【季節のお菓子とビールで愉しむ】4月 発酵あんこの草餅
ビール好きの皆さま、4月が始まり、新しい環境での生活が始まった方も多くいらっしゃることと思います。甘いものとビールでちょっとひと息入れるのはいかがでしょうか。今月は砂糖をまったく入れないのに意外なほど甘い発酵あんこを使って、春らしいよもぎの草餅を作ります。
ビールとのペアリングもお楽しみに!
4月のお菓子:発酵あんこの草餅
発酵あんことは
発酵あんことは、ゆで小豆と米麹を混ぜて約60℃で8時間ほど保温して作る砂糖不要のあんこです。
普通あんこは乾燥状態の小豆と同重量〜80%くらいの砂糖を入れて作ります。お菓子作りに慣れている私でも少したじろぐ量です。それが砂糖なしでしっかり甘いあんこになるのがとても不思議なのです。
その秘密は米麹です。要は甘酒と同じで、米麹を低温で長時間保温することにより発酵させ、米麹自体と小豆のでんぷんを糖化します。糖化はビール好きな方にはお馴染みのワードですよね。
低温を保つのは、低温調理器・ヨーグルトメーカー・炊飯器などで可能。私は今回炊飯器の保温機能を使いました。
小豆は鉄分、ポリフェノール、食物繊維が豊富な食材です。時間はかかるけれど手間はないので、日々の暮らしに取り入れていきたいと思っています。
材料 6個
(発酵あんこ 作りやすい分量)小豆100g、水3カップ、米麹100g
(草餅)乾燥よもぎ2g、お湯10ml、白玉粉30g、水20ml、上新粉60g、ぬるま湯60ml
作り方
- 小豆をよく洗い鍋に入れ、かぶるくらいの水(分量外)を入れて火にかける。沸騰したらザルにあけゆでこぼす。
小豆の渋みやアクを除くために行う渋切りという作業です。


- 小豆を再び鍋に入れ、分量の水を加えて指でつぶせるくらい柔らかくなるまで茹でる。私は圧力鍋を使っているので、沸騰後弱火にして加圧15分。そのまま圧が抜けるまで待てば茹で上がりです。
圧力鍋を使わない場合は、中火で40〜50分煮てください。
- 茹で小豆をザルにあけ、茹で汁も取っておく。小豆が約60℃になるまで冷ます。


- 炊飯釜に茹で小豆と米麹を入れよく混ぜ、小豆の茹で汁を100mlほど加えしっとりさせる。


- 炊飯器の蓋を開けたまま保温スイッチを入れ、濡れ布巾をかけ8時間保温する。水気が少なくなったら茹で汁を加える。2時間おきくらいにかき混ぜるとよい。


- 発酵あんこが煮上がったら、120gほどを取り分け6等分にし丸める。残りは冷蔵庫で3日ほど、冷凍で1カ月保存可能です。

- 器に乾燥よもぎを入れ、熱湯をかけておく。

- ボウルに白玉粉と水を入れ、泡立て器でとろりと垂れるくらいまでよく混ぜる。


- 上新粉とぬるま湯を加え、さらに混ぜる。


- ボウルにラップをふんわりかけ、600Wの電子レンジで2分加熱する。

- レンジから取り出したらゴムベラで軽く混ぜ、戻したよもぎを加えさらに混ぜて、よく練ってからラップをかけ直し600Wのレンジで1分30秒加熱する。




- 台の上に広げ、手水をつけて生地を6等分にし丸める。


- 手のひらに生地と発酵あんこを重ね、包んでいく。



- 片栗粉を敷いた上に閉じ目を下にして置く。お好みで上からも片栗粉をかけできあがり。

ペアリング
ホッピーライスラガー

米麹を使用した発酵あんこと、もち米を原料とした白玉粉にうるち米の上新粉で作った生地の草餅は、お米で作るビールが合わない訳がないですよね。ISEKADO Internationalのホッピーライスラガーを試してみました。
ベトナム、メコン川のほとりで栽培されたインディカ米を使用しているこのビール。お米が使用されたビールはスッキリしているものが多い印象ですが、こちらもさっぱりと綺麗な飲み口です。
ほのかに感じる柑橘などのフルーツの香りがよもぎ草の香りと一緒になると、春の野山を思い起こさせます。
苦さが強くないので、ほのかな甘味の発酵あんこともマッチしますね。
ABV:5.5%
ナッツ アンド ミルク

奈良醸造のナッツ アンド ミルクはヘーゼルナッツの香りのブラウンエールです。
発酵あんこは優しい甘さなのですが、バターや生クリームなどミルキーなコクが加わると美味しさが倍増します。という訳でビールでコクをプラスしようと試みたのがこのペアリングです。
乳糖のこっくりした甘さが草餅を包み込んだのはもちろん、ナッツの香りがあんこを引き立てるのに驚きました。甘党の方におすすめの組み合わせとなりました。
ABV:4.5%
いかがでしたでしょうか?
それではよきビールライフをお過ごしください!
※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。




































