1300年続く長良川鵜飼を、クラフトビールと。岐阜の秋を楽しむ特別企画
ビールに愛された皆さまへ。
2026年10月、岐阜・長良川で「ブルワーと楽しむ長良川鵜飼」の第2回、第3回が開催されます。
貸切の鵜飼観覧船に乗り、ブルワーと一緒にクラフトビールを楽しみながら、1300年以上受け継がれてきた長良川鵜飼を観覧するイベントです。
第1回は2026年7月31日に開催済み。鳥取・大山Gビールのブルワー、岩田秀明さんが乗船し、「グランセゾン」などのビールと、自然派料理店「糧(カリテ)」中根シェフによる特製鵜飼弁当を楽しみました。
そして現在、第2回・第3回の参加者を募集中です。
目次
10月4日(日)第2回 DD4D BREWING セルゲイさん× 伊予柑 × ぎふジビエ
10月10日(土)第3回 U.B.P brewery 小林健太さん× 彩白 × 四鳥
両日とも定員は20名。参加費は18,000円で、鵜飼観覧船の乗船料、クラフトビール飲み放題、特製弁当が含まれます。
参加申し込みはこちら
「ブルワーと楽しむ長良川鵜飼」U.B.P申し込みフォーム
同じ時期には、JR岐阜駅前で「岐阜オクトーバーフェスト2026」も開催されます。
ビールを目当てに岐阜を訪れ、夜には長良川へ。
クラフトビールと岐阜の食、そして長良川鵜飼を一度に楽しめる企画です。
第2回はDD4D BREWINGと「ぎふジビエ」

10月4日(日)の第2回には、愛媛県のDD4D BREWINGが登場します。
船上ではDD4D BREWINGのクラフトビールが飲み放題。
提供されるビールのひとつが、伊予柑を使った爽やかなラガービール「Easy Walker」です。
料理は、鹿肉のシャルキュトリーやイノシシ肉などを盛り込んだ「ぎふジビエ弁当」。
当日はブルワーのセルゲイ氏も乗船します。
造り手本人からビール造りについて話を聞き、そのビールを実際に飲みながら長良川鵜飼を見る。
ブルワーとの距離が近い、貸切船ならではの時間になりそうです。
第3回はU.B.P breweryと老舗料亭「四鳥」

10月10日(土)の第3回には、埼玉県のU.B.P breweryを立ち上げた代表・小林氏が乗船します。
提供予定のビールには、U.B.Pのベルジャンウィート「彩白(いろは)」があります。
料理を担当するのは、大垣市の老舗料亭「四鳥」。
料理人の津谷氏は、東京のクラフトビアバー「ナンバーシックス」の元スタッフでもあり、ビールとの関わりも深い料理人です。
浦和でブルワリーを立ち上げた経緯やビール造りへの思いなどを、小林氏本人から聞きながら楽しむことができます。
そもそも「長良川鵜飼」とは

ここで、このイベントのもうひとつの主役である長良川鵜飼について紹介しておきましょう。
長良川鵜飼は、1300年以上にわたって受け継がれてきた伝統的な漁法です。
暗くなった長良川に鵜舟を出し、篝火の明かりのもと、鵜匠が鵜を操って鮎を捕ります。
現在、「宮内庁式部職鵜匠」に任命されているのは、岐阜市の長良川鵜飼の6名と、関市の小瀬鵜飼の3名。全国でわずか9名です。
鵜匠は世襲で、父から息子へと技が受け継がれてきました。
鵜の体調を見極め、最大12羽の鵜を操り、川の流れや天候を読む。
こうした技術は、決められたマニュアルだけで身につくものではなく、日々の暮らしと実践の中で受け継がれていきます。
また毎年行われる「御料鵜飼」では、宮内庁式部職鵜匠が御料場で鮎を捕り、皇室へ納めています。
明治23(1890)年には、存続が危ぶまれていた鵜飼を守るため、当時の宮内省が鵜匠に職員としての身分を与えました。
「長良川の鵜飼漁の技術」は、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
単に昔の漁法を観光向けに再現しているのではありません。
今も人と鵜がともに暮らし、その技術と文化が受け継がれているのです。
貸切船だからこそ楽しめる時間
今回のイベントでは、一般の乗合船ではなく、参加者だけの貸切観覧船を利用します。
乗船する人たちに共通するのは、クラフトビールが好きだということ。
好きなビールやブルワリーの話をしたり、一緒に乾杯したり。

前回の貸切船の様子
初対面でも、ビールが自然な会話のきっかけになります。
そして日が暮れると、篝火を焚いた鵜舟が現れます。
鵜匠の掛け声、舟を叩く音、川の流れ、夜風、舟の揺れ。
そこにクラフトビールと料理が加わります。
鵜飼を「見る」だけでなく、長良川の空気そのものを体験できるのが、観覧船の魅力です。
参加申し込みはこちら
[「ブルワーと楽しむ長良川鵜飼」申し込みフォーム]
第1回は大山Gビール・岩田秀明さんと開催
この企画は、2025年8月1日にスタートしました。
第1回では、大山Gビールのブルワー・ヒデさん(岩田秀明さん)が乗船。
看板ビールのひとつ「グランセゾン」などを飲みながら、岩田さんから直接、醸造やビールについて話を聞く機会が設けられました。
料理を担当したのは、自然派料理店「糧(カリテ)」の中根シェフ。
この日のために仕立てた特製「鵜飼弁当」が提供されました。
ブルワー、料理人、参加者が同じ船に乗り、ビールと料理、長良川鵜飼を一緒に楽しむ。
そのスタイルを引き継いで、今年の第2回、第3回が開催されます。
JR岐阜駅前では「岐阜オクトーバーフェスト2026」も
さらに、イベント開催時期にはJR岐阜駅前で「岐阜オクトーバーフェスト2026」も開催されます。
開催日は、
前半:10月2日(金)~6日(火)
後半:10月8日(木)~12日(月・祝)
会場はJR岐阜駅北口駅前広場「信長ゆめ広場」。
鵜飼イベント第2回に登場するDD4D BREWINGは前半、第3回のU.B.P breweryは後半にも出店予定です。
駅前でクラフトビールを楽しみ、その後、長良川へ移動して鵜飼を見る。
岐阜へのビール旅として組み合わせてみるのもよさそうです。

「岐阜でビアイベントをやりたい」から始まった
今回の企画を手掛ける森島さんは、私とビアジャーナリストアカデミーの同期です。
アカデミーに通っていた頃から、「岐阜にはビアイベントがないから、自分がやる」と話していました。
岐阜から東京まで、隔週木曜日に高速バスや夜行バスを使ってアカデミーへ通い、その後、本当に岐阜でビアイベントを立ち上げました。
そして開催を続けています。
今回の「ブルワーと楽しむ長良川鵜飼」も、ただ船の上でビールを飲む企画ではありません。
ブルワー、料理人、岐阜の食、そして長良川鵜飼を組み合わせています。
さらに「岐阜オクトーバーフェスト」へと、イベント自体も広がっています。
当時の話を知っている同期として、こうして実際に岐阜にビールを楽しめる場がつくられ、続いていることを嬉しく思います。
ビールをきっかけに、長良川鵜飼へ
私自身、長良川鵜飼には以前から興味がありました。
1300年以上にわたって受け継がれ、今もなお人の手によって守られている文化だと知るほどに、日本の伝統として一度はきちんと見ておきたい、という思いが強くなっています。
これまでは、どこか遠い土地の観光として眺めていた長良川鵜飼でした。
けれど、身近な友人が岐阜でビアイベントを続け、その延長線上にこの企画が生まれたことで、急に「自分も行ける場所」として感じられるようになりました。
クラフトビールをきっかけに出かけた先で、その土地が大切にしてきた文化に触れる。
今回の企画は、長良川鵜飼をまだ見たことのない人にとっても、岐阜を訪れるひとつの良いきっかけになるのではないでしょうか。
「ブルワーと楽しむ長良川鵜飼」開催概要
第2回
2026年10月4日(日)
DD4D BREWING × 伊予柑 × ぎふジビエ
第2回「ブラワーと楽しむ長良川鵜飼」DD4D申込フォーム
第3回
2026年10月10日(土)
U.B.P brewery × 彩白 × 四鳥
時間:18:00~20:30
受付:17:45~
集合:鵜飼観覧船待合所
参加費:1名18,000円
定員:各回20名
参加費には、乗船料・クラフトビール飲み放題・特製弁当が含まれます。
各回20名限定。現在、参加者を募集中です。
参加申し込みはこちら
第2回「ブルワーと楽しむ長良川鵜飼」DD4D 申し込みフォーム
第3回「ブルワーと楽しむ長良川鵜飼」U.B.P申し込みフォーム
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。









