[イベント]2019.6.10

一緒にホップを育てませんか? イシノマキ・ファームで百姓塾ホップコースを開講

イシノマキ・ファームセカツタ2020フレッシュホップフェスト宮城県石巻市石巻市農業担い手センター

宮城県北東部にある石巻市では、2017年からホップの栽培が始まっている。

これは石巻市で農業を通じた就労支援を行う「一般社団法人イシノマキ・ファーム」のプロジェクトのひとつ。
「農を通して地域、社会、そして自然とつながる」をコンセプトに、多くの地域住民を巻き込み、人びとが地域で循環できる仕組みとしてこのプロジェクトが始まった。

代表を務めるのは高橋由佳さん。
2011年の東日本大震災後、精神保健福祉士の資格を持つ高橋さんが、仮設住宅を巡回訪問していた際、津波による塩害や、畑から遠い仮設住宅生活などの理由から農業を諦め、引きこもりがちになる人たちに出会った。

「放置され荒れた畑は、地域の人の心を荒ませる。農業から離れてはいけない」

高橋さんはそう一念発起し、震災後に仮設住宅や復興住宅にこもりがちになってしまう人たちや、石巻周辺に暮らす若者の就労支援を目的にイシノマキ・ファームを立ち上げた。

自然農法と有機農法の手法を取り入れながら、トマトやズッキーニなどの農作物を少量多品種で生産している。

石巻を活性化するプロジェクトひとつが、地元でホップを育てクラフトビールを造る「クラフトビールプロジェクト」だ。
自社栽培したホップを、いわて蔵ビールに持ちこみ製造した、クラフトビール「巻風エール」は、様々なイベントでも飲まれ好評を得た。

また、イシノマキ・ファームでは、田んぼに囲まれた築約120年の古民家をリノベーションしたゲストハウス「Village AOYA」を運営。
滞在しながら農業の現場を体感するファームステイを主宰している。
農業の可能性を探すとともに市外からの移住を促進し、石巻を盛り上げたい考えだ。

今では、農業経験者のお年寄りたちが若者に教えることで生き生きと活動し、若者も元気にコミュニケーションをとるようになった。
地域の住民も農作業や販売に積極的に参加し、地域がうまく循環しはじめているのを感じる。

太陽の下で自然の営みに対峙する農作業は苦労も多いが、土に触れ、体を動かし、人とかかわりを持つことで、心が晴れ晴れとする。
そんな農業体験を経て、石巻への移住を決める若者も出始めている。

イシノマキ・ファームが運営する石巻市農業担い手センターで、6月15、16日に「石巻百姓塾ーホップコース(1)ー」を開講予定だ。

今回は、「蔓下げ」の作業をしながら講座を通して、ホップ栽培について1泊2日で学ぶ。
2日目の講義には、山梨県北杜市で、ホップを栽培する「ホップ農家小林」の小林吉倫さんが登壇する。
小林さんは、国内品種第一号の「カイコガネ」発祥の地である北杜市を拠点に、日本でのホップ栽培の継承と発展を担う農家さんのおひとりだ。

「ホップ栽培をしてみたい方はもちろん、ビールが好きでもっと知りたい、楽しみたい、という人にもぜひ参加していただきたいです。まずはビールの向こうに農業があることをより多くの人に知っていただくきっかけにできれば、と考えています」
と、イシノマキ・ファームのスタッフ加納実久さん。

ホップを育てる実際の現場を知りたい方は是非ご参加ください。

【石巻百姓塾ーホップコース(1)ー 開催概要】
◆集合
 2019年6月15日(土)11:00
 Village AOYA(石巻市北上町女川字泉沢13)
 https://goo.gl/maps/SiveVarFd2cTDH5B9
◆解散
 2019年6月16日(日)15:30頃
※車のない方は、9:20石巻駅着の電車でお越しいただければ送迎も可。お気軽にご相談ください。
◆受講料
 12,000円/人(税込・宿泊費および滞在中の食費込)
◆申込
 以下のリンクより必要事項をご記入ください。
 1週間以内程度でスタッフよりご連絡いたします。
 https://forms.gle/jRDpjEvGy8v2JnNs7
◆スケジュール
1日目
11:00 AOYA集合 オリエンテーション
12:00 昼食
13:00 古戸沢ホップファーム作業
16:00 終了後、追分温泉へ
17:30 振り返り
18:30 シェアキッチンで交流会 AOYAで交流会、宿泊
2日目
07:30 朝食
09:00 講義① ディスカッション 
10:30 白浜ホップファーム作業
12:00 白浜ビーチパークで昼食
13:00 白浜ホップファーム作業
14:40 AOYAへ移動 講義② ディスカッション
15:30 終了
※天候や都合により変更の可能性があります。

■石巻百姓塾とは?
石巻市の特長的な品種の栽培方法を学ぶ3つのコースを用意。2~3日程度の滞在型プログラムを約半年にわたって開講。それぞれ、栽培から商品開発・販売までをトータルで学ぶことが可能。専業で栽培している農家が講師となり、農業を事業として展開するノウハウを提供してまいります。

詳しくは、イベントページをご覧ください
https://www.facebook.com/events/2332632366801692/

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☆写真はすべて一般社団法人イシノマキ・ファーム様よりご提供いただきました

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この記事を書いたひと

コウゴ アヤコ

ビアジャーナリスト

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。看護師を経て、旅するビアジャーナリストに転身。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ドイツビールに惚れこみ1年半ドイツで生活したことも。海外生活情報誌「ドイツニュースダイジェスト」や、雑誌「ビール王国」(ワイン王国)、雑誌「an・an」(マガジンハウス)、「クラフトビールの図鑑」(マイナビ)などさまざまなメディアで活躍中。

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