[イベント,ブルワー,新商品情報]2018.7.19

【静岡】7/28(土)~29(日)の2日間 「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア 2018」開催。あの人気セミナーも受付中!

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酷暑が予想される今年の夏。
真夏に飲むビールのおいしさは言うまでもないが、体が悲鳴をあげそうな炎天下でビールをあおるのも熱中症を引き起こしそうで気をつかうもの。そこで、夏真っ盛りに空調が効いた快適な屋内で、おいしい料理とビール・ウイスキーを飲み比べられるイベントを紹介したい。

「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア 2018」

7/28(土)、29(日)の2日間、静岡県最大級となるこの洋酒イベントは、名前通りクラフトビールとクラフトウイスキーの両方が楽しめるイベント。国内のブルワリー、ディスティラリーのみならず、日本初上陸の海外のレアウイスキーやビールも登場するという、東海地方では恒例になりつつあるイベントだ。
毎年来場者数が増え、4年目となる今年は静岡駅から徒歩15分の駿府城址近く「静岡市民文化会館」に場所を移し、期間も2日間に拡大。スペースの拡張に伴って、ビール18ブース(21メーカー)、ウイスキー14ブース、料理&物販13ブースと出店数も増加している。

県内新設ブルワリーからシアトルまで規模拡大

ビールは県内10社、県外6社、海外5社の合計21メーカー(18ブース)が揃う。
飲む機会が少ないレアなブルワリーも登場。もちろん例年と同じく、各ブースではブルワー自らがサービングを担う。ビアファンであれば出展メーカーの豪華さは説明するまでもないだろう。

<ビールブース>※初初出展ブース

  • Outsider Brewing(山梨県甲府市)
  • AOI BREWING(静岡県静岡市)
  • 伊豆の国ビール(静岡県伊豆の国市)
  • いわて蔵ビール(岩手県一関市)
  • Octagon Brewing(静岡県浜松市)※初
  • カケガワビール(静岡県掛川市)※初
  • ベアードブルーイング(静岡県伊豆市)
  • 御殿場高原ビール(静岡県御殿場市)
  • サムライサーファービール(静岡県沼津市/樽のみ出店)
  • サンクトガーレン(神奈川県厚木市)※初
  • 南信州ビール(長野県上伊那郡)
  • 沼津クラフト(静岡県沼津市)※初
  • 反射炉ビヤ(静岡県伊豆の国市)
  • 箕面ビール(大阪府箕面市)
  • RePuBrew沼津(静岡県沼津市)※初
  • よなよなエール(長野県佐久市)
  • Spey Valley Brewery (英スコットランド/提供「スコッチモルト販売」東京都板橋区)※初
  • Black Isle Brewery(英スコットランド/提供「キムラ」広島県広島市)※初
  • Fremont Brewing、Silver City Brewing、Georgetown Brewing(米ワシントン州/提供「12 twelve」静岡県静岡市)※初

今年も代表銘柄のスタウトやW-IPA、限定ビールを楽しませてくれる関西の雄「箕面ビール」や、秘蔵の「バレルフカミダス」(バレルエイジド)や無濾過の「インドの青鬼」を伴いやってくるクラフトビール界最大手「よなよなエール」、東北地方のクラフトビールシーンをけん引する「いわて蔵ビール」、アップルホップでお馴染みの「南信州ビール」など、県外からは名実ともに人気ブルワリーが集合。クラフトビール界の大先生、丹羽ヘッドブルワー率いる「Outsider Brewing」ではフェア限定の「日向夏スタウト」が提供される。

▲スタウトの豊かなロースト香とほのかに香る日向夏のアロマが絶妙なマッチングを見せた昨年の「Outsider Brewing」

さらに神奈川からは大御所「サンクトガーレン」も初出展。
人気のマンゴーIPAやYOKOHAMA XPA、インペリアルチョコレートスタウト(バレルエイジド)をはじめとする7種類を提供予定だ。そして地元の静岡県からは、「御殿場高原ビール」や「ベアードブルーイング」、「反射炉ビヤ」「伊豆の国ビール」「AOI BREWING」に加えて、去年から今年にかけてオープンしたブルワリー、ブルーパブから沼津市の「RePuBrew沼津」「沼津クラフト」、掛川市の「カケガワビール」、浜松市の「Octagon Brewing」の4社が初出展。ステージでは4社のトークショー(29日/14:00~14:30「静岡のクラフトビールを熱くする 新設ブルワリー解体新書」も開催される。

▲AOI BREWINGのラベルや静岡蒸溜所の設計デザインを担当したアメリカ人Derrek Buston氏がオーナーの「12(twelve)」【画像提供/ガイアフロー株式会社】

さらに目を引くのが今年初となるビアバー「12(twelve)」
シアトル生まれのアメリカ人オーナー・デレック氏の店で扱うのは、クラフトビールのメッカ、シアトルのブルワリーのペールエールとIPAのみ。尖ったラインナップでファンの心をつかんでいる。当日は「Fremont Brewing」、「Silver City Brewing」、「Georgetown Brewing」と、どれも静岡ではなかなか飲めない銘柄が目白押し。デレック氏は静岡のビアパブオーナーによるステージセミナー(28日/15:00~15:00「静岡が熱い!市内ビアパブ事情 May the Beer be with you.」にも登壇する。

▲ウイスキーの本場スコットランドの「スペイバレーブルワリー」。伝統的なスコティッシュ・スタイルを得意とする【画像提供/ガイアフロー株式会社】

ますます厚みを増すクラフトウイスキー

ウイスキーブースも近年の国産ウイスキー人気を象徴するかのように規模を拡大。メーカー、ボトラー、インポーターから日本未入荷のアイテムも顔を揃える。

<ウイスキーブース>※初初出展ブース

  • 江井ヶ嶋酒造(兵庫県明石市)
  • ガイアフロー静岡蒸溜所(静岡県静岡市)
  • ベンチャーウイスキー(埼玉県秩父市)29日限定
  • 笹の川酒造 安積蒸溜所(福島県郡山市)
  • 本坊酒造 マルス蒸溜所(長野県上伊那郡)
  • ウィスク・イー(東京都千代田区) ※初
  • 信濃屋 SHINANOYA(東京都世田谷区)※初
  • スコッチモルト販売(東京都板橋区)※初
  • ドーノッホ蒸溜所(スコットランド・ハイランド/提供「キムラ」広島県広島市)※初
  • ウイスキー・ファインド(台湾ボトラー/提供「キムラ」広島県広島市)※初
  • ブルックラディ蒸留所(スコットランド・アイラ/提供「レミーコアントロージャパン」)※初
  • HOROMATA EXPORTS(NZ)LIMITED(ニュージーランドインポーター/神奈川県相模原市)※初
  • ウイスキー検定・ウイスキー文化研究所(東京都渋谷区)※初(29日限定)
  • ウイスキーラバーズ名古屋実行委員会(愛知県名古屋市)

初出展では、セミナーで日本未入荷のウイスキーが試飲できるニュージーランドの酒類輸入販売「HOROMATA EXPORTS(NZ)LIMITED」。プライベートボトルやコラボレーションボトルで知られる「信濃屋 SHINANOYA」、シカゴの蒸溜所コーヴァル専属バーテンダーであるマイケル・マッターズバーガー氏がコーヴァルの飲み方や魅力を教えてくれる「スコッチモルト販売」、鮮やかなカラーリングのボトルデザインが目を引くアイラの「ブルックラディ蒸留所」が登場。北欧ビールの「ミッケラー」や「ブリュードッグ」の輸入で知られる「ウィスク・イー」からは、京都蒸溜所のクラフトジン「季の美」をはじめ、数々のスコッチが登場する。

▲昨年の「ガイアフロー静岡蒸溜所」ブース。産地ごとに異なる味わいを活かす人気ボトラー「ブラックアダー」のラムが並んだ

静岡を代表する飲食店の人気おつまみ

このイベントの魅力のひとつが、おつまみ料理の充実ぶり。
静岡市の酒飲みなら誰もが知る人気居酒屋やバー、郷土料理店自慢の肴が用意される。

<料理、物販>※初初出展ブース

  • マル鉄商会 スタジオジビエ(燻製、ジビエ料理)
  • 駿河呑喰処のっち(和食)(28日限定)
  • 華音(創作中華)※初(29日限定) 
  • テキーラダイナー(ソーセージ、グリル料理、ピンチョス)
  • 13 anchorz& 呑みや 闇よ棚(おつまみ) ※初
  • 玉川農産物加工所 玉ゆら(焼きまんじゅう「玉ゆらまん」) ※初
  • 湧登(創作おつまみ)
  • 静岡おでん おがわ(静岡おでん)※初
  • Conche(チョコレート、アイス)※初
  • カネロク松本園(燻製茶)※初
  • 玉川きこり社(スモークナッツ)※初
  • クラフトビアマップ×イラストレーターTOA(書籍販売)※初(28日限定)

▲昨年の「駿河呑喰処のっち」提供したの豚しゃぶの山形だしがけ。ほっとする味わい。夏にぴったりな和食系のおつまみもバラエティ豊か

今年は静岡おでんの老舗人気店「おがわ」や、燗とお酒に合う創作中華料理が楽しめる「華音」、里芋を練り込んだ生地にあんこやウインナー、切り干し大根の具を詰めて蒸したお焼きのような「玉ゆらまん」を提供する「玉川農産物加工所 玉ゆら」、世界から厳選したカカオ豆のチョコレートを製造する「Conche」(コンチェ)、ウイスキーにもビールにもぴったりなスモークナッツを扱う「玉川きこり社」が初出展。

▲豪快な肉料理からおつまみピンチョスまで、幅広い品ぞろえが人気だった「テキーラダイナー」。会場いっぱいに食欲をそそる香りが漂う

物販では、「静岡クラフトビアマップ」のイラストデザインを担当したTOA氏が来場し、新刊コミックエッセイ『恋するクラフトビール』やJBJA副代表・野田幾子氏の新刊『ビールのペアリングがよくわかる本』等ビール関連書籍の販売を行う。購入者はTOA氏にサインをもらうことも。
ステージでは「静岡クラフトビアマップ」企画者の一人で、会社員として働きながらビアマップ制作やホップ栽培、各種ビールセミナーを主宰する伏見陽介氏よるオープンセミナー(28日/14:30~15:00「そもそもビールとは何なのか ビールの︎基礎知識と大まかな歴史」、29日/11:00~11:30「ビールを広めるための方法を共に考える ワークショップ〜人生をビールに捧げる会社員〜」)が開催される。

▲静岡のビアバーで無料配布している「静岡クラフトビアマップ」。リニューアルして2版目となる

満足度の高いセミナーと多彩なステージトーク

充実した各種セミナーも、参加者の高い満足度につながっている。
今年もビールとウイスキーそれぞれで、つくり手やインポーター、オーナーなど専門家による個性的なセミナーを開催。2日間合計で14コマが開講予定だ。

▲豊富な試飲アイテムで樽や蒸溜方法、熟成年などの違いを感じられた「ガイアフロー静岡蒸溜所」のセミナー。樽詰め前のニューメイクも登場した

さらに、メイン会場のステージでは、オープンスタイルのセミナーやトークショーが2日間で8コマ開催される。毎年イベント当日の受付で軒並み完売していたセミナーチケットだが、今年は通販サイト「WHISKY PORT」で事前申し込みを受け付けている。各セミナー定員に達しなければ当日も申し込めるが、例年即日完売していたことを思うと、気になるセミナーは事前申し込みをおすすめしたい。
ビールのセミナースケジュールは以下。

■7月28日(土)/有料ビールセミナー4コマ
<セミナー番号:1>
ブランド:AOI BREWING
講演者:福山康大氏(醸造責任者)
タイトル:<実演>誰でもわかるビールの作り方
試飲アイテム:なし
時間:12:30~13:30
会場:第1会議室
定員:60名
受講料:600円
申込:http://whiskyport.jp/shopdetail/000000001012

<セミナー番号:3>
ブランド:Octagon Brewing
講演者:千葉恭広 氏(醸造責任者)
タイトル:ドイツの学生生活と醸造所での日常
試飲アイテム:なし
時間:13:30~14:30
会場:第3会議室
定員:21名
受講料:600円
申込:http://whiskyport.jp/shopdetail/000000001014

<セミナー番号:5>
講演者:熊谷陣屋氏(記者・編集者・英日翻訳者)
タイトル:2018年5月米国クラフトビール最新事情取材記
提供アイテム:A4で15ページ(約9000字)のレポート資料(ビールはつきません)
時間:15:30~16:30
会場:第2会議室
定員:27名
受講料:1,500円
申込:http://whiskyport.jp/shopdetail/000000001016

<セミナー番号:6>
ブランド:よなよなエール
講演者:田上峻 氏
タイトル:木樽熟成ビールについて
試飲アイテム:バレルフカミダス(バレルエイジドビール)
時間:16:30~17:30
会場:第1会議室
定員:60名
受講料:600円
申込:http://whiskyport.jp/shopdetail/000000001021/

■7月29日(日)/有料ビールセミナー3コマ
<セミナー番号:9>
ブランド:カケガワビール
講演者:西中明日翔 氏(醸造長)
タイトル:ベルギービールと醸造
試飲アイテム:未定(一杯)
時間:11:00~12:00
会場:第2会議室
定員:27名
受講料:600円
申込:http://whiskyport.jp/shopdetail/000000001018/

<セミナー番号:11>
ブランド:一騎釀造 IKKI BREWING
講演者:阿久澤 健志 氏(三十路独身)
タイトル:伝統と文化をヒントにした麹との調和を目指すビール造り
試飲アイテム:未定
時間:13:00~14:00
会場:第1会議室
定員:60名
受講料:600円
申込:http://whiskyport.jp/shopdetail/000000001023/

<セミナー番号:14>
ブランド:南信州ビール
講演者:竹平考輝 氏(南信州ビール所長)
タイトル:イースト特性と香味について
試飲アイテム:ゴールデンエールのイースト違い2タイプ
時間:15:00~16:00
会場:第3会議室
定員:21名
受講料:1,001円
申込:http://whiskyport.jp/shopdetail/000000001026/

新設ブルワリーからは、ここでしか聞けないような海外のビールシーンの話も耳にできそうだ。

▲<セミナー番号:9>カケガワビールのブルワー西中氏。東京の「ブラッセルズ」勤務後、ベルギーの醸造学校進学。卒業後はベルギーの醸造所でビールづくりの修行を積む

▲<セミナー番号:3>ミュンヘン工科大学醸造工学部で学び、Diplom Braumeisterの資格を持つ千葉氏が世界最古の醸造所といわれるヴァイエンシュテファンや自社の目指すビールについて語る

 


ビールやウイスキーを飲み比べられるだけではなく、それぞれの製造方法や分類の違いや類似点、飲み方、同じモルト原料のお酒として切っても切れない関係性など、両者の垣根を越えた楽しみを知ることができるのが「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア」の魅力。
静岡に根付き始めた洋酒文化を知る、絶好の機会だ。

▲昨年の「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア 2017」の乾杯シーン

JR静岡駅近くに飲食店が集中する静岡は、ビアクロールにはもってこいの地域。
イベントのついでに是非クラフトビアマップを手に、個性豊かなビアパブやバーを訪ね回ってもらいたい。きっと止まり木のような店、馬が合う店主、そして静岡の食文化を支えるとっておきのビールやウイスキーと出合えるはず。ビアファンにとって、素晴らしい夏の始まりになるだろう。


< 去年の様子はこちら >
【東海ビアイベント回顧録】静岡に洋酒文化を浸透させた「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア 2017」


< 29日(日)のボランティアスタッフ募集中 >

ブース設営やメーカー&インポーターのサポート、会場内の誘導、清掃などを手伝うボランティアスタッフを募集中。スタッフはオリジナルTシャツや初日終了後に出展者が参加する交流会に参加特典付き。
静岡クラフトビール&ウイスキーフェア2018ボランティアスタッフを募集!」


■イベント概要

「静岡クラフトビール&ウイスキーフェア 2018」
日時:2018年7月28日(土)12:00~18:00(チケット販売10:30~)
2018年7月29日(日)10:30~16:30(チケット販売9:30~)
会場:静岡市民文化会館(3F/大会議室、A展示室、4F/C展示室)
〒420-0856 静岡県静岡市葵区駿府町2-90
アクセス:JR静岡駅北口より徒歩約15分
システム:入場無料、入退場フリー。飲食はチケット制(1冊10枚綴り2,000円のチケットを受付で販売。各ブースではチケットでお支払いください)
FB公式ページ:https://www.facebook.com/shizuoka.beer.whisky.fair/
主催:静岡クラフトビール&ウイスキーフェア実行委員会
問合先:054-292-2555(ガイアフロー株式会社)
※最新情報はガイアフロー静岡蒸溜所HPのブログや公式facebookページでご確認を。

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この記事を書いたひと

山口 紗佳

ビアジャーナリスト/ライター

1982年愛知県出身、静岡県在住。中央大学法学部法律学科卒業。
名古屋で結婚情報誌制作に携わった後、東京の編集プロダクションで企業広報、教育文化、グルメ、健康美容、ライフスタイル、アニメなど多媒体の制作経験を経て静岡でフリーライターに。休日はグラウラーを積んでオートバイでツーリング。猛禽と赤も好き。

実績:『世界が憧れる日本酒78』(CCCメディアハウス)、『東京カレンダー』(東京カレンダー)、『ビール王国』(ワイン王国)、グルメ情報サイト『メシ通』(リクルート)、ダッシュエックス文庫(集英社)各種ツール制作

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