[テイスティング]2014.7.13

柑橘系のフルーツビール「アグランボック」―ビアレポート(103)

フルーツビールベルギー

サッカーにはうとい私です。

詳しくはないですが、ワールドカップの結果だけはチェックしています。誰かに会った時に「ネイマールが骨折したのは痛いですよね〜」なんて言いたいだけで、試合は一切見ていません。で、今回は、ワールドカップ準決勝でオレンジ軍団がアルゼンチンに負けた日に飲んだ、オレンジっぽいビールをご紹介。

ベルギーのデュ・ボック醸造所「アグランボック」です。

Agrumbocq

Agrumbocq

これは以前ご紹介した「アップルボック」のシリーズで、チェリーやストロベリー、プラムを使った「レッドボック」に続くフルーツビールです。「アップルボック」「レッドボック」同様、ベルジャン・ホワイトをベースにしています。

アップルやレッドはそのままでも意味はわかりますが、「アグラン」とは何なのか。バックラベルを見ても説明は書いていなかったので、「agrum 意味」などの検索ワードで調べてみました。が、英語・フランス語の辞書にも載っていないようでまったく意味がわからず。

しかし、なかなか優秀なのがGoogle先生。「もしかして: agrumes 意味」と提案してくれるではないですか。どうやらフランス語で、正確には「agrume」という綴りのようです。辞書で調べてみると、意味は「柑橘類」。もちろん、意味はなんとなくわかってはいましたが、なんだかすっきりした気分。

栓を開けてグラスに注ぐと、柑橘の香りというよりもその柑橘類の葉のような香り。アメリカンホップから感じるような柑橘系の香りではありません。飲んでみると柑橘類の果汁にもう少し甘味を加えた味わいでカクテルを飲んでいるような印象。フレーバーも柑橘類の葉のような香りがあり、甘味のあるボディのアクセントになっています。

アルコール度数は3.1%と軽め。すっきり飲むにはよく冷やすといいかもしれません。夏って感じのビールですね。

【BEER DATA】
アグランボック
生産地:ベルギー
醸造所:デュ・ボック
スタイル:フルーツビール
アルコール度数:3.1%

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この記事を書いたひと

富江 弘幸

ビアライター

1975年、東京都生まれ。法政大学社会学部卒業後、出版社でライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学、英字新聞社ジャパンタイムズ勤務を経てビアライターとして活動中。ビアジャーナリストアカデミーの講師も勤める。

【著書】
教養としてのビール(サイエンス・アイ新書、SBクリエイティブ)
BEER CALENDAR(ワイン王国)

【執筆・監修】
Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)
東京人(都市出版)
ビール王国(ワイン王国)
ビール大全(楽工社)
るるぶキッチンmagazine 秋冬号(JTBパブリッシング)
あなたのしらない、おいしいビール(cakes)
他多数。

【出演】
金曜たまむすび(TBSラジオ)
ちきゅうラジオ(NHKラジオ第1)
すっぴん!(NHKラジオ第1)
浜美枝のいつかあなたと(文化放送)

Twitter:hiroyukitomie
Website: http://www.hiroyukitomie.me/

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