一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会

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わざわざ訪れたい秘境フェス!創業30周年の宮崎ひでじビール総力戦「秋のむかばきビアフェスタ」で味わう“これぞ地ビール”

「こんなに秘境にあるとは……」

 

▲行縢山の雄岳、雌岳の間を流れるのが名瀑「行縢の滝」、別名「矢筈(やはず)の滝」

初めて醸造所を訪れたビールファンは、誰もがそう思うでしょう。
宮崎県北部、延岡の市街地から10km以上離れた山間部にあり、目の前にそびえ立つ雄大な行縢山(むかばきやま)の岩壁。その麓を流れる行縢川のせせらぎと心地よい秋風。そんな大自然に位置する「宮崎ひでじビール」の行縢醸造所で、毎年秋に開催されるとっておきのイベントをご存知でしょうか?

それは「秋のむかばきビアフェスタ」

これまで全国さまざまなビールイベントを巡ってきましたが、去年初めて家族で参加したこのイベントの充実感、満足感の高さが強烈に印象に残っています。自社ビールをはじめ、全国から厳選されたゲストビールを含めて30種類ものビールが常時20種類ズラリと勢揃い。しかも、この物価高の時代に12オンス(容量約350ml)のカップで全品600円均一(※)という驚きの価格で提供されます。
※「栗黒」のみ小カップ(200ml)での提供。

しかし、真の魅力は、単なるコストパフォーマンスの高さだけではありません。

地元延岡の地域住民や全国から駆けつけるひでじファン、そして醸造所で働くスタッフとその家族まで、そこにいる全員をあたたかく包み込む「ファミリー感謝祭」としての空気感

ここにあります。
ひでじビールが歩んできた30年の歴史と、地域に注いできた深い愛情が凝縮した宴。これこそ全国のローカルビールを愛する人々が探し求めていた「地ビールの真髄」だと感じたのが、この「秋のむかばきビアフェスタ」です。

▲ホップオーナーとしてこの日に初めて樽生で飲んだ「フレッシュホップラガー2025」

今年の開催は、2026年9月26日(土)・27日(日)の2日間。
創業30周年という節目を迎え、例年以上にパワーアップした感謝の祭典。
見どころを余すところなくお伝えします!

常時20タップ全30種!30周年記念コラボやフレッシュホップビールに豪華ゲスト

まずはビールですね。

▲2025年のビールブースの様子(支払方法はPayPayまたは現金決済)

特設テントのビールブースには常時20タップが備え付けられ、樽が入れ替わりながら合計30種類以上のビールがつながります。

今年の目玉は、創業30周年を記念して仕込まれた特別コラボレーションビール
これまであまりコラボ醸造を行ってこなかった宮崎ひでじビールが、満を持してチャレンジしたスペシャリティビールです。九州のクラフトビールシーンを共に牽引してきたブルワリー、宮崎市の「NOVORU BREWING」と「B.M.B Brewery」、そして北九州の門司港地ビールの3社それぞれとタッグを組んだ、特別醸造の3種類が提供されます。それぞれのブルワー同士がディスカッションを重ねながら、互いの得意分野を融合させたガチンコのセッション!
3社の醸造技術とブルワリーの個性が際立つ唯一無二のビールは、どれもきちんとブルワリーの個性が立つすばらしいビール。絶対に飲み逃せません。
30周年記念コラボビールの詳細についてはこちら。

さらに、今年のフレッシュホップビール「宮崎フレッシュホップラガー2026」の樽生も初リリース!

自社農園で大切に育てた宮崎県産ホップを100%使用し、自家製麦芽と組み合わせたオリジナルローカルラガーです。一般販売に先駆けて、この会場が初お披露目となります。フレッシュホップならではのみずみずしく華やかな香りは、現地まで足を運んだ人だけが味わえる特権と言えるでしょう。

▲ひでじビールが管理を委託する五ヶ瀬圃場のホップの収穫(2026年7月3日撮影)

https://japanhop.jp/15337/

※ホップ栽培事業については日本産ホップ推進委員会の記事をご覧ください。

そして全国から集結するゲストブルワリーのラインナップも豪華絢爛!
日本のクラフトビール界を支えてきた重鎮や老舗、まさに実力派のオールスターズから、注目を集めるトレンドのブルワリーまで、全国各地のブルワーが厚い信頼を寄せるひでじビールだからこそ実現した「どれを飲んでも外さない」クラフトビールの銘品が並びます。

▲昨年のゲストブルワリー(今年は現在調整中)。この豪華ラインナップに期待が高まる

▲九州ではなかなか飲めない新潟の雄、スワンレイクの大定番アンバー。この再会がうれしかった

地域資源を醸す「都農キャンベル青葡萄 アグリーダ・セゾン 2026」

さらに自社限定で注目したいのが「都農キャンベル青葡萄 アグリーダ・セゾン 2026」です。

このビールは、宮崎県都農町のワイナリー「都農ワイン」とのコラボレーションで誕生しました。ワイン製造の過程で、ぶどうの糖度や品質を高めるために間引かれる「摘果ぶどう」を活用した、SDGsを体現するセゾンスタイルのビールです。「アグリーダ」とは、完熟前の青ぶどうから搾られる爽やかな酸味を持った果汁のこと。摘果ぶどうのフレッシュな青い香りと鋭い酸味をセゾン酵母で醸したこのビールは、スパイシーで華やかな風味が特徴。見事な調和を見せてくれます。

初回の去年は瞬く間に完売するほどの大好評を博しましたが、今年は両者が共に創業30周年の節目を迎えたことから記念の再醸造が実現。宮崎の発酵文化を盛り上げる「みやざき発酵文化ネットワーク」の仲間でもある両者が手を組み、未利用資源に新たな命を吹き込んだ一杯です。苦味や酸味をやわらかく整え、何杯でも飲み進むドリンカブルな仕上がりに。グラスから立ち上るさわやかな香りとともに、宮崎の風土とブルワーの情熱をお楽しみください!

本場宮崎の炭火焼き&フレッシュフルーツ!ビールが瞬時に消える宮崎グルメ

おいしいビールには、おいしい「食」が欠かせません。
会場は食欲を刺激する香ばしい香りが漂ってきます。

▲ビールはNZ産ホップ「ネクタロン」をシングルホップで使用したフレーバーラガー「ネクタロンラガー」

そう、宮崎名物といえば、鶏の炭火焼き!
会場でまず味わってもらいたいのが、直営店「麦酒藏Hideji」が提供する「鶏の炭火焼き」

豪快な炭火の炎で一気に燻し上げられた鶏肉は炭の香りが凝縮され、噛むほどにジューシーな旨味が溢れ出します。これぞ本場宮崎の味。定番の「森閑のペールエール」「太陽のラガー」との相性は言うまでもなく、 鉄板のフルーツラガー「九州CRAFT日向夏」「九州CRAFTかぼす」でさっぱりいただくのも良いですし、個人的には直営店やイベント限定のアンバーラガー「琥珀の幸福」がベストマッチです。これは永遠に飲めます。

▲真っ白な煙が最高の味付けとなる炭火焼き

さらに、衣はサクサク、身はフワフワな延岡名物の「メヒカリの唐揚げ」やジューシーな鶏の唐揚げなど、気軽に楽しめる地元の味をバラエティ豊富に提供。ひでじビールの麦芽粕や酵母を使った飼料で育った豚肉の燻ウインナーやとんから(豚ロースの唐揚げ)に、台湾点心の名店が手がける焼きたて、揚げたて熱々の餃子や春巻き、ちまき、ゴマ団子や台湾飲茶点心セットおすすめ。事前予約でひでじ人気の「手ぶらで炭火BBQ」もビアフェスタ特別価格(2名様セット4,000円)で体験できます。これもBBQ好きの宮崎県民らしく盛り盛りセット!香ばしい焼きおにぎりまで絶品です。

さらに、ハンドルキーパーなどお酒を飲まない方や子どもを退屈させない工夫が凝らされているのも家族連れに愛される理由。ソフトドリンクやかき氷、ノンアルコールビールはもちろん、しっかりとお腹を満たしてくれるおにぎりなどご飯ものも充実しています。

個人的に感動したのが、地元延岡の果物農家「田口ファミリーファーム」の季節のフルーツ&スイーツ販売!皮ごと食べられる大粒の白ぶどう「パリメール」は、あまりの甘さとジューシーさに子どもたちが大興奮でした。

▲正直ビールの次に散財した田口ファミリーファームの重課金勢

季節のフルーツパフェやクレープは大人気で、わがやも子どもにせがまれるまま何度も買い走ることに。
会場では、宮崎の豊かな食の恵みをたっぷり堪能することができます。

ファミリーにやさしい心配りと白熱のステージ!大人が童心に帰る「ファン感謝祭」

「ビールイベントに子どもを連れていくのはちょっと……」
ハードルの高さを感じますよね。子供が幼いとなおさら。私もです。
そんな家族思いな方にこそ、むかばきビアフェスタを訪れてほしい理由があります。

実際昨年ベビーカーを押して参加して、最も驚いて感謝したのが「おむつ替え&授乳スペース」の存在でした。

▲たとえ利用は少数でも、こういった全世代への細やかな配慮がうれしい

仮設テントではなく、空調の効いた室内空間にマットやウェットティッシュが用意されていて、暑さや混雑に疲れた乳幼児も休ませることができます。乳幼児の利便性を全く期待していなかったこともあり、これは本当に助かりました。こうした心配りがあると、家族で楽しむことができます。

気になるアクセス面もご安心を。
イベント当日はJR延岡駅から会場まで、約30分間隔で無料シャトルバスがピストン運行しています。お車でお越しの方には会場近くに臨時駐車場がしっかりと確保されています。

会場を盛り上げるステージイベントも人気のひとつ。
音楽ライブにダンスパフォーマンス、エイサーやよさこい踊りなどの演舞と、数々のパフォーマーたちが魅了します。

中でも25kgもあるモルト袋やビール樽など、ブルワリーならではのアイテムをバトン代わりにして競う参加型レース「BEER de SA・SU・KE」は観ているだけでも思わず力が入る爆笑必至の看板企画です。大人が本気で汗を流す姿に、客席からは大きな声援と拍手が送られます。

▲大盛り上がりを見せた参加型イベント「BEER de SA・SU・KE」

豪華賞品が当たるビンゴ大会では、地元のブランド畜産物をはじめ新米など豪華なプレゼントが登場。ちなみにビンゴカード1枚100円の参加費はホップの肥料代などに活用されます。そうと聞けばホイホイ課金(当たらず)。

▲オーストラリア出身ブルワーJessシリーズ、今年は「ジェスのAustralian Pilsner」もお楽しみに!

ひでじスタッフが愛を込めておすすめする周辺観光・グルメスポットについては、ぜひイベントの公式Facebookページをチェックしてみてくださいね。旅の計画がさらに充実します。

秋のむかばきフェスタFacbook専用ページ

ご都合のつく方は…いえ、わざわざ都合をつけてでも訪れてほしい2日間です。
九州圏外から飛行機やフェリーを乗り継いででも、行く価値が間違いなくここにはあります。
今年の秋は、壮大な自然とあたたかな温もりに包まれた宮崎ひでじビール行縢醸造所で、最高の乾杯を交わしてみませんか?

後悔させません。
九州・宮崎旅行のきっかけとして、「秋のむかばきビアフェスタ」はもってこいです。

 「秋のむかばきビアフェスタ 2026」イベント概要

「秋のむかばきビアフェスタ 2026」

開催日時:2026年9月26日(土)、27日(日)11:00~21:00 (27日は19:00まで)
会場:宮崎ひでじビール行縢醸造所 リバーサイド特設会場(宮崎県延岡市行縢町747-58)
料金:入場無料、ビール各種 1杯600円(税込)、炭火BBQ(2名様セット4,000円・予約推奨)
アクセス:JR延岡駅東口より会場行きシャトルバスが約30分間隔で運行(要整理券)、会場近くに臨時駐車場あり
公式HP:https://hideji-beer.jp/
特設WEBサイト:https://hideji-beer.jp/mukabaki-beerfesta/
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/mukabaki.beer.festa

フレッシュホップビール宮崎ひでじビール宮崎ひでじビール行縢醸造所秋のむかばきビアフェスタ

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

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山口 紗佳

編集者・ライター・ディレクター

愛知県知多半島出身、大分県大分市在住。
中央大学法学部法律学科卒業後、名古屋と東京の出版社・編集プロダクションで雑誌や広告、販促物の制作に携わり、2010年からフリーとして紙・WEBを問わず数多くのコンテンツ制作を担当。「伝え手」としてのキャリア20年にわたる現場経験と行動分析学に基づくアプローチで、「思い」を汲み取り、行動心理に訴える表現をご提案します。
一番好きなビアスタイルはジャーマンピルスナー。
 
【ビール関連の制作実績】
書籍『日本のクラフトビール巡り 全国203ブルワリー集合!ビアEXPO公式本』
ECサイト「ビールの縁側」各種コンテンツ
フリーペーパー『静岡クラフトビアマップ県Ver.』
書籍『世界が憧れる日本酒78』(CCCメディアハウス)
雑誌『ビール王国』(ワイン王国)
グルメ情報サイト『メシ通』(リクルート)
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静岡FMラジオ局k-mix「おひるま協同組合」
UTYテレビ山梨「UTYスペシャル ビールは山梨から始まった!?」
静岡新聞「県内地ビール 地図で配信」「こちら女性編集室(こち女)」等