[コラム,テイスティング]2022.2.28

春の陽気に誘われて麦酒散歩、コンビニ巡りで美味いビールを買い集めてきた

コンビニ

 

先週末の東京は一気に暖かくなり、お出かけ日和の春の陽気でした。美味しいビールを求めて遠出でもしようかな・・・と思いつつも、治まる気配のないコロナ禍、遠出はちょっと気が重い。そこで思いついたのはコンビニ巡り。最近ではコンビニでもクラフトビールや、コンビニ限定ビールなどもよく見かけるようになりました。春はすぐそこ、散歩がてら近所をまわって、美味しそうなビールを買い集めてみました。

 

セブン-イレブン

まずはセブン-イレブン。言わずと知れたコンビニ最大手です。

「セブンプレミアム」というプライベートブランドを展開していますが、その中から発売されているのがこちら、セブンプレミアム 岩手県軽米町 中里さんのホップ畑から

製造はサッポロビールで、「ホップ畑から」のシリーズになっている商品の第6弾です。「信州早生」というアロマホップを使用し、程よい苦みが爽やかなビールです。

昨年の秋に数量限定で発売されたものですので、店舗によっては在庫切れになっているかもしれません。もしセブンイレブンで見かけたら即買いしたほうがいいと思います。

商品情報

セブンプレミアム 岩手県軽米町 中里さんのホップ畑から(350ml)

販売地域:東北、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県

価格:198円(税込217.80円)

(商品情報はセブンイレブンのホームページより)

 

ファミリーマート

次に訪れたのはファミリーマート。レジ横にはフライドチキンや焼きとりなどが並んでおり、ビールのお供が充実している印象のあるコンビニです。

ここでしか売っていないビールがこちら、アサヒ ザ・ダブルです。缶の左上に堂々と「ファミリーマート限定」と書かれています。

何がダブルなのか?それは、缶にも書かれていますが、「キレのピルスナー&香り豊かなエール」、つまりこの2種のビールをブレンドしたビールなのです。

飲んでみると確かに、まずエール特有の香りとコクが感じられ、飲み込んだ後はピルスナーらしい喉越しとキレがある、不思議な感覚のビールです。

商品情報

アサヒビール アサヒ・ザ・ダブル ダブル熟成ブレンド(350ml)

発売地域:北海道、東北、関東、東海、北陸、関西、中国、四国、九州、沖縄

価格:200円(税込219円)

(商品情報はファミリーマートのホームページより)

 

ローソン

3軒目はローソン。大手のコンビニの中ではクラフトビールの品揃えに最も力を入れている印象があります。

紹介するのは僕ビール君ビールです。クラフトビールファンにはおなじみのヤッホーブルーイングの商品で、ローソン・ナチュラルローソン・ポプラの各店舗で発売されています。

ビアスタイルはセゾン。レモン、マスカット、ハーブなどの軽快な香りと、アルコール4.5%と低めなことから、爽やかでドリンカブルなビールになっています。

かわいいカエルのデザインで、ジャケ買いした方もいるのではないでしょうか。

商品情報

ヤッホーブルーイング 僕ビール君ビール(350ml)

買えるお店:ローソン、ナチュラルローソン、ポプラ

希望小売価格:294円(税込)

(商品情報は株式会社ヤッホーブルーイングのホームページより)

 

NewDays

最後はNewDays。関東圏でJRを使う方にはおなじみの、駅ナカのコンビニです。

そこで手にしたビールはこちら。伊勢角屋麦酒のペールエールです。

権威ある国際的なビールの審査会での受賞は数知れず、わが国を代表するペールエールと言っても過言ではありません。

そんなビールが缶ビールとして発売されたのは昨年の秋のこと。駅ナカのコンビニで伊勢角屋のビールが買える!と、クラフトビールファンは快哉を叫びました。

味はアメリカンペールエールの王道を行く、柑橘系の華やかなホップの香りとクリーンな口当たり、さっぱりとした余韻。毎日飲んでも飽きることのないビールです。

商品情報

ISEKADO PALE ALE 350ml缶(イセカド ペールエール)

主な取り扱い店舗:NewDays(関東エリア)約380店舗(※一部店舗除く)、ナチュラルローソン(全エリア)約100店舗(※一部店舗除く)、紀ノ国屋、ライフ、信濃屋

メーカー直販価格:345円(税別)

(商品情報は伊勢角屋麦酒のプレスリリースより)

 

まとめ

コンビニ限定

私は東京の西郊の小さな街に住んでいますが、自宅から散歩がてら約1時間歩いて4店舗をまわってきました。ここでは紹介しきれませんが、他にも店舗限定や期間限定のビールをいくつか見かけました。

コロナ禍の微妙な雰囲気の世の中ですが、近所の散歩に気を使うことはありません。思い立ったらすぐ行ける、予算はビール代のみ、究極の近場のビア旅です。普段は入らない店に足を踏み入れてみれば、見たことのないビールとの出会いが待っているかもしれません。次の休日、天気が良ければ、麦酒散歩でコンビニ巡りに。

 

(店舗や時期により商品の取り扱い状況は異なりますので、最新の情報はご自身が訪問する各店舗でご確認ください)

アサヒビールアサヒ・ザ・ダブルサッポロ セブンプレミアム 岩手県軽米町 中里さんのホップ畑からサッポロビールセブンイレブンニューデイズファミリーマートヤッホーブルーイングローソン伊勢角屋ペールエール伊勢角屋麦酒僕ビール君ビール

※記事に掲載されている内容は取材当時の最新情報です。情報は取材先の都合で、予告なしに変更される場合がありますのでくれぐれも最新情報をご確認いただきますようお願い申し上げます。

(一社)日本ビアジャーナリスト協会 発信メディア一覧

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この記事を書いたひと

津田 敏秀

ビアジャーナリスト

1972年、東京都出身。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。
外食チェーン企業に15年間勤務の後、独立。串揚げとクラフトビールの店を7年間経営。今までの経験を活かし、飲食店の経営に関する記事を得意とする。
好きなビールはスタウト。趣味は乗り鉄。

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