梅雨空が続く季節ですが、各地で栽培されているホップはぐんぐん蔓を伸ばし、青々とした葉を茂らせています。毛花から見慣れた毬花に姿を変え、膨らみ始めた畑も多いのではないでしょうか。ホップの収穫シーズンを迎える前に、日本産ホップ推進委員会では2025年6月27日（金）「日本産ホップセミナー2025 夏」を開催します。

今回のテーマは「栽培と醸造の二刀流ブルワリーから学ぶ」

自社でホップ栽培とビール醸造を手がけるブルワリー3社をお招きして、どのように栽培と醸造を両立させているか、マーケティングやブランディングなど、販売戦略を含めて実際の取り組み事例をご紹介します。

これまでの日本産ホップセミナーの参加者アンケート結果を参考にしつつ、要望の多かった醸造現場と販促のリアルな知見を共有。「日本産ホップに価値を置きつつも、実際の現場課題にどう対応する？」という視点で、醸造上の工夫から衛生管理の実践方法、栽培協力者（農家）とのパートナーシップや、飲み手の共感を呼ぶ販売戦略、物価高騰に対するアップサイクルの成功例など、醸造実務者が「参加してよかった！」と思える実践的なコンテンツを予定しています。

ブルワー、栽培農家、日本産ホップに関わるすべての人の後押しをするセミナーです。

日本産ホップセミナー2025夏　開催概要

■日　程：2025年6月27日（金）
■時　間：14:50〜開場 、15:00〜17:00セミナー、17:00〜18:00オンライン懇親会（任意）
■参加費：無料
■開催方法：Zoomウェビナー（オンライン）
■登　壇：オラホビール、妻有ビール、宮崎ひでじビール

▶進行：藤原ヒロユキ（日本ビアジャーナリスト協会代表/日ホ推委員会）
▶コメンテーター：田山智広（SVBマスターブリュワー/日ホ推委員会）
▶コメンテーター：本間誠（HOP JAPAN代表取締役）
※全て敬称略

パネラーの各トピック（予定）

セミナーでは、自社ホップの醸造経験が豊富で、かつ農家や地域との連携にも取り組む各社の“見えない努力”と創意工夫をじっくり伺い、エピソードから深掘りしていく予定です。
お話いただくテーマの一部をご紹介します。
（※現在調整中のため変更になる場合もあります）

オラホビール

・日本産フレッシュホップ×全国常温流通を実現した衛生管理戦略
・過去最速で定員突破！10年続く人気イベント「ホップ収穫祭」

登壇者：小林亮二（オラホビール元工場長）、戸塚正城（オラホビール施設長）

宮崎ひでじビール

・壊滅的被害を乗り越えオーナー数過去最多へ。ホップオーナー制度の底力と進化
・ホップの力を安全かつ最大化する醸造チャレンジ！タンク内スチーム殺菌による衛生管理
・醸造から生まれる「資源」を収益化。麦芽カス100％再利用する「アグリバイオ事業」

登壇者：永野時彦（代表取締役）、森翔太（醸造担当・品質管理責任者）

妻有ビール

・GALA湯沢×妻有ビール “ホップの里親”で生まれた新しい観光資源と地域連携
・新たなファンを呼び、リピーターを増やした「ホップ収穫体験＆ガーデンパーティー」

登壇者：高木千歩（代表取締役）、株式会社ガーラ湯沢

３社のパネルディスカッションを中心に、全国のブルワーやブルワリーオーナーが、自社でも取り入れられる取り組みのヒントになるお話を伺います。

また、今回もセミナー本編後の17:00〜18:00に任意参加のオンライン懇親会を開催します。
どなたでもビール片手にお気軽にご参加ください。

※全て敬称略
※諸般の事情により予告なしに内容を変更する場合があります。ご了承ください。

参加方法

当日はZoomによるオンラインセミナーです。
参加するには、必ず事前の「ウェビナー参加登録」が必要です。
▶ウェビナー無料参加登録はコチラ

▼ Zoomアプリをインストールしてのご参加をお薦めします。
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日本産ホップ推進委員会これまでの活動記録
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主催：日本産ホップ推進委員会

お時間をご調整の上、ぜひご参加ください！

日本産ホップの推進活動にご協力ください。

日本産ホップ推進委員会では、ホップの栽培者から最後の飲み手に至るまで「日本産ホップ」を通して繋がることで、日本ならではの豊かなビール文化を皆さんと一緒に創造していきたいと考えています。

ホップ生産者→ビール醸造者→飲食料飲店へとつながるビアカルチャーを形成するためにも、皆さまのご賛同をお待ちしております。ご興味ある方々はぜひ賛同登録してください。