[コラム,ビアバー,ブルワー]2018.7.27

ビール片手に旅へ出よう:2 [BACCAブルーイング] -長野県-

ビア旅,長野,ブルワリーレポート

旅先で訪れたブルワリーでご当地グルメとビールを楽しむ。ひとたび地元の皆さんと乾杯すれば、素敵な輪が広がり忘れられない思い出となる。そんな旅行で一度は訪れたいブルワリーの情報を発信してまいります。今回は長野県の城下町、松本市に誕生した「BACCAブルーイング」についてご紹介します。

・クラフトな店内でクラフトなビールを楽しむ。
BACCAブルーイングは2018年3月に醸造免許を取得。同年5月に長野県松本市にてタップルームをオープンさせました。「店舗もクラフトにこだわりたい」という代表の深沢さんの想いのもと、内装の大部分が手作りで造られた店内は、もともと美容院であった名残を残しつつ木の温もりを感じられる空間が広がります。メインスペースのカウンターでは、注ぎ手と飲み手一人一人の距離が近く、初対面でも自然と話しに花が咲く居心地のよい雰囲気が漂っています。店舗の改装作業は多くのボランティアの協力を得て進められ、実際に参加された方の話しをお伺いすると、地元の皆さんと造り上げた「地域に根差したコミュニティスペース」であることが印象に残りました。

BACCAブルーイング 代表  深沢 賢二 さん

地元の皆さんで大盛況な店内 [画像について 事前に皆さまの許可をいただいて掲載しております]

・ビールを通じて松本市の魅力を発信。
タップルームでは併設された醸造所で作るオリジナルビールを提供しています。
松本市が誇る山岳景勝地である上高地をはじめ、雄大な自然を連想させるネーミングがつけられたビールは、定番のペールエールに加えてその都度入れ替わる限定種を含め、スタイルごとの魅力を存分に味わえるタイミングで提供されます。時間と共に刻々と新しい顔を覗かせる中で、その一瞬の美味しさとの出会いは、現地を訪れるからこそ味わうことができる贅沢な楽しみ方ではないでしょうか。ゲストタップには、深沢さんと交流の深い日本全国のマイクロブルワリーから取り寄せたビールも繋がり、クラフトビールの多様性も併せて感じることができます。今後は果物の名産地である土地柄を活かして、地元の農家から仕入れた旬なフルーツを使用したエールビールも提供されます。現地を訪れた際には、フルーツエールを通じて季節の訪れを感じてみてはいかがでしょうか。

オリジナルビールを含む常時6タップが繋がります

BACCA Pale Ale

・醸造設備から見るブルワリーの繋がり。
BACCAブルーイングでは3機の発酵タンクと熟成タンク1機を構え、1回の仕込みで200ℓのビールを醸造しています。醸造所の立ち上げに際しては、開業前に通っていたセミナーの卒業生など日本全国にある同規模の施設を見学し参考にしたとのこと。内部の設備からは、限りあるスペースや必要な機材に対してのアプローチ方法も含め、多くの醸造家の経験と知恵がふんだんに散りばめられている空間であると感じました。また、作業工程においても仕込みから提供まで「如何にしてビールの美味しさを伝えるか」を追求する姿が印象的でした。

・おわりに
地域色豊かなビールでクラフトビールの面白さを発信するBACCAブルーイング。その魅力的な取組の今後の発展が益々楽しみです。これからの季節は緑と青の清涼感溢れる景色が広がる上高地。今年の夏は日々の暑さから抜け出して、北アルプスの大自然とビールを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

BACCAブルーイング
FB   https://ja-jp.facebook.com/bacca.brewing/
住所 長野県松本市巾上4-33
営業時間(月,火,水曜日 定休)
木,金曜日:17:00~23:00
土,日曜日:14:00~23:00
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神山 タクロウ

この記事を書いたひと

神山 タクロウ

ビアジャーナリスト/ビアテイスター

ビールと東京ヴェルディに魅了されつづけるビアツーリスト。
平日はビアバー、週末はビア旅を満喫することがライフワーク。
現地で体験した「日本のクラフトビール文化」の魅力を紹介していきます。

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