[コラム]2017.1.19

アメリカ大統領就任式を見ながら「ステラ・エ・ストリシェ」―ビアレポート(127)

「よっ、大統領!」って最近はあまり聞かなくなったなと感じている私です。

アメリカの大統領就任式がいよいよ明日に迫ってきました。2009年1月20日、オバマ大統領の就任式からもう8年も経ってしまっているわけですね。オバマ大統領就任式は深夜テレビ中継されていて、見ていた覚えがあります。今回のトランプ大統領就任式もおそらく中継されるのではないでしょうか。アメリカに世界中が注目する日になりますが、そんな日はこんなビールを飲んでみようかと。

STELLE & STRISCE

STELLE & STRISCE

ビッラデルボルゴの「ステラ・エ・ストリシェ」。イタリアのビールですが……デザインで選びました。

名前の「ステラ・エ・ストリシェ」(Stelle & Strisce)は英語にすると「Stars & Stripes」。つまり、星条旗のこと。ラベルデザインの通りですね。

ご存知の方も多いと思いますが、星条旗の星の数は50個。現在のアメリカの州の数で、1960年にハワイが州になったときからこのデザインです。それまでは、州の数によって旗に描かれる星の数も変化していました。ちなみに、赤と白の縞は13本。アメリカ独立当時の13植民地の数です。

このビールのラベルを見ると、ひとつだけ星ではないものに変わっていますね。これはビッラデルボルゴのロゴマークで、少々遊びを入れたようです。

ビッラデルボルゴはホームブルーイングから始まったブルワリーで、創業は2005年。ローマからラクイラに向かう途中にあります。ラクイラは2009年に大地震があり、サミットが開催された都市ですね。公式サイトを見ると、レギュラービールとしては9種類。この「ステラ・エ・ストリシェ」はシーズナルビールです。

マンゴー、グレープフルーツやピーチのような複雑なアロマが立ち、飲んでみるとかなり軽い口当たり。甘味、酸味とも控えめですが、飲んだあとにフラワリーな香りも感じます。アメリカンホップを使っているそうですが、何をどう使っているかは不明。適度な苦味で締めて、また次のひと口が飲みたくなるビールです。

アルコール度数は3.7%。この寒い時期にはハイアルコールビールがよく飲まれますが、トランプ大統領がどんな就任演説をするか、しっかり聞くにはこれくらいのアルコール度数がいいのでは。

【BEER DATA】
ステラ・エ・ストリシェ
生産地:イタリア
醸造所:ビッラデルボルゴ
スタイル:ゴールデンエール
アルコール度数:3.7%

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この記事を書いたひと

富江 弘幸

ビアライター

1975年東京生まれ。法政大学社会学部社会学科卒業。卒業後は出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学を経て、新聞社勤務。現在は日本ビアジャーナリスト協会ウェブサイトや『ビール王国』などで記事を執筆するほか、ビアジャーナリストアカデミーの講師も務める。
著書:BEER CALENDAR』(ワイン王国)
連載:あなたのしらない、おいしいビール』(cakes)
執筆:ビール王国』(ワイン王国)、『日本のクラフトビール図鑑』『ビールの図鑑』(マイナビ)、『東京人』(都市出版)など

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