[ビアバー]2017.2.11

ビア女の酒場放浪記(33)ブリュッセルで装飾美を楽しむビアカフェ「Le Falstaf ファルスタッフ」

ファルスタッフブリュッセル

ベルギーの首都ブリュッセルには歴史的な建物が多く存在し、そのままレストランやビアカフェとして使われています。


ライトアップされたグランプラス「王の家」

歴史的な店は数あれど、装飾の美しさを楽しむビアカフェとして私がお勧めしたいのは「Falstaff(ファルスタッフ)」
シェークスピアの戯曲やヴェルディの歌劇にも登場する陽気な飲んだくれの老騎士の名を冠したビアカフェです。

ヴェルディの劇の最後に歌われる歌詞
「世の中はすべて冗談、人間は全て道化師」。
ベルギービールによく見られる、人を小ばかにしたような愉快なラベルは悲しみさえ笑い飛ばしてくれる魅力がありますよね。

さて、この愉快な店名のビアカフェはグランプラスのそば証券取引所の裏にあります。

創業は1903年。店に足を踏み入れると
アール・ヌーヴォー、パリが最も華やかだったベルエポック、そして世紀末芸術が混然となった煌びやかな装飾に圧倒されます。

床にカラフルな色を落とすステンドグラスや、植物の流線的な装飾を施したテーブルに至るまで実に美しく、それらに囲まれて軽食をとるとベルギーの文化人にでもなったような気分になります。

ワーテルゾーイやカルボナードなどベルギーの伝統料理と共にビールが味わえます。
ランチもやっているので観光の合間の腹ごしらえにも最適。

ブリュッセルはヴィクトール・オルタの作品4点が世界遺産に登録されるなど、アール・ヌーヴォー建築の中心地として知られています。

市内にはアール・ヌーヴォー全盛期当時の建物やインテリアをそのまま使っている豪華絢爛なレストランやカフェが幾つか存在しますが、その中でもグランプラスに近く気軽に入れるのがこのFalstaffです。

ビール好きだけでなく、建物好きな方にもオススメですよ。

Le Falstaff ファスルタッフ
住所: Henri Mausstraat 19, 1000 Brusselベルギー王国
営業時間: 10:00~24:00
定休日: 無し
http://www.lefalstaff.be/

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この記事を書いたひと

コウゴ アヤコ

ビアジャーナリスト

1978年東京生まれ。杏林大学保健学部卒業。
ビール好きが高じて2008年から1年半、ミュンヘンで暮らす。旅とビールを組み合わせた「旅ール(タビール)」をライフワークに世界各国の醸造所や酒場を旅する。ビアジャーナリストとして雑誌『ビール王国』、海外生活情報誌『ドイツニュースダイジェスト』など様々なメディアで執筆。『ビールの図鑑』『クラフトビールの図鑑』(マイナビ)、『極上のビールが飲める120店』(エンターブレイン)など。

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