[ビアバー]2015.10.27

ビア女の酒場放浪記(12)ホフブロイハウスビールのお味は

ドイツビア女の酒場放浪記ホフブロイミュンヘン旅ール

ドイツ好きの私が友人に「ミュンヘンでお勧めの場所は?」と聞かれると、いつもここを教えていました。

ホフブロイハウス ミュンヘンHofbrauhause München

ホフブロイハウス自体に400年以上の歴史があり、今でもミュンヘンのビール文化の中心です。
ビール好きはもちろんのこと、ビールはそれほどでもないと言う人にも、ミュンヘンの香りを感じに行ってもらいたいビアホールです。
ビアホールの様子はビア女の酒場放浪記(11)をご参照くださいね。

ミュンヘンの伝統的なビアホールでビールを注文すると、大概1リットルのジョッキで出ています。
このジョッキは「Massマス」と呼ばれています。
ここホフブロイハウスも御多分に漏れず。

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豚のすねをローストしたミュンヘンの郷土料理シュバイネハクセのカリカリの皮とジューシーな身に、ビールがよく合います。
「そんなにたくさん飲めないよ!」なんて言っていても、いざ目の前に置かれるとテンションが上がりますよね。

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オリジナルのラガービールは苦味が少なくホップの爽やかな風味と麦芽のクリアな味わいが特徴。
飽きることなく飲めてしまう。これがドイツビールの真骨頂である「ドリンカビリティ」です。

ビアホールの楽しい雰囲気も相まってあっという間にジョッキが空になってしまいます。

ジョッキ自体もずっしりと重く、私は片手で持ち上げようとするとプルプルしてしまいます。
にもかかわらず片手に5つ6つもジョッキを持ちフロアを行き来しているウエイター・ウエイトレスさん。
ビールのお祭りオクトーバーフェストも然り。
(ゲルマン人恐るべし!)

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ヴァイスビール(小麦を使った白ビール)は0.5リットル。
専用グラスは底が厚くボディのカーブした独特な形をしています。
乾杯はこの厚底を打ち付けるのが習わしです。

小麦を使ったビールは一時、バイエルン王室が独占的に醸造していた歴史もあります。(修道院は別です)
醸造知識の長い蓄積があるとだけあって、ヴァイスビールも大変な美味。
バナナのようなフツーティーさにスパイシーな香りもあり、キレが感じられます。

もうひとつの看板ビールはデュンケル。
1589年の創設時に「バイエルン国王のためのビール」として造られたとか。
デュンケルとはドイツ語で「暗い」と言う意味。
こげ茶色のボディからカラメルの甘い香り。ノーブルなホップの風味もしっかりと感じられスイスイ飲めてしまいます。

ドイツビールは日本にも輸入されていますが、やはり雰囲気まるごと味わっていただきたいのがホフブロイハウス。
冬はドイツ行きのチケットが安くなりますので旅にはお勧めですよ。

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街の中心にあるカールプラッツもスケートリンクに早変わり。

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11月末からはじまるドイツのクリスマスマーケットは、寒いのにぬくもりを感じる温かい光に包まれています。

冬のミュンヘンも魅力がいっぱい。
またドイツ旅ールしたくなってしまいました。

ホフブロイハウス ミュンヘンHofbrauhause München
住所/Platzl 9, München ドイツ
営業時間/9:00~23:30
http://www.hofbraeuhaus.de/

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この記事を書いたひと

コウゴ アヤコ

ビアジャーナリスト

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。
ビール好きが高じて2008年から1年半、ミュンヘンで暮らす。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ビアジャーナリストとして雑誌『ビール王国』、海外生活情報誌『ドイツニュースダイジェスト』など様々なメディアで執筆。『ビールの図鑑』『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、『極上のビールが飲める120店』(エンターブレイン)など。

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