発売へと成長した商品も生まれてきました。
その一方で、サイト来訪者数の停滞や、会員はビール好きのいつものメンバーがほとんどという状態が続いていました。これでは全国展開を見据えたテストマーケティングとして成立しないと、2024年に思い切って仕組みをゼロから作り直すことを決断。
そこで、社内の各部門から兼務という形で、エッジの効いたメンバーが集結し、サイト改良に向けた新プロジェクトが発足しました。
「アサヒ空想開発局」始動!
「もっと毎日をおもしろくしたい」
そんなシンプルでまっすぐな“好き”の気持ちから生まれた新プロジェクトが、
「アサヒ空想開発局」です。
スローガンは 好きだから空想する。好きだからカタチにする。
ここは、”好き”でつながる 本気の遊び場。
お酒好き以外の人にも、飲むときも飲まないときも、それから、商品や商品以外でも楽しみを提供するべく始まった本気の遊び場から、どんどん遊び心満点な商品が生み出されています。
次々誕生、 ちょっと先行くドリンクたち
全て完売の商品たちが示す可能性
• 「アサヒ スパイスビール」2024年発売のものを2025年に再販/一か月で完売。

ピリッと辛味がクセになる、スパイスビール
辛味好きの開発者が、ビールの仕込み過程に唐辛子を入れてみた、という遊び心起点のビール。唐辛子ハラペーニョを配合した刺激的な味わいです。本気で辛い“辛口の極み”。
「本当の辛口をつくってしまった 😆 」(寺門誠 空想開発局長)
• 「アサヒ アクアリー」 2025年8月発売/約2週間で完売。

4種類のホップを組み合わせ爽やかな香りと苦みを抑え、軽やかな飲み心地。
世界に通用する次世代のビールを、とつくられた。
• 「アサヒ シンプルラベル」 2026年1月発売/約一週間で完売。

「シンプル イズ ザ ベスト」をコンセプトに、パッケージも中味も設計。
冷却時はグレーのデザインが浮き上がり、常温時は無地のように見えます。
マンションのゴミ捨て場に、同じ銘柄の缶ばかりたくさん持って行くのがちょっと恥ずかしい、という声を聞いたことが、アイデアの元になりました。
麦芽とホップをそれぞれ一種類のみ使用、「SINGLE MALT」「SINGLE HOP」
という文言で訴求。爽やかな味わいとスッキリした後味が特徴です。
• 「水レモンハイ」 2026年2月発売/5日間で完売。

サワーはどうして炭酸入りしかないのか。
小田原発祥「水レモン」が美味しい!、という担当者の”好き”が詰まった商品。
これら4商品は、連続で完売。完売までの日数も回を追うごとに短くなり、在庫の数も追い付かなくなり、同時に新規会員も伸びていきました。
エガちゃんファンを巻き込み大ヒット! EGA BEER(エガビアー)
アサヒグループ公式チャンネルより
多彩なユーザーを獲得するための企画。
江頭さんが選ばれた理由は、開発局長が、江頭さんが”好き”だから、ということだけでした。
「最も好きな方と組むっていうのを一番大事にして、社内で企画を出しました」(寺門開発局長)
社内は大騒ぎになり、「本当にやるの?」「エガちゃんで大丈夫?」という声が飛び交う中、チームは迷わず突き進みました。
特にお客様から高く評価されたのは、オファーから開発工程までをすべて公開したことです。どんな商品になるのか、開発側も最後まで分からないまま進む“リアルな過程”を共有したことで、多くの人が企画に参加しているような感覚を持てたといいます。
結果、動画の総再生回数約529万回を記録。ビールだけを発信していた頃には届かなかった層にも届いたことは大きな成果でした。
さらに、ビール以外の商品にも挑戦。アーティストと組んで“小コップだけを売る”という、ビールが存在しない企画まで実施し、こちらも話題を集めました。

中央は、くっきー!さんデザイン。
そして迎えた「EGA BEER 」発売日。1か月分を用意していたにもかかわらず、わずか5時間で完売。アクセスが殺到しサーバーがパンクするほどの人気で、グッズも2日で売り切れました。

発売前の会員数の伸びは緩やかでしたが、EGA BEER 以降跳ね上がり、現在では開発局の会員の約8割がエガちゃんのファンという状況に。一般のお客様からも「あのアサヒの面白いやつでしょ?」と声をかけられることが増え、江頭2:50さんとのコラボは、空想開発局にとって“想像を超える体験”を体現した象徴的なプロジェクトとなりました。
未来のアサヒを一緒につくる
空想開発局の面白さは、商品を創って、それで終わりではないところです。
期間・数量限定でテスト販売をし、購入した人の声をしっかりキャッチし、検証します。
味やパッケージの感想が、次の新しい商品づくりにそのまま活かされていきます。
今年も、今後、新商品をいくつか開発中で、さらに「エガちゃんの次は誰?」という期待に応えるべく、ジャンルを超えた大物とのコラボレーションビールも、夏以降に発表予定です。
空想開発局は、
“好き”でつながる人たちが、未来のアサヒを一緒につくる場所。
最終的な目標は、単なる商品開発ではなく「ここに来ると楽しい」と思ってもらえる場所づくりです。
「将来、新入社員が”空想開発に入りたくてアサヒに来ました”と言ってくれる日を夢見て、挑戦はこれからも続いていきます」(寺門 空想開発局長)
ぜひ、アクセスしてみてください。さて、次のプロジェクトは何でしょうね。
空想開発局 URL

左・空想開発局河口莉子 チャレンジラボリーダー
右・寺門誠 空想開発局長
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。









