[コラム]2015.10.14

ビールのネタ帳(26)文明開化のビール

ビールのネタ帳文明開化

知って飲めばますます美味しいビールのあれこれ。
パブで披露すれば今宵の主役はあなた!?
雑誌「ビール王国」から、ビールの小ネタをえり抜きでお送りします。

文明開化のビール

幕末から明治初期の日本は、英国を模範としていましたからビールも英国式のエールビールが主流。
文明開化と共に外国人との交流を通じて日本人の間に浸透しました。

日本でもエールタイプのビール醸造が試みられましたが同じような味にはなりませんでした。
それは水の違いです。

英国の水はミネラルが多い硬水で、日本はすっきりとした軟水なのです。
一般的に硬水で仕込んだビールは重厚な味で軟水のビールはすっきりとした味になります。

高温多湿な気候や淡白な味付けを好む食文化などから日本人にはすっきりとしたラガービールを好む傾向にあり、
明治の半ばから日本はドイツを模範とし、ビールもドイツのラガービールに傾倒していきました。

日本にビールが入ってきてから150年余。
日本人の食生活や嗜好も変化し、多種多様なビール文化に触れる機会が多くなりました。
あっという間に日本は世界に追いつこうとしています。

「パブで絶対にウケる! ビールのネタ帳」は雑誌「ビール王国」に掲載。
次号は10月16日に発売予定!

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この記事を書いたひと

コウゴ アヤコ

ビアジャーナリスト

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。
ビール好きが高じて2008年から1年半、ミュンヘンで暮らす。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ビアジャーナリストとして雑誌『ビール王国』、海外生活情報誌『ドイツニュースダイジェスト』など様々なメディアで執筆。『ビールの図鑑』『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、『極上のビールが飲める120店』(エンターブレイン)など。

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