[イベント,コラム]2016.7.16

岐阜にビール熱を! Beerに惹かれたものたち 6人目 森島 冬樹氏

Beerに惹かれたものたち岐阜ビール祭り岐阜県森島冬樹

「岐阜でビール祭りがやりたい!」2015年頭、森島氏に初めて会ったときにそう言っていたことを今でも覚えている。普段は岐阜で米農家と移動販売車を使って事業をしている。そんな彼が昨年9月に「岐阜ビール祭り~柳瀬ビックパブ~」を実現させた。そして、8月7日に第2回目を開催する森島氏に今回はフォーカスを当てていく。

夢と希望に満ち溢れているビールをもっと知ってほしい!

森島氏がビールに惹かれたのは3年前の名古屋オクトーバーフェスト。なんとなく飲んでみた富士桜高原麦酒のヴァイツェンに感銘を受けた。「ビールの美味しさで、人を驚かせられる」ここからビールへの想いが深まっていく。

「ビールはスタイルによって明確に違うキャラクターをもっている。だから選びやすいし、勧めやすいです。勧めたビールに驚いてくれたときは最高ですね(笑)。誰と飲んでも一緒に楽しめるお酒って素敵じゃないですか。もちろん、1人で飲んでもいいしね。」と森島氏にとってビールはどのようなものか訊ねてみるとこのように答えてくれた。

「ビールには夢と希望が満ち溢れているよね」とも。

普段は米農家として活動している。今後はホップ栽培も行い、自家生産も試みている

普段は米農家として活動している森島氏。今後はホップ栽培も行い、自家生産も試みる計画だ

自身の感動から動き出したビール祭り

1人のビール好きが何故、イベントを起こそうと思ったのか。「まず、僕自身がハマってしまったということ。そのうえで、クラフトビールを飲んだときの感動を友達にも分け与えたいと思いました。今はクラフトビールブームですが、なんとなく岐阜にも入ってくるのではなく、しっかりと正しい情報とクラフトビールへの愛情とともに岐阜に持ってきたかった。1人でも多くのクラフトビールファンを岐阜に増やしたいからね」と岐阜ビール祭り開催のきっかけを教えてくれた。

岐阜県では第1次地ビールブーム以降、ブルワリーは減少傾向にあり、現在は飛騨高山麦酒、地ビール飛騨、郡上八幡ビールこぼこぼの3社だ。「ビールには全国から人を呼び込む力があると思います。しかし県民性で、ものづくりは得意でも宣伝が苦手というのがありまして」と岐阜県が誇るブルワリーのビールを県外の人にも知ってほしいという想いもある。

0から立ち上げた岐阜ビール祭り。今年はどんな盛り上がり方をするのだろうか?今から楽しみだ

0から立ち上げた岐阜ビール祭り。今年はどんな盛り上がり方をするのだろうか?今から楽しみだ

お客さんの喜んだ姿で、苦労も喜びに変わる!

昨年は何もないところから作りあげていく必要があったため、行政や会場周辺の人々をはじめ、多くの関係者への理解を得るために奔走する日々だった。下地ができた今年は幾分楽になったのではないかと思い、話を聞くと「なかなか受け入れてもらえない(苦笑)もっとイベントの質を上げるための活動をしたいんですが、説明やら説得やらで時間を取られてしまっていて…。2年目も苦労しています」となかなか順風満帆とはいかないようだ。

しかし、そんな苦労を吹き飛ばしてくれるのが、お客さんの喜んでいる姿だ。昨年はあいにくの雨模様の中での開催であったが、悪天候のなか、楽しんでくれるお客さんの姿は森島氏にとって励みになったという。

見た目は怖いかもしれないが、兄貴肌でとても頼りがいのある森島氏。 会場で見かけたら気軽に声をかけて、「一緒に乾杯しましょう!」とのことだ

見た目は怖いかもしれないが、兄貴肌でとても頼りがいのある森島氏。
会場で見かけたら気軽に声をかけて、「一緒に乾杯しましょう!」とのことだ

町まるごと1軒のビアパブ

ビックパブとあるように岐阜ビール祭りは大きなパブだと森島氏は言う。「町まるごとを一軒のビアパブに見立てて、僕が店長です。提供するビールはもちろん、料理も僕が出店をお願いして参加してもらっているところばかりです。一切、妥協していません」とその意気込みを語る。

「今年の目玉は2つあります。1つ目はクオリティの高いクラフトビールに合わせられるクオリティの高い料理の提供です。B級グルメではなく、出店してくれるお店のオーナーシェフこだわりの一品を提供します。それとぎふジビエとのコラボレーションもあります。来場してくれるお客さんに岐阜県産のものを食べて、目一杯楽しんでもらえればと思います。2つ目は前日に長良川で全国花火大会(30,000発もの大きな花火大会)があります。長良川は鵜飼で有名なところです。今年はぜひ、泊りで遊びに来てください」と地元や県内の人はもちろん、県外の人にも満足してもらえるイベントだ。

「今後は年に複数回、趣旨や場所を変えて開催してみたい。一緒にやってくれる情熱的な方の連絡を待っています」とのことだ。

岐阜ビール祭りを支えるボランティアスタッフさんたちと。

岐阜ビール祭りを支えるボランティアスタッフさんたちと。

将来は自身のビールブランドも立ち上げてみたいという。「みんなが地元のビールで客をもてなし、地元のビールを持って遊びにいく。みんなが自慢に思えるようなビールを造りたいです」と夢を熱く語る。森島氏の情熱はもしかしたら数年後、岐阜のビール熱を熱くしているかもしれない。

 

◆岐阜ビール祭り2016~柳瀬ビックパブ~

日時:8月7日(日)11:00~18:00

会場:JR岐阜駅前 信長ゆめ広場(〒500-8856 岐阜県岐阜市橋本町1)

Facebook:https://www.facebook.com/events/262110574149860/

お問い合わせ:gifubeer@gmail.com

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この記事を書いたひと

木暮 亮

ビアジャーナリスト

『日本にも美味しいビールがたくさんある!』をモットーに応援活動を行っている。実際に現地へ足を運び、ビールの味だけではなく、ブルワーのビールへの想いを聴き、伝えている。飲んだ日本のビールは2000種類以上。また、ビールイベントにてブルワリーのサポート活動にも積極的に参加し、ジャーナリストの立場以外からもビール業界を応援している。

当HPにて、「ブルワリーレポート」、「うちの逸品いかがですか?」、「Beerに惹かれたものたち」、「ビール誕生秘話」、「飲める!買える!酒屋さんを巡って」などを連載中。

【メディア出演】
テレビ朝日「日本人の3割しか知らないこと くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館」

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